カテゴリー「flyfishing・釣り」の記事

2023.12.02

目覚めたら風も無くあまりに良い天気だったので、朝霞ガーデンに

この週末は今シーズン最大の寒気が日本列島を覆い、北海道や東北では大雪が降り、ブラックアイスバーンでは事故が多発していた。東京も気温が下がり、今年の釣りは前回の養沢毛針専用釣場を最後にするつもりだった。ところが、目覚めて外を見ると風も無くあまりに良い天気。これなら釣りをしても寒くなさそうだ。養沢もこの週末まではやっている。しかし、これから出発すると渋滞やらなんやらで到着はお昼近くになってしまう。

ということで久しぶりの朝霞ガーデンに。
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朝霞ガーデンでも基本的にドライで釣るので、風が吹くとしんどいが今日はほぼ無風。日差しが心地よく寒さも感じない。小さな虫が飛んでいて、時折ライズがある。ジャンプするニジマスもいて、上を向いている魚もいるということだ。

#20のフローティングピューパを結んでアウトレットからの緩い流れにフライを流すと、すぐに魚の反応が。5回流せば1回咥えるという感じ。
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#20のフライなので、ティペットも8X。フライを咥えるのは不思議と尺越えの立派な魚体のニジマスばかりで、その都度取り込みに苦労することに。無理せず、時間をかけて慎重に取り込み、ラインブレークは一度も無かった。

さて、管釣りでは魚を水から上げないで写真を撮るのに苦労する。ラバーネットなら撮りやすいのだけれど、残念ながら持っていない。1尾だけ写真を撮るために陸にあげさせてもらった。撮影後、このニジマスはちゃんと元気に泳いでいきました。

今度こそ、2023年の釣り納め。
来年も良い釣りができますように。

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2023.11.18

養沢毛針専用釣場の冬期特別延長営業で今年最後(多分)の釣行

養沢毛針専用釣場が12月3日までの冬期特別延長営業を実施している。前回、10月に出かけた2年ぶりの釣行では迂回路も見つけて、心配したほどの渋滞にも巻き込まれずに帰ってこれた。昨年の11月はうらたんざわ渓流釣場に2回ほど出かけたが、紅葉シーズンの中央高速渋滞でえらい目に遭った事が思い出される。今年最後(今のところ)の釣行は、うらたんざわよりも近いし入渓料も2000円とリーズナブルな養沢へいくことにした。

20231118-8-13-54s 6時に出発し、想定外の首都高の緊急工事渋滞には巻き込まれたものの、2時間ちょっとで養沢に到着。8時開場なのでちょうど良い時間。朝の気温は6℃で薪ストーブが有り難い。受付で受け取ったバッチは4番。先に受付をした人は、ほぼ事務所下から下弁天付近で竿を出している様子なので、少し上がって坂東橋から入渓。

川に降りても虫の気配はなく、ニジマスも上を向いている感じではない。そうはいってもひょっとしたら?との希望もあり、ドライのミッジフライを結んで流してみるも、全く反応無し。ということで、早々にニンフに換えてルースニングでフライを流し込むとすぐに反応が。止水に近いプールよりも流れにいるニジマスからの反応が良く、調子よく食いついてくる。バラしも多いが、とにかく魚の反応があるのはうれしい。

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ほっぺが赤いまるまる太ったニジマスは、サイズの割に引きが強く取り込みに苦労した。朝はそれほど風もなく日が射し込んでいたのに、11時くらいからは陰って風も強くなり、冷たい風ですっかり体が冷えてしまった。尺を超えるニジマスには出会えないままに終点の海入道橋まで釣り上がったのでお昼休憩に。
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体と指先が冷え切ってしまっていた。風が無ければ外のテラスで食べたかったけど、暖かい事務所の暖炉の前に座り、持参したおにぎりで昼食。温かい珈琲と事務所スタッフの方との会話で心も温まった。
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午前中はニンフで数を釣ったので、午後はドライで通すことにして下弁天のプールに立つ。何か小さな虫が流れてきているのか、散発のライズがある。#24ほどのフローティングピューパを流すとすぐに反応が。しかし、見には来るけどフライを咥えない。ティペットを嫌がっているか?東京の方では8xまでしか持っていないのでこれ以上細くもできない。それでも、フライを替えたりしながら2度ほどはフライを咥えたもののバラした。そうこうしていると、小さな水棲昆虫のハッチが増えてきてライズも頻繁に。#16~14位のカディス?も飛んできて、水面を飛んでいたらパクッと食われた!
おおっ、このサイズに反応するならと、#14のCDCカディスにチェンジ。これがマッチしたのか、暫くは調子よくニジマスがフライを咥えてくれた。しかし、2時半を過ぎる頃から虫の気配がパタリとなくなり、ニジマスのフライへの反応も鈍くなった。日が陰って薄暗くなってきたので3時に納竿。

20231118-18-28-14s バッチを返却し、事務所の軒先で地元の農家さんが販売している赤カブ(エシャロット)100円を購入し、「また来年よろしくおねがいします」と事務所スタッフに声を掛けて帰路についた。

養沢を出発して暫く走っていると、右手に違和感が。武蔵五日市駅辺りで、右手人差し指が曲がったまま伸びなくなった!これが噂に聞くばね指?左手で人差し指をゆっくりと開いて伸ばす。2度ほど曲げ伸ばしを繰り返し、正常に戻った。痛くは無いけど不安になる。

帰りは事故渋滞もあり、行きよりもちょっと時間がかかったが、まあ想定内の時間で帰宅できた。
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夜にはエシャロットをサラダにして、ワインを飲みながら、充実した一日を振り返る。そして、帰りに起きた指の異常をネットで調べると、どうやら腱鞘炎のようだった。日常的にPCのマウスを握っているし、釣りをするときにもマウスを握るときと同じグリップ。PCに向き合う時間をもう少し意識して減らすことにしよう。

 

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2023.10.17

まるで写真のような色鉛筆画にしてもらえて、感激!

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今年の4月、7年前に上げていた「背振の渓流に、ヤマメは生き残れるのか?古湯に過度に期待する理由」に久しぶりにコメントが付いた。
「この写真をモチーフに絵を描いてみたいのですが、許可をいただけないでしょうか?」という問い合わせ。
もちろん、拒否する理由など無いので是非使ってくださいと返答。

その後、DMで何度かのやりとりをして、完成までには時間がかかるとのことでできあがりの連絡を待っていた。それからちょうど半年。
作品が完成したので、アトリエピクターさんのFacebookページにアップしましたとの連絡が!色鉛筆画なので、原画は紙に描かれているんだろうか。アップされた画像は、それをスキャンしたのか撮影したものだろう。きっと、原画で見ると表面のタッチやディティールの表現はもっと深みがあるんだろうな。それにしても、言われなければ写真に見えてしまう。

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因みに、こちらがオリジナルの写真。
再現度の高さが凄い!

私の写真を選んでいただき、ありがとうございました!
来シーズンもヤマメ釣りに励みます。

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2023.10.14

2年半ぶりの養沢は心配していた渋滞もそれほどでもなく、午前中良い釣りができた

自然渓流でのヤマメの釣りができなくなったので、2年半ぶりに養沢毛針専用釣り場へ。
いつも中央高速の渋滞でうんざりするんだけれど、今回はそれほどでもなく、朝6時に出発して8時に到着。
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今日の番号は16.過去一小さい番号かもしれない。入渓点を間違えなければ、先行者のいない区間での釣りが少しは楽しめそうだ。
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入渓前に本日初のコーヒーを一杯。
駐車場にはまだ支度中のflyfisherも多く、下の流れにも釣り人の姿は見当たらない。
管理事務所のすぐ上流側、下弁天との間の駐車場に移動し、釣りの準備。他にも2組のflyfisherが準備をしている。
準備を整え、坂東橋から入渓。今回は、初めてアクションカメラを胸にセットしての釣り。カメラのスイッチを入れたり切ったりもあり、なんだか慌ただしい。
魚影はたくさん見えるも、毎日プレッシャーを掛けられているのでなかなかフライに反応しない。そこで、フライサイズを#24に下げて流すと、反応がよくなった。
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下から浮いてきてゆっくりフライを咥える、あるいはドルフィンライズでフライを咥える姿がしっかり見えてうれしい。良い感じでニジマスは出てくれるが、やはりヤマメは出ない。たまにその姿を見かけても、フライが落ちた瞬間に逃げる。しっかりシーズン中に学習している。
まあまあ調子よくニジマスと遊んでいたら、海入道橋で初めて先行者の姿。ここからは流石にフライへの反応が鈍くなってきた。

宝沢まで釣り上がったところで退渓。車に戻って事務所のテラスで少し早い昼食。
午後はどこから入っても先行者がいるので、松葉から入渓して魚影が濃い早渕を中心に釣りをして平和橋で退渓し、帰りの渋滞を考慮して2時に納竿。

事務所でバッチを返すときに、今日の入渓者数を尋ねると31人と言うことだった。ということはちょうど真ん中だったということか。
久しぶりに2桁のヒット(うち、バラし2回、ラインブレーク1回)でまあまあ楽しい一日を過ごし、帰路についた。

都心環状線を避けて遠回りをしたことで心配していた渋滞もそれほどではなく、帰りも2時間で到着。
終わり良ければ全て良し、の一日でした。

 

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2023.09.30

シーズン最終日はとうとうボウズで終了!悔しいけど、来シーズンへの光も見えた

例年、シーズン最終日は梅野川か背振の渓流で迎えていた。しかし、今年はどちらも大雨の影響で渓相も変わり魚影も薄くなっている。その上多くの釣り人が入渓する最終日、渇水気味の川では良い釣りはできそうもない。そこで、シーズン最終日は高瀬川から日田漁協管内を釣りまわることにした。

高瀬川沿いに流星号を走らせると、入渓ポイントには釣り人の車が何台も。上流まで一通り走って釣り人の車が無いところから入渓することにする。

これまで福岡近郊のいろんな川で出会った釣り人を見ていると、ルアーマンとflyfisherでは、車の傾向が違う。ルアーマンは大きめのSUV、あるいは大型のワンボックス。対してflyfisherは輸入車(僕の流星号も)やXVを始めとするスバル車、そして軽乗用車が多い。入渓ポイントに駐まっている車で、だいたいルアーマンかflyfisherかの想像がつく。

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車が駐まっていないポイントから入渓。退渓するポイントには2台のSUVが停まっていたが多分そこから入渓したルアーマンのものだろう。
入渓してすぐにフライを咥えたのは7寸ほどのイダさん。なんか、先月の神流川のような展開でいやな予感。砂地に足跡はたくさんあるものの、濡れた足跡は無いので、今日の先行者はいなさそう。しかしヤマメの反応はない。白泡から小さなヤマメが出てフライを咥えたが、すぐにフックアウト。その後も小さなヤマメが2度ほどフライを咥えるも、いずれもバラし。

実質的な魚止に近い淵で、底の方に魚影発見。しかも大きくて複数確認できる。ドライには全く反応しないので、ニンフを沈めてみるが反応無し。しばらくそこに留まり、フライを何度も変えて流すも結局なんの反応もなく断念。その後も魚影を確認できてもフライには全く反応してくれないまま退渓。朝入渓前に確認していた2台の車は既にいなくなっていた。

少し下って車の無いポイントから入渓するも、やはりヤマメの反応は無い。高瀬川を諦め別の川へ移動することにする。

日田漁協の釣り場案内を見て、次に行く川を探す。次に行く川はどれも初めての川となる。かつて訪れた川も、10年以上前なので実質初めてと同じ。入渓ポイントもわからない。午後は来シーズンに向けた情報収集も兼ねて新しい川を目指す。

向かってはみたものの、やはり入渓ポイントが見つからない。釣り場案内とGoogleMAPを付け合わせながら入渓できそうな場所を探すと、木陰にVolvoが駐まっている。フロントに日田漁協の駐車証。ここからflyfisherが入渓しているに違いない。朝から入渓しているとすればそろそろ退渓して戻ってくる頃合いか?だとしたら、十分に時間は空いている。

Volvoの前に流星号を駐め、昼食のかしわ飯のおにぎりを食べてから入渓。しかし、10mほど釣り上がったところで遡上を断念。川幅が狭く思うようにRodが振れない。一度流星号に戻って6ftのショートロッドに持ち替え、再び入渓することに。渓相は背振の渓流の上流部や小野川の川幅を狭くしたような感じか。

暫く釣り上がると少し広めのプール。流れ込みの白泡にフライを投入すると、7~8寸ありそうな魚影が追ってきた。しかし、フライを咥えることなくUターン。それでは、とフライを替えて流すも反応無し。ところで、入渓はしたものの退渓ポイントがわからない。最悪の場合は入渓点まで引き返すか?そんな不安も抱きながら更に釣り上がると岩に濡れた足跡。Volvoの釣り人のものだろう。朝から釣り上がっているにしては足跡が新しい。朝から入渓したと思っていたが、違ったようだ。すると、その先に人影。やはりflyfisher。入渓は1時間ほど早いだけだったか。これでは釣れるはずもない。
少し離れたところから声をかけた。僕よりちょっと年上か?4尾釣り上げ、うち1尾は24~25cmほどの良いヤマメだったそうだ。やはりこの川にはヤマメがいる。退渓ポイントもすぐ目の前だった。その方はそのまま上の堰堤まで釣り上がると言うことで僕はここで脱渓。

結局シーズン最終日はボウズで終わったが、そう悲観することもない。来シーズンに向けて良い情報が得られた。この川には来シーズン、改めて釣りに来よう。

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2023.09.29

禁漁直前!朝だけ行ってきたけど危うくボウズくらうところだった

明日で今シーズン終了。って考えながら寝たら、早朝に目が覚めた。平日だし、ひょっとしたら良い魚に出会えるか?とあの川へ出かけた。

到着すると、釣り人の車は見当たらない。川にいられるのは朝の限られた時間だけなので、好きなポイントに集中すべく気合いを入れて入渓。
しかし、減水していてヤマメの反応は薄い。たまに反応があってもチビヤマメ。砂地にはたくさんの足跡があるが、今日のものではなさそう。連日釣り人に攻められて警戒しているのだろう。

一度瀬の小さなポイントで7寸ほどのヤマメがフライを追ってきたが口を使わずUターン。数投目でフライを咥えたが、掛かりが浅くフックアウト。残念。

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予定していた時刻になり脱渓。
途中、小型のスズメバチにしつこくつきまとわれ、流星号でタックルをしまっている最中にはオオスズメバチがやってくるという、緊張の時間帯もあった。おにやんまクンの神通力は効かなかったか。結局、ネットに納まったのはやっと5寸を超えて16cmの、目の周りが黒くてパンチをくらったかのようなヤマメ。これ1尾だけ。

流星号を出発させると、釣り人のものと思われる車が2台。シーズン終了間際なので、平日でもみなさん川でヤマメと向き合いたいんでしょう。
帰路の道路はスムーズで、1時からは通常モードでPCに向かい、3時に予約していた6回目のコロナワクチンも接種完了。

今日の釣果はイマイチだったけど、川に身を置けただけでも良かったかな。いよいよ明日は最終日。何処に行っても釣り人だらけだろうな。最終日、ボウズだけは避けたいなあ。

 

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2023.09.17

悔しいフックアウト。熱中症になりそうな暑さとあまりの反応の無さで、午前中で撤収

秋雨前線は日本海、対馬方面に停滞し、天気予報では九州北西の海沿いは荒れそうだが、福岡県南東部から大分や東方面は好天に恵まれそうだ。それではと流星号を東に走らせる。

川には他の釣り人の車は見当たらない。最初の入渓者として川に降りると渇水気味。玉島川や背振は秋雨前線の影響で増水しているというのに、えらい違いだ。フライを流すとヤマメの反応は悪くないが、小さなヤマメばかり。出るには出ても、口を使っている様子が無い。減水している上にシーズンも終盤でかなり警戒した出方だ。5寸ほどのヤマメをバラした後は、小さなヤマメの反応が続く。ヤマメが付いていそうな岩陰からもフライを追う影は浮いてこない。
そして本命のポイントのすぐ上、小さな段々の溜まりにフライを落とすと想定外の大きなヤマメが突然飛び出しそれを咥えた。慌てつつもうまく合わせることはできた。しかし、岩の下に潜られてしまった。ロッドを引くとラインの先にヤマメの感触はある。岩の下から引きずり出そうと暫くテンションをかけ続けていたら、突然ロッドのテンションが解放された。ティペットが岩に擦れて切れたのかと思ったら、フライが付いてきた。悔しいフックアウト。掛かりが浅かったか。

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その後、暫く反応は無かったが、小さな流れで6寸に少し欠けるけれどやっと1尾をネットに。

そこから少し釣り上がると、全く魚の気配が無くなった。やがて石の上に真新しい濡れた足跡を発見。途中から入られてしまったか。
一度退渓し、少し上流へ移動するとその足跡の主と思われるflyfisherの姿が。声をかけると僕の存在を知っていて(流星号の少し先に彼の物らしい車が駐まっていた)入渓した後ろめたさからなのか、上流に入渓してくれという。とはいえ、すぐ上に入渓するのもなんだから、暫く登ったところから入渓。しかし、先行者の足跡が残り、既に他の釣り人が入った後だったようす。全くヤマメの反応が無いままに退渓。

この時点でまだ10時をまわったところ。納竿するには早いので一気に下流に下って再入渓。しかし、ヤマメどころかハヤやカワムツの反応も無い。水温を測ったら19℃。水温が高いせいなのか?時間を考えれば、恐らく他の釣り人が既に一度釣り上がっているだろう。結局ほぼヤマメの反応が無いまま12時に。麦茶を1リットル以上飲んで大量の汗をかき、午前中の釣りを終えて脱渓。

流星号に戻り頭から氷水を被り、冷たい麦茶を一気に飲み体温を下げる。今日も熱中症ギリギリだったか。流星号の車外温度表示は32℃だった。
昼食をとり、落ち着いたところでゆっくりと流星号を出発させて山を降り、福岡に向かう。車外温度表示を見ていると、段々とが下がっていく。普通なら山を降り街に向かうと逆に気温は上がるはず。途中から雨が降り出し自宅に到着するころには27℃。雨のせいで気温が上がらなかった(下がった)のか。
山では熱中症になりそうな温度だったのに、拍子抜け。

明日は3連休の最終日。今日の状況を見れば西は増水、東は渇水。いずれにしても釣り人は多いだろうしヤマメにとっての環境は良いとは言えない。早起きしてもラグビーの日本戦を観戦するのに留めてじっとしておこう。

今シーズンのStop fishing は、いつ、何処で迎えようか。悩ましいなあ。

 

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2023.09.16

2日連続の早朝の大雨に、玉島川も増水と濁りで今シーズンは終了。移動した渓も魚の気配が消えていた

 木曜、金曜と2日続けて早強の雷雨で目が覚めた。長崎や佐賀県の唐津市ではあっという間に冠水し大雨洪水警報が出るほどの雨だった。
金曜日は夕方に七山で打ち合わせが予定されている。近くの古湯では月曜日に今シーズン最後の放流を実施した。年券を購入し、3回ほど足を運んだけどボウズだったので、七山に行く前に古湯に寄って竿を出してみることにした。貝野川は相変わらず餌釣り師が陣取り、本流はダムからの放水が多く濁って増水気味。ライズも無くフライでは全く対応のしようが無かった。

餌釣りしていた人に声をかけると、16尾釣ったという。「そんなに釣れたんですか?」というと「でも、こんなのばっかり」、と10cmほど指を広げて見せた。今回放流したヤマメが小さかったらしい。大雨でヤマメの養魚場が被害を受けてヤマメが流されてしまったからだという。大雨はそんなところにも影響を及ぼしているのか。いずれにしても今シーズンを振り返ると、来シーズンは古湯の年券を買うことは無いだろうな。

七山に向かい、玉島川を覗き込むと朝の雨のせいか濁りが入って増水気味。さて、明日はどうだろうか?

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七山で朝を迎え、玉島川を見下ろすと、水量は少し多めくらいだけれど、やはり濁りは残って餌釣りやルアーだったらちょうど良いかもしれないけれどフライには厳しい状況。そもそも大雨にヤマメも流されているだろう。玉島川での釣りは諦め、濁りの無い渓流を求めて移動。

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標高の高い渓流は濁りもない。しかし、木・金の早朝の大雨もあるけど、7月の大雨被害で全く魚の気配が無くなっていた。
バラしもあり、やっと5寸ほどのヤマメとチビヤマメが3尾ほど釣れたものの、本当に魚の気配が無い。産卵の季節を迎えようとしているのに、生を繋げられるのだろうか?心配になってきた。

今シーズンも残り2週間。さて、明日は何処へ行こう?

 

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2023.09.10

大雨後の背振の小渓流、第2回確認釣行。やはり魚影は薄く、出ても小さなヤマメばかり

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森保ジャパンがドイツに快勝したのを見届け、背振の渓流で大雨後にまだ足を運んでいなかった川へ確認釣行。

川に降りる前に、上から見ただけで大きく渓相が変わっているのがわかる。水の無い川岸には大きな石がゴロゴロし、一方でプールも川底もほとんど砂で埋まってしまっている。これでは大きなヤマメが隠れる場所がない。

入渓して浅い流れのくぼみにフライを流すと、すぐに小さなヤマメが飛び出した(けどフライは咥えず)。ヤマメがいることが確認できて、まずはほっとした。しかし、その後も出てくるのは小さなヤマメばかりで、しかもなかなかフライを咥えない。そもそも、フライが口に入るほどの大きさもなかったりするのだが。

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途中、突然のにわか雨で慌ててレインジャケットを着て、木陰で雨宿り。雨脚が強くなるならすぐに脱渓して流星号に戻るべきだが、雨雲レーダーを見ると、その付近に雨雲は表示されていない。すぐに止みそうなのでそのまま待機していると、10分ほどで小雨になってきた。

そこから更に釣り上がると、上流部は大きく護岸が崩れていたり、良いサイズのヤマメが付いていたプールが砂で埋まっていたり……

朝から3時間ほど釣り上がり、ネットに納まったのは3尾だけ。いずれも4寸~5寸。そして、この川のヤマメに共通する2列に並ぶ特徴的な丸いパーマークが見られた。ここで繁殖を繰り返している証だろう。このまま途絶えることなく、この川で生を繋いでいってほしい。

脱渓して流星号に戻る道から川を見下ろすと、若いカップルが釣り上がってきていた。フライロッドを持った男性が気付いて、「ここを釣り上がったんですか?と尋ねてきた。「この先○○辺りまで釣り上がりました」と応えた。女性はルアーロッドだったが、ルアーを通せるようなポイントはこの先ないけどなあ、と思ったが、それは口に出さずにそこを立ち去った。

いよいよ来週の3連休が、実質今シーズンのラストになるか。なんとか8寸越えを釣り上げて締めくくりたいものだ。

 

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2023.09.09

梅野川での今シーズンは終了。魚影も薄く、来シーズンも期待できそうにないか

1か月ぶりに梅野川へ。中間育成場がきちんと機能していた頃は、8月下旬に産卵のための選別をして、産卵に参加させないヤマメを放流していた。今年はどうだろうか?

到着すると、間地橋前の駐車スペースには佐賀ナンバーの軽ワンボックス、栗の木前の駐車スペースには準備中の釣り人。下流部は2人に先をこされてしまったので、上流部へ。ただ、また熱中症なんてことになると怖いので、堰堤上からではなく中間育成場の少し下ったあたりから上を釣り上がろうと考えて中間育成場へ。幸い、先行者の車は見当たらない。しかし、育成場へ行く途中の道がやたらと荒れていた。たくさんの枝が落ち、育成場直前には大きな枝が道を塞いでいた。流星号を止め、降りて撤去。石ではないので簡単に動かせたが、なんか不安。

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支度を済ませ、まず育成場の様子を確認。敷地の中は草や蔦が生え放題で、入り口の門も暫く開いた様子が無い。育成の水槽は全部空だった。育成場前のプールへ降りる階段へと向かうと、なんと鍵がかかっている!道路の状況もそうだったが、暫く誰もここに来ていないのだろうか?

扉を開けてここから降りたい所だができない。塀を乗り越えるのも、もしもの時が怖い(塀が川側に倒れたりしたら絶対大けがする)。大きく回り込んで、下流から入渓するも魚の気配が無い。そろそろ産卵に備えて喰いが良くなっても良さそうな時期なのだが。水温を測っていないが、水温が高くて底の方に張り付いているのだろうか?

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ヤマメの反応が無いまま、育成場手前の赤い橋をくぐると、その先に倒木が川を塞いでいた。途中の渓相も随分変わっていた。8月に入っても台風やら局地的な大雨やらで、梅野川も大水が出たか。倒木を回り込み、育成場前のプールにたどり着くと、上から声が。ルアーマンが塀を越えて降りてきた。少し話をし、彼は僕の後を釣り上がる。
少し反応が出てきてフライを見に来るヤマメもポツポツあるが、口を使うことは無い。何度か走る魚影を確認し、合わせ切れが1回あったが、いずれもせいぜい5~6寸くらい。

梅野橋下の淵まで釣り上がったところで退渓し、お昼休憩。暑ければここで納竿とするつもりだったが、思いのほか涼しく、午後は栗の木脇のスロープから入渓して堰堤まで。午前中に先行者がいたことはわかっているので、それらしいポイントだけ選びながら。

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結局、一日でこんな小さなヤマメが3尾釣れただけ。早いけれど、2時で納竿。

中間育成場や川の状況、そしてヤマメの魚影を見ると、今シーズンはこれが最後だな。このままだと来シーズンも期待薄かなあ。
津江漁協さん、頑張ってください!

 

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