カテゴリー「旅行・地域」の記事

2024.05.11

脊振の川も玉島川もすっかり変わってヤマメの魚影はほとんど無し。 「ななのゆ」のヌルヌル温泉とつゆだくカツ丼で気分を上げて帰宅

昨シーズンで古湯を見限り、今シーズンは脊振方面へはまだ出かけていなかった。昨年の大雨で、脊振方面でも大きな被害が出ていた。シーズン終盤にまわった川はどこも護岸が崩れ、渓相も大きく変わっていた。水害後は行けていないが玉島川は越水し、護岸が崩れたり岩が動いたりと言うのは伝えられていた。

そして今春、玉島川の清掃作業をする写真などがSNSで伝わってきた。そこで玉島川、脊振の様子を見に出かけることにした。

三瀬峠を越えて玉島川に向かう途中の川にまず入渓。昨シーズン最後に入ったときから更に渓相は変わり、どこも砂で埋まってヤマメの姿は無し。たまに出るのは2寸、3寸のチビヤマメだけ。この川を早々に諦め玉島川へ。

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いろんな物の値段が上がっているが、玉島川の遊漁料も今年値上がりして日釣りで1,200円に。流下物は綺麗に取り除かれて釣りやすいものの、やはりどこも砂で埋まり、ヤマメが付きそうなポイントがほとんど無くなっていた。そして魚の気配もほとんど無し。所々に新しい足跡が残っているので、昨日か今朝か釣り人が入ったようだ。
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玉島川は漁協が放流しているものの、古湯同様に解禁直後に餌釣り師にほとんど釣り上げられているのだろうが、どこかに釣り残された成魚はいるはず。一日釣り上がり(滝川も覗いてみたけど、工事?のせいか濁って竿を出せず)、2尾。しかも最大がこれ。

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結局、消化不良のまま脱渓し、目の前の「ななのゆ」へ。PH値10.1は佐賀県内で一番アルカリ度数が高い天然温泉。少しヌルヌルして体にまとわりつくようなお湯は、いかにも温泉に浸かっているという感じが良い。汗を洗い流し、遡行でパンパンになった足を露天風呂でほぐした後は、お約束のコーヒー牛乳。
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このレトロな自動販売機も良い。さて問題です。お金を入れた後、どうやって牛乳を取り出すでしょう?気になる方は是非ななのゆへ。

温泉にも浸かったし、今日はゆっくりしてここで夕食を食べてから帰ることにしている。お目当てはカツ丼。
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コーヒー牛乳を飲んでも汗は治まらず、体は火照ったまま。ノンアルコールビールを飲みながら、カツ丼のできあがりを待つ。
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関東のカツ丼とはちょっと違い、ここのカツ丼は出汁の利いた汁がたっぷりの「つゆだく」で僕好み。
温泉と美味しいカツ丼と山の空気に癒やされ、残念な釣果との帳尻を合わせて帰宅の途についたのでした。

 

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2024.02.12

スペーシアXに乗って、20年ぶりくらいで日光に行ってきた

大晦日に初孫が生まれ、それから1ヶ月間は娘夫婦と孫の3人が里帰りで同居していた。といっても、僕は半分福岡にいて留守にしているので、妻への負担が大きかった。「来て嬉し、帰って嬉し孫たちかな」というけれど、娘家族が帰り肩の荷が下りたのは妻だ。その妻がゆっくり温泉にでも行きたいという。

1週間後の温泉旅行を急ぎ計画

ちょうど東京にいる3連休に空いている温泉旅館を探すが、連休でしかも一週間前。山の方だと雪も残っているだろうから車ではなく、鉄道で行けるところが良い。となると、東武線で日光・鬼怒川か中央線で山梨方面か。そういえば、東武線で新しく運行開始したスペーシアXに乗ってみたい。となれば日光だ。世界遺産の見所もたくさんある。スペーシアXでいく日光と言えば、東武ツアーだけれど、こんな直前に空いているはずもない。

パッケージでは探せなかったので、まずbooking.comで日光の宿情報を検索すると、素泊まりなら取れそう。それでは、スペーシアXは?と特設サイトで空き状況を検索すると、午後1時過ぎの列車で、スタンダード席に5席だけ空きがあった。まずスペーシアXの席を確保し、宿を探す。booking.comで良さそうな宿を見つけたが、喫煙の部屋しかない。禁煙の部屋は無いかと問い合わせると、booking.comに卸ているのは喫煙の部屋だけだという。さて、どうしたものかと宿のサイトを見ると、別館特別室は禁煙。宿のサイトではこの部屋に空きがあったので予約。素泊まりなので、値段もリーズナブルだ。

宿もスペーシアXも確保できたが、夕食にありつけないと旅の楽しみは半減する。3連休なので良い店は予約しておかないと飛び込みでは難しいだろう。日光といえば湯葉、とよさげなお店を探して予約を試みるが、案の定どこも既に予約でいっぱい。湯葉をあきらめ、TripAdvisorで評価が高いレストランからいくつか候補を選び、トラットリアリッジを予約。これで旅の準備は整った。

車を置いてアルコールOKの旅

日光へ行くのは20年ぶりくらい。前回は家族で参加したバスツアーだった。
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今回も車を置いて列車での旅なので、気が楽。車内で楽しむためのビールやらおつまみやらを買い込み、バーボンを入れたスキットルとグラスも持参。そう、スペーシアXの売りの一つのラウンジで提供されるビールは、残念ながらsold outでありつけず。1時間半という短い行程だけれど、雪が残る車窓からの景色を見ながら列車の旅を楽しんだ。

1泊だけ最低限の手荷物なので身軽だ。東武日光駅から宿までは、周辺の様子などを確認しながら歩いて20分ほどで到着。通されたのは、大谷川を見下ろす、広くて快適な部屋だった。

受け付け時間に間に合わず、拝観できず

荷物を置き、早速宿からは歩いて10分ほどの世界遺産の一つ、東照宮を目指す。
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やはり世界遺産の輪王寺を抜け、東照宮の前に立って愕然。拝観受付は15:30まで。既に16時を過ぎ、輪王寺の金箔は夕日に照らされ輝いていた。
明日朝一番に再訪することにし、周辺を散策。カフェで抹茶を飲んだりして時間を調整し、予約していたトラットリアまで散歩しながら歩いて向かう。

美味しい食事と金谷ホテルのバーで充実した夜に

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トラットリアリッジに到着すると入り口に「本日は予約のお客様で満席です」とかかっていた。予約していて良かった!地元の常連さんらしきお客さんで賑わう、気取らず 居心地の良いお店。
日光生湯葉のカプレーゼで、念願の湯葉にもありつけた。そして本日のオススメに「ヤマメのコンフィ」!普段、ヤマメはC&Rで釣ってもめったに食べない。過去にヤマメを口にしたのは数回しか記憶にない。骨も頭もパリパリで美味しくいただきました。
他の料理もみな美味しく、お店のスタッフの対応もかしこまらず適度にフレンドリー。食事の時間をワインとともに楽しく過ごした。

そして、今回もう一つ行きたかったのが金谷ホテルのバー。流石に金谷ホテルに泊まるほどの余裕はないので、せめてバーで一杯。事前に電話で予約できるかと尋ねたが、宿泊のお客様が優先で予約はできないと。席が空いていれば入れますということだったので、ダメ元で扉を開いた。
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幸運なことに、次のお客様の予約(宿泊客)が入っていますが、その時間まででしたらということで無事に席に着くことができた。しかも、暖炉の前の特等席。オリジナルカクテルもあったが、初めてのバーではいつもマティーニ。妻はジンフィズ。どちらも小ぶりの大正時代のグラスで提供された。マティーニのベースはタンカレーだった。

宿に戻り、温泉に入って一日の疲れ(13000歩ほど歩いていた)を癒やして就寝。

日光東照宮・輪王寺、そして再び金谷ホテルで締めくくり

10時にチェックアウトし、その足で東照宮へ。東照宮は何度来ても見ごたえがある。
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陽明門や三猿、眠り猫も良いが、五重塔もあるのだ。そして毎回感動するのは「鳴き竜」。今年は辰年だし、いつも以上に(心にも)響く。世界遺産の一つでもある二荒山神社は今回パスして、輪王寺を参拝し、お昼は再び金谷ホテルへ。妻が金谷ホテルのカレーを食べて帰りたいというのだ。
まわりにはワインを飲みながらランチをとるテーブルもあり、写真を撮るのもはばかられる(で写真撮れなかった)上品な雰囲気の中で、3700円のビーフカレー。「これまでに食べたカレーで一番高いけど、美味しいね」「でも、ニセコだったら普通のカレーでもこのくらいするんだよね」と二人で他愛もない話をしながらゆったりした時間を過ごした。

夫婦で大人の修学旅行を堪能した、一泊二日の日光旅行だった。

 

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2023.11.01

21年ぶりのグアム島は天候にも恵まれリベンジ。一方で円と日本の物価安を痛感

2002年12月、家族で訪れたグアム島は巨大台風ポンソナの直撃を受け、壮絶な避難生活を余儀なくされた。そのときの様子は以前

風速50mを超えるグアム巨大台風体験記

に記したとおり。そのときに一緒に行っていた次男が、グアム島で結婚式を挙げることになり、21年ぶりに再び訪れることになった。PICに恩があるので宿泊はPICにしたかったが、式場との足回りを考えて断念。
日本を出発する前に調べた天気予報では滞在中は概ね雨模様。グアム島に到着したときには小雨が降り、猛烈に蒸し暑い。いやな予感。しかし、21年前の台風は別として、基本的には自他共に認める晴れ男。イベント事で雨に降られる事はほとんど無い。リモートになったおかげもあり、昨年は傘をさして出かけたのはほんの数回。今回も挙式当日は好天に恵まれるに違いないと確信してのグアム上陸。

20231027-18-01-59s ホテルにチェックインして暫くすると雨は上がり、プールサイドバーでひとごこち付いていると、夕日が水平線に沈み見事な夕焼け。 これなら明日の天気も問題ないだろう、と安心してワインのグラスが進んだ。

娘の挙式ではバージンロードを一緒に歩いたりと、いろいろなプレッシャーもあり落ち着かなかったが、今回は特に何も役割は無し。グアム島の滞在をただ楽しく過ごすだけで気が楽。
20231028-11-49-17s翌日は予想通りの好天に恵まれ、つつがなく式は終了。国内で普通に結婚式を挙げていたなら披露宴となるところだけれど、参加したのは両家の家族のみ。新郎新婦を入れても8人のこじんまりとした食事会。
20231028-19-43-28s 更にその夜はポリネシアンダンスを見ながらのバーベキュー。のりの良いパフォーマーが楽しませてくれた。しかし、昼の食事会からあまり時間が空いてなかったため、多くの食材を残してしまいもったいなかったな。

翌日はデデドの朝市に行ったもののあまり楽しめず、午後はトロリーでマイクロネシアモールへ。ここも思っていたほどでもなく、しかも妻がスマホが無いと青くなっている!トイレに忘れたのではと大騒ぎをしながら戻ったら、出口の通路でこれ?と女性がスマホを差し出した。全員でお礼を言い(現金でも渡した方が良いのかと考えたものの、失礼になるのかなとも思いやめた)悪い人に拾われなくて良かったねと全員でほっと胸をなで下ろした。
マイクロネシアモールで唯一良いのはフードコードか。20店舗ほどのファストフード店が集まっているので、手ごろな価格で食事ができる。

グアムの物価は日本の2.5~3倍

21年前と比べると、缶ビールやワインのABCマートでの価格は1.5倍くらいになっていたか。それに円安が加わって当時の実質2倍以上。トロリーの乗車運賃は1回5$(750円)!タクシーも歩いて15分ほどの距離で12ドル+チップで15ドル。レストランやカフェではチップが加わるので、日本で食事をする2~3倍くらいの感じ。島なので輸送コストもかかって、生鮮品の食品は総じて割高になってるのだろう。いちいち日本円に換算していると何も買えなくなってしまうから、ビール飲みながらプールサイドのパラソルの下でまったりが一番。
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※ビーチは日差しが強すぎて危険

最終日の夕食は日没を見ながら

滞在中は好天に恵まれ(朝起きると地面が濡れていたりと夜に雨は降っていた様子)、最終日はビーチサイドのレストラン、その名もTHE BEACHを予約。ネットで予約したので不安になり昼に現地を見に行くと人の気配が無い。大丈夫か?と思ってサイトを見ると、営業は夜のみとなっていた。
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予約の時間に店に行くと、既にテーブルはお客さんで埋まっていたが、ちゃんとビーチサイドのテーブルがリザーブしてあり一安心。山盛りのサラダにハンバーガーやオニオンリング、チキンフライといったアメリカンなジャンクフードを食べながら、ビールやワインを飲み、若い二人の門出を改めて祝った。
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ユナイテッドのラウンジが無い!?

帰国のために空港に向かい、スムーズに搭乗手続きと出国手続きを終え、出発までユナイテッドのラウンジでくつろごうと向かうも見つからない。歩いている空港の職員に尋ねると「その向こうだ」という。言われる方に歩いて行くが見当たらない。通路の先まで行っても何もないので再度近くの職員に聞くと「あっちだ」と今来た方を指す。仕方なく歩いて行くとあった!表示は壁に張り付いているので、壁を見ながら歩いていないとわからない。ガラスの扉も壁の色とあまり変わらないのでなんともわかりづらい。

ラウンジを探すのに無駄な時間を使ったので、30分ほどの滞在で搭乗口へ。
飛行機は定刻に離陸。離陸する途中の機窓からは眼下に米軍基地が見え、B52の姿も。日本に原爆を投下したB29もグアム島から飛来したというが、今のウクライナやガザの事を思いながら見ると複雑な気持ちならざるを得ない。

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しかし、暫く飛んで雲の上に出ると雲に光る飛行機の影!幸せを呼ぶというブロッケン現象だ。
家族みんなに幸せを、地球に平和を呼んで欲しいものだ!

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2023.07.16

再びの大雨。テレビのニュース映像で見えてきたのは変わり果てた故郷、見慣れた川

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またも九州北部を大雨が襲った。この日は東京にいて、朝からテレビの前に釘付けとなった。NHKは編成を変えて被災地周辺の情報をずっと伝え続けた。TBSはネットで上空からのライブ映像を流していた(写真はYouTubeから)。その上空からの映像では巨瀬川から溢れた水が田畑や集落にまで広がり、広くうきは市一帯を覆っていた。母の実家はじめ、この周辺に親戚の家が集まっている。
6年前の豪雨禍では杷木の従兄弟の家が被災し、家を無くしてご主人の実家がある千葉へ引っ越した。この映像を見て気がかりな所へ電話をすると、母の実家は玄関先まで水か来たもののギリギリ浸水は免れたという。他の親戚も巨瀬川の流域で言えば越水した田主丸よりも上流側なので、冠水の水位は低く被害は無かった。

その後もニュースでは見覚えのある場所の被災状況を伝える映像が次々と飛び込んできた。小野川はまたも河川プールの上流で土砂崩れに見舞われ、その上流の集落が孤立していた。東峰村はこの春に赤谷川や宝珠山川などの河川改修工事が完了し、川幅も大きく広げてコンクリート護岸となっていたにもかかわらず、また護岸が削られた所もあった。雨が上がった翌日には、巨瀬川の最上流部、調音の滝の少し下流、星野へのトンネルのすぐ手前で土砂崩れが起こった。

ニュースでは報じられていなくても、何処の河川も大きく変わっていることは想像に難くない。梅野川も、やっと川の状況が落ち着いてきた所だったのに、また流木止めが埋まってしまったかもしれない。

この3連休はまだ増水は治まっていないだろうし、うきはや朝倉、日田では道路沿いの家はまだまだ水害の後片付け中だろう。泥水が溢れた道路はこれから泥が乾いて埃っぽくなる。黒いはずのアスファルトも泥で茶色くなり、雨が降ればまたぬかるむ。川の様子を確認できるのは次の週末くらいだろうが、気が重い。まず、道路状況次第で辿り着けるかもわからない。東北ではまだ大雨が降り続いている

今シーズンも残り実質2か月あまり。時間を大切にしなければ!

 

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2023.05.28

リベンジの高瀬川で、まさかの尺ブラウン! 22cmのカッコイイヒレピンヤマメも

2週間前、高瀬川では結局ボウズで終わった。梅雨入り前の最後の釣行はどこにしようかと考えたが、車載承認証を受け取るために、日田漁協に立ち寄る必要もあった。日田漁協は大山川の河岸にあり、梅野川へ行く途中でも立ち寄れる。しかし、高瀬川がボウズのままでは負けた気がして気持ちが悪い。水位も下がってコンディションも良さそうな高瀬川へのリベンジ釣行に決めた。

金曜日に電話して日曜日の朝に行きますと伝えていた日田漁協に立ち寄ると、封筒には車載承認証に加えて高瀬川の入渓ポイントや注意事項が記された非公式釣り場マップも添えてあった。高瀬川は谷底を流れるような流程で、道路からの入渓・退渓ポイントを見つけるのにいつも苦労していた。漁協のIさん、ありがとうございます!

まずはボウズからの解放

Dsc_2461s 高瀬川リベンジなので、一通り釣り上がるつもりで下流から8時に入渓。河原の砂には足跡だらけ。今日のものだとすれば、ルアーマンか餌釣り師か。いずれにしてもシビアなことは容易に想像がつく。フライは何を結ぶか?メイフライやストーンフライの姿は見えないが、ミッジがチラホラ。なんだかぼんやりしたシルエットのフライが良いかと、#16のCDCカディスを結ぶ。すると、入渓してすぐに瀬の流れの岩裏のよどみの小さなポイントから10cmほどのヤマメがフライを咥えた。これでボウズの呪縛からは解放された。その後も竿抜けの浅い流れで、5寸のヤマメが出た。
一方、いかにもというプールや緩く少し深みがある流れでは全く反応無し。時折底の方に魚影が見える。やはり毎日多くの釣り人が竿を出しているので、ちょっとやそっとでは出てくれそうにない。
それでも、最初の堰堤では浅い流れの石の陰ででライズが。しかし残念ながらバラし。時刻は10時少し前。ヤマメの活性が上がってきたか。

激戦区でどう釣果を上げるか?

予定していた退渓ポイントまで釣り上がると、ルアーマンが座っていた。先行者かと思って声をかけると、これから入渓しようと降りてきたら僕の姿が見えたので待っていたという。「僕はここで一旦上がるのでどうぞ」と返し、暫く情報交換。彼も高瀬川は2回目だということだった。
そこから移動するために流星号に戻ると、前に一台、釣り人の車(車載承認証あり)が停まっていた。僕の後に入渓したのだろうか。こんな具合で毎日入れ替わり立ち替わりで多くの釣り人に攻められているんだな。
次の入渓ポイントに移動すると、やはりそこにも先行者の車が。入・退渓ポイントも限られている激戦区の高瀬川では、先行者がいることを前提で入渓するしかない。ただ、川幅があり水量も多く、流れも変化に富むのでそこら中にヤマメが付きそうなポイントが広がっている。ヤマメがいれば、そのうちに活性も上がって上を向くようになり、フライにも出るはず。持ち帰りが目的の餌釣り師はそろそろ減っているだろうから、特にルアーマンが狙いそうなポイントは飛ばし気味で釣り上がる。
結局この区間でヤマメは出ず、次の入渓ポイントへ移動しそこで少し早い昼食。

地元の人は釣れないと言うけれど

流星号を駐め、入渓ポイントを確認していたら地元の人が歩いていた。僕は地元の人と会うと挨拶をすることにしている。だいたいは釣り竿を見ると釣果を尋ねられ、それをきっかけに川の状況やらなんやらを聞くことができる。その人曰く、「以前は大きなヤマメが泳いでいるのが上からも見えるほどだったが、最近は魚も見えないし、釣れてもこんなちっちゃいのばっかり」と。
流星号に戻ってサンドイッチを食べていると、黒いワンボックスカーが目の前で停まった。先ほどのルアーマンだ。午後の仕事のために帰る所で僕を見つけて停まったようだ。結局ヤマメは釣れなかったと。

Dsc_2474s 彼を見送って川に降りると、やはりそこら中に足跡。フライに出るのはカワムツやアブラハヤばかりだが、明らかに午前中よりも魚の活性は良くなっている。そして目の前に現れたいかにも雰囲気がある、緩やかな流れで適度な深さもありそうなプール。

活性も上がってきたようなので、昼食後はフライをいつものエルクヘアカディスに変更している。このプールでは、まず小さなカワムツがすぐにフライを咥えた。カワムツが先にフライに出るということは、ヤマメは上を見ていないか?ちょっとがっかりしながらフライを数度流れに打ち返した。ゆっくり流れるフライに変化はなく、ちょっと目を横に逸らして再び水面を見るとフライが見えない。慌ててロッドを立てると竿先にいきなり強いテンションがかかった。

ついに大物が喰った!

やった、ついにヤマメが喰ったか!がしかし、竿先に伝わる感触、そして水面下で暴れる魚影がヤマメのそれとはちょっと違う。ローリングも無い。と思った次の瞬間派手にジャンプ!何だ⁉レインボーか?いや、噂に聞くブラウンか?
いずれにしても尺に迫る大物であることは間違いない。バラさないよう、慎重にやりとりをすること数分。
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ネットに納まったのはぴったり30cmのブラウントラウト。尺ヤマメではなくてちょっと残念ではあるが、今年初の尺越えのトラウト。しかも自然渓流で正真正銘の天然もの。

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フライは上顎にしっかりかかっていた。飲まれていたらティペットを切られていたかもしれない。口元を見ると新しい傷がある。ルアーで削られたのだろうか?このままリリースして良いものか躊躇いながらも元のプールへ戻した。

急にヤマメの活性も上がってきた

このブラウントラウトを境に、次々とヤマメもフライに出るようになった。やはり活性が上がるタイミングだったのだろう。7寸前後のヤマメが次々とフライに出てくる。最大の22cmの雄のヒレピンヤマメは、尾びれも尖り、顔つきも本流ヤマメそのもの。
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今年の放流物ではなく、年を越したヤマメだろうか。このまま大きくなれば、夏には8寸~9寸の立派なヤマメに育つだろう。こんなヤマメが釣れるんだから釣り人が多いのも納得できる。

初めての流れを釣り上がるのは、先の様子も退渓点もわからないので本当に疲れる。尺のブラウンもヒレピンのヤマメも釣れた。ちょうど仕事のメールも届いていたので、ちょっと早いけれど2時に納竿。帰宅してPCに向かい一仕事。良い釣果を上げたので仕事もはかどり、いつも通り「世界遺産」からのテレビ前でグラスを傾ける日曜夜のルーティン。安ワインもいつも以上に美味かった!

5月29日追記

漁協に電話して、車載承認証を受け取った連絡とブラウントラウトが釣れた報告をした。ブラウントラウトについては、釣れたらどうしたら良いかと尋ねると、ルアーマンなどはブラウントラウトを目当てに釣りに来る人もいるので、いまのところは駆除などは考えていないという。しかし、いずれは検討しなければならないかもということだった。
僕が釣ったのは30cmだったが、これが40cm、50cmと大きくなれば、高瀬川の生態系にもいずれは影響を与える可能性は高い。実際、秋田の方では駆除に乗り出しているという話もある。釣りの対象魚が増えるのはうれしいが、これ以上の繁殖はしないことを祈るばかりだ。

 

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2023.05.27

目の前に迫る台風、そして梅雨が来る前に、近くの川へ

グアム島に20年ぶりの被害をもたらし沖縄方面へ移動中の猛烈な台風2号。20年ぶりのということは、前回の巨大台風は2002年12月に体験したポンソナを指すのだろう。あんな台風が沖縄に向かっている。台湾辺りから進路を東向きに変え、日本に向かってきそう。その後勢力が落ち九州を直撃しないまでも、梅雨前線を刺激して来週はずっと雨になりそう。そうするとそのまま本格的な梅雨に突入し、1か月は釣りに行けない日々が続く。
そう考えると、今日と明日は釣りができる貴重な週末だ。しかし、今日は母との約束がある。そこで、朝だけ近くの背振の川へ。

川に着いたのは7時過ぎ。ところが入渓ポイント近くにはルアーマンが。「これから入渓ですか?」と声をかけると「上がった所です」と。水面でのドライフライの釣りだとこれからの時間帯だけど、ルアーはそんなこと関係ない。最初に川に入ることが一番のメリットなのだろう。
多分、6時くらいに入渓しこの先の魚止となる堰堤で脱渓したのだろう。これから入渓すると1時間半~2時間の間隔は空くか。

ルアーマンが先行している前提で入渓。水生昆虫のハッチは見えないものの、小さな虫が飛んでいる。気温の高い日が続いているので、魚の活性も高そうだ。まずは小さめのcdcカディスを結び流れにキャストすると、すぐに小さなヤマメが。やはり活性は高い。小さな流れが合流するポイントにフライを落とすと、ヤマメがフライを咥えてロッドを曲げる。5寸ヤマメではあったが、この先に期待が持てる。

しかし、そこから先はいつもなら絶対にヤマメが着いているはずのポイントでも先行したルアーマンの影響か全く反応無し。ルアーを通せないような小さなポイントからは5cm~10cmのヤマメはどこからでも出てくるのだけれど。

そうこうしているうちに、先行するルアーマンとの時間差は3時間ほど(感覚的には、自分の場合はルアーの倍以上の時間をかけて釣り上がっている)になり、だんだんと良いポイントでヤマメが出るようになってきた。

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母との約束があるので、10時に納竿しなければならないと釣り進み、予定通りに魚止の堰堤で10時に脱渓。終わってみれば20cm越えはゲットできなかったものの、6寸ヤマメを4尾ほかチビヤマメ多数と短時間で数も釣れて充実の時間を満喫できた。

さて、梅雨入り前の最後の明日は何処へ行こうか?

 

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2023.05.24

羽田空港ANAの出発ロビーが激変!崎陽軒のシウマイ弁当がここでも買えるように

茨城県の毛針釣禁止やら悪天候やらで、結局この週末は釣りに行けないままに福岡に戻ることになり羽田空港に。2階出発ロビーに上がり、いつものように出発便の確認をしようと電光掲示板に目をやると……
あるはずの出発案内板がない!
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(多分)先月まではそこに設置されていた、これから出発する便の状況を表示する大きな電光パネルが無くなっているではないですか!ある意味、空港のアイデンティティでありシンボルとも言える出発案内板。それがなくなる日が来るなんて!

グランドスタッフに出発案内板のことを尋ねると、スマホアプリで情報は確認できるので無くしましたと。うーーん、スマホを持っていても、空港に早く着いて早い便はどうなの?と思っても予約した便の前後の状況を知ることもできない。スマホを持っていない人はどうやって様々な情報を確認するのだろう。何よりも、空港のワクワク感が一気に無くなってしまったのは寂しすぎるぞ!

崎陽軒のシウマイ弁当が一押し商品⁉

手荷物検査場を抜け、63番搭乗口のすぐ横にある「COMEL」のワゴンに崎陽軒のシウマイ弁当が!
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ANAFESTAに加えてCOMELでも販売していることは以前確認していたけど、ここでの扱いはライスバーガー屋さんにも関わらず店頭でメインの扱い。シウマイ弁当は駅弁だけでなく空弁としても定番になりつつあるのか?

搭乗ゲートに進むと、GWも終わって子連れの乗客はほとんど居なくなりスーツ姿のビジネスマンばかり。マスクしてる人も少ない。機内ではほとんどの人はマスクを外している。

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隣にSTARWARSジェットを見ながら快晴の空に向けて出発。

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すっきりくっきりの富士山を見下ろしながら快適なフライト。

この週末こそは川へ行くぞ!

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2023.05.18

ビックリ!茨城県の川では、6月にならないとフライフィッシングができない!

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今年からは関東周辺の川への釣行を増やそうと思っている。九州だと熊の心配はしなくていいけど、本州にはいる。先日は北海道の朱鞠内湖で釣り人がヒグマに襲われた。以前、養沢でも熊が出たと大騒ぎになったところに遭遇した。これからは知らない川に入っていくことになるので、念のために熊鈴も購入した。

そして今週末は奥久慈方面に出かけようと、色々情報を集めていた。まずは管轄漁協を調べて遊漁券を購入できる所を確認しなければならない。久慈川(流れの源流は福島県)の茨城県側は久慈川漁協の管轄であることがわかり、しっかりしたウェブサイトもあった。

「釣り場情報」を見ると、パンフレットのpdfがある。放流情報や禁止事項などが確認でき、しかしそこには意外な項目が。

(6)毛ばり(蚊ばり)釣 3月1日から5月31日まで禁止

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なんですと!?

毛ばり=flyもダメ?早速漁協に電話して確認してみると、6月からでないとフライもだめだと。餌釣りとルアーは良いですよってどういう基準?理由は茨城県の内水面漁業調整規則で禁止されているからという。漁協の人たちもなんとか変更してほしいと働きかけているらしいが。

早速茨城県内水面漁業調整規則を確認すると、確かに毛ばり釣は5月31日まで禁止とある。久慈川だけでなく那珂川も鬼怒川も。この季節の釣であるサクラマスも、茨城県内ではフライで狙うことはできない。
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当然のことながら罰則規定もあり、違反すると6月以下の懲役または10万円以下の罰金に処し、またはこれを併科するとある。
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更に、採捕のように供される物は没収と。

この罰則自体は福岡県や佐賀県、大分県と変わらないものの、とにかく毛ばり釣が5月末までできないというのは、flyfisherにとっては致命的。シーズンで一番良い季節に釣をすることができないんだから。

この「毛ばり釣禁止」を見落として今週奥久慈に行き、漁協の人に見つかったら捕まり罰金か懲役を課せられ、大事なタックルも没収されていたかもしれない。かつての折戸川のように、目の前でRODを折られても文句は言えない。出かける前に気づいて良かったけど、これはなんとか早期に修正してほしいなあ。

さて、今週末どうしたものか?

 

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2023.03.14

古湯でヤマメがいなくなるのは密漁のせいかも?つり人チャンネルの座談会を見て思ったこと

youtubeで、釣り人チャンネルの示唆に富む座談会「鮎・渓流釣りの未来を語る座談会 第1回/アユ・ヤマメ(サクラマス)・アマゴ(サツキマス)を増やすには?~放流の不都合な真実とは?~」を見た。

この座談会は、釣り人・内水面の漁業関係者には是非見てほしい内容。それぞれの川や地域、漁協の事情や背景もあるだろうけど、高い視点で自然や川、水産資源を守るための活動・ルール作りを進めて欲しい。

座談会の後半では傍若無人な釣り人の様子も指摘された。箒川では放流後解禁まで警察官が夜通し川を見張っているという。そうしないと、夜のうちに魚を釣り上げて持って帰る輩がたくさんいるのだとか。福島では100匹200匹釣って大きなクーラーボックス一杯にして帰る(束釣りじいさんと呼ぶらしい)と。そんなに持って帰ってどうするの?と聞くと、スナックのお姉ちゃんに持っていくと喜ばれるんだとか!何を考えているんだか。

これを聞いて、古湯で突然魚が釣れなくなったのはこの密漁のせいじゃないかと思ってしまった。数年前、解禁して最初の週末、遊漁証を購入するときに今年の放流の様子を伺ったら、「よく釣れてるみたいですよ。60匹釣ったっていう人もいるらしいです」って。いや、解禁日に多くの釣り人がいるのに、一日中釣っても60匹なんて釣れるはずがない。漁協の人はカワウによる食害で解禁までにヤマメが食われて釣れなくなったなんていっていたが、放流して解禁までの数日の間に(今年は27日放流で2日後に解禁)人目を忍んで釣っている輩がいるのではないのだろうか?そんな疑念が沸いてきた。

古湯の放流・解禁への提案

これから古湯の放流は、解禁当日の早朝に行い、釣りのスタート時刻を午前8時とか9時とかにしたらいいんじゃないだろうか?解禁日の釣り開始時刻を決めている河川や湖も多い。嘉瀬川本流への放流ももっと増やしてほしい。鮎の放流後にカワウによる食害に悩まされていた他の河川で、春にヤマメを放流して釣り人を呼び込んだら、釣り人がいることでカワウの食害が減ったという事例もある。解禁して魚がいれば、本流には釣り人がいつも立っていて鳥は近づかないだろうから。スタート時刻を守らない馬鹿者に対しては、箒川のように警察の協力を仰ぐのも良いだろう。

法律も社会のルールも変わっているのに、昔はこうだったなんて決まり事を守らない老害オヤジは逮捕だ!

 

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2023.02.14

東京で「ケンミンの焼ビーフン」ゲット!

昨年、右手がうまく使えないときに東京で探した冷凍の「ケンミンの焼ビーフン」。残念ながら、近所のスーパーでは見つけることができなかった。やがて骨折も繋がり箸も使えるようになったので、東京で探すことはしなくなっていた。

そんなこともすっかり忘れ、週末にOKストアへ買い物に。冷凍食品を補充しようとケースを眺めていたら、なんと!

20230212-12-27-47s

昨年探すのを諦めた「ケンミンの焼ビーフン」がそこにあるではないですか。
これは買わねば!とすぐに買い物かごに。これからは我が家の冷凍庫の常備食となるでしょう。

 

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