ダイヤモンドプリンセス これから乗る人への参考に-③食事とエンタメ、そしてお風呂
ダイヤモンドプリンセス乗船前から楽しみにしていたのは、食事とエンタメ。船から下りることもできない終日航海日は、特に重要。しかし、そんな心配は無用だった。
レストランでの相席も楽しみ
夕食はせっかくフルコースディナーが食べられるので、ブッフェは避け基本的にレストランへ。コースメニューはセントラルキッチンで調理するので、(スペシャルティレストランを除くと)どのレストランも同じ。事前に予約できたのは3夜だけだったけど、ウォークインのレストランもあり、タイミングを間違えなければ少し待つだけで席に案内してくれる。
コースメニューは左に毎日変わらない日本食メニューと定番メニュー、右にその日の前菜、メインのメニュー。前菜もメインも数種類あり、一つずつでも複数選んでもかまわない。ただ、最初にオーダーするとメニュー下げられるので追加のオーダーがしづらい。欧米人向けにそれぞれのボリュームが多い(特にメイン)ので魚と肉なんてオーダーしようものなら大変なことになってしまう。前菜を2~3品とメイン1品が最適解。
食中にワインやカクテルを追加注文しても出てくるのが遅いので、飲み物は早め早めにオーダーすること。
食後のデザートもボリューム満点。好きな人はケーキとアイスクリームなど複数注文する人もいたが、これも1品で十分。
案内される席は、だいたい同じ言語で話せる人が相席になるようにコントロールしているようだ。お隣は?相席する人はどんな人だろう?と、毎日の楽しみになった。レストランで話した人のうち今回初めてというのは我々を除くと一人だけ!他はみな何度もクルーズ船に乗っていて、乗船中に次回の予約を入れるのだそうだ(乗船中に予約すると割引率が25~40%!)。
レストランでのドレスコードはスマートカジュアル。男性はジャケット着用が好ましい。むしろブッフェの方がメニューも豊富で好きな物を好きなだけ選んで食べられるので、ファミリーだと絶対こっちだ。気取らずに船旅を楽しみ、寄港地での観光をメインにするのであれば、終日カジュアルな服装で過ごし、そのままブッフェレストランで食事でも良いと思う。
スペシャルティレストラン「サヴァティーニ」
1夜だけスペシャルティレストランの「サヴァティーニ」を予約。予約のみで相席はなく、ワインも他のレストランとは違って地上のレストランと変わらない薄いガラスのグラスで提供される。ただ、メニューは前菜とメインから1品ずつしかオーダーできない。せっかくの本格イタリアンなので、前菜は1品にしても、メインはパスタかピザ+魚か肉が選べると良かった。結局メインに肉をオーダーしたので、パスタもピザも食べられなかったのは残念。
デザートのティラミスはとても美味しかった。
問題のフォーマルナイトは
航海中に2回実施されたフォーマルナイト。実は自前のタキシードを持っていた(ある事情で必要に迫られ作ったものの、これまで5回も着用していない)ので、服装には困らなかった(むしろ着る機会できて良かった)が、そのために荷物が増えてスーツケースが膨らんだ。
フォーマルナイトには皆さんオシャレをしてシャンパンタワーの前で写真を撮ったりダンスをしたりと楽しそう。特に女性はここぞとばかりにオシャレをしていらっしゃる。この日のために新しい服やアクセサリーを買って、楽しみに乗船するご婦人も多いとか。その点、男性のオシャレは基本スーツにポケットチーフやアクセサリー程度。タキシードだって黒だから地味なもんです。
一日中お楽しみが
プリンセスシアターでは、夕方~1日2回の日替わりショーが上演される。マジックありミュージカルあり、ジャズコンサートあり。シアターの肘掛けには、飛行機のように小さなテーブルが収納されていて、飲み物などを飲みながら鑑賞することもできる。
日中も様々な場所で多くのショーやイベント、ゲームが開催され乗客を飽きさせることはない。公海に出ればカジノだってオープンする。因みに、妻はスロットマシンに挑戦したが、あっという間に10$が無くなってしまった。船内に何カ所もあるバーには何処もステージがあり、毎夜様々なジャンルのミュージシャンが登場する。落語の高座も一夜設定された。
お風呂について
各部屋にはシャワーがあるが、ダイヤモンドプリンセスには大浴場「泉の湯」がある。さすが日本生まれ(三菱重工長崎造船所建造)のクルーズ船。しかし、1回39$。およそ6000円はちと高い。それでも一度だけ試しにと初日に利用した。外が見える大きな湯船の浴場(裸で入浴するお風呂)と、船尾のデッキにある露天風呂(水着着用)があり、露天風呂からは船尾の航跡を眺めながらリラックスできる。
(右の写真は露天風呂からではない。さすがに写真を撮るのははばかられる)
ただこの露天風呂、風向きによって煙突からの煙に混じって吐き出される煤が落ちてきて、小さな黒い虫のように浮いている。最初、こんな海の上にもミッジが飛んでるのかと思ったら、煤だった。不用意にその小さな黒い点を手のひらに付けて顔を拭ったりすると、顔に黒い線が付くので注意だ。
日本人なので、できれば湯船に浸かってリラックスしたい。回数割引きがあっても泉の湯は高すぎる。そこで、寄港して上陸する度に、日帰り温泉や銭湯を検索して利用していた。長崎の新しくできたスタジアムの温浴施設は素晴らしかったし、地元のお年寄りと一緒に湯船に浸かり、これもなかなかに楽しかった。
全国的に銭湯が減っているので、こういう楽しみもいずれ無くなるのかな。
最後に
他にもいろいろ楽しんだけど、ルームサービスについても触れておきたい。
普通、ホテルでルームサービスをお願いしようとすると庶民にはビックリするような金額になる。しかしダイヤモンドプリンセスではほとんどのメニューが無料。スマホアプリから食事や飲み物が簡単にオーダーでき、しかも今いる場所に運んでくれる。メダリオンで位置特定をしているのだろう。
部屋やデッキのチェアでまったりしたいとき、軽食と飲み物をオーダーして、海を眺めながら珈琲タイムを楽しむのもオススメ。朝食もルームサービスでオーダーできる。
朝起きると新しい景色が目の前に拡がり至れり尽くせりの船の旅。ブームになるのもわかる気がする。
さて、僕たちに次はあるのだろうか?
































