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2026年8月の記事

2026.08.29

1か月ぶり、減水した梅野川ではチビ1尾、やはり熊本地震の影響が

今週は母の入院やらなんやらで体力的にも精神的にも削られた週だった。こういう時には釣りでストレスを発散したい。前回、7月に梅野川に出かけた時には、台風の影響で杖立で川が氾濫した後で、梅野川も増水して渓相も大きく変わっていた。あれから1か月以上経過し、その間に熊本地震も起きた。ほとんど雨も降っていないので栃野の水位計は平水から30cmも減水している。様子を見に行くことにした。

前回は下流部に入ったので、今日は上流部に入ると決めていた。幸いにも先行者の車は無い。到着時の気温は24℃、8時に入渓。入渓して直ぐの場所は平瀬が続くので、それほど変化は見られないが、いつものプールが小さくなっている。減水のせいか。

平瀬でヤマメが付いていそうな長めの流れにフライを落とすと、狙い通りヤマメが出た!6寸以上はある引き。しかし、水面でバタバタと暴れたと思ったらフックアウト。残念。しかし入渓してすぐのHIT、幸先良いぞ、と思ったのもさにあらず、この後はさっぱりヤマメの反応は無くなった。平瀬の先のいつも魚影が見える深いプールは流れ込みの主流が変わり、浅くなっている。魚影は全く見えない。

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減水している上に水がクリアなので、プールの底まで見えるが、ほとんど魚影は見えない。暑いので水通しの良い白泡の下や岩陰に潜んでいるのだろうか、それとも大雨で流されたり不届き者に抜かれたのか。

水温は19℃。それよりもとにかく暑い。凍らせて腰に下げていたペットボトルの麦茶は、1時間も経たずすっかり溶けてしまった。麦茶を飲み、塩タブレットを口に含み、時折帽子を水に浸して川の水で頭を冷やす。それでも朦朧としてくるのを自覚する。減水していてフライを落とせる流れ、ポイントも少なくなり、いつもよりも早く釣り上がり、11時半に退渓。
釣果は、いつも反応がある流れから、やっと一尾、それもこんなチビヤマメ。チビでもボウズは回避できた。有り難う!

熊本地震の影響?倒木に行く手を阻まれた

しかし、ここからが大変だった。帽子を十分水に浸して、退渓準備。頭を冷やしてから、草ぼうぼうになってほとんど見えなくなってしまっている退経路を探す。なんとか道路まで辿りついたものの、息が上がる。体温も上がっているのか。麦茶を飲み、塩タブレットを口に入れて坂道を登り始めるも、足が重い。10m歩いては立ち止まり、という感じ。早く流星号に辿りついて、冷たい麦茶を飲みたいのに足が進まない。

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と目の前に新たな問題。倒木が道を塞いでいる。10年前は大きな落石が道を塞いでいたが、今度は木だ。落石なら人間は避けて通れるけど、枝が茂った木だと簡単には通れない。斜面を登って(あるいは下って)回り込むか?しかし急すぎて難しい。近づいてよく観察すると、右の斜面との間に、真っ直ぐでは無理だが枝の間を通り抜けられそうな隙間がある。ここを通るしか方法はなさそう、ということで恐る恐る枝の間に体を滑り込ませ、なんとか無事脱出できた。
しかし、先はまだ遠い。途中、日陰で座り込み麦茶を飲んで休憩しながらやっと上まで登り着き、あとは一気に(といっても歩みはゆっくり)流星号まで歩を進めた。

流星号に辿りつき、クーラーボックスから取り出した氷のビニール袋を首に当て、麦茶を一気に飲み込むと、体の中が冷えてくるような感覚で少し生き返った。一歩間違えば戻る途中で倒れていた可能性もあった。こんな状態で午後に釣りを続けるのは危険。とにかくタックルとフライベストを積み、日陰がある栗の木脇のスロープ前の駐車スペースへ移動。
そこには久留米ナンバーの釣り人のジムニーが駐まっていた。その後方に駐め、シューズ・ウェーダーを脱ぎ、体を解放。全身の服が汗でびっしょり濡れていた。
タックルを全部収納し、荷室の端(バンパーの上)に腰掛けておにぎりを口にしたとき、上から釣り人が歩いてくるのが見えた。ジムニーの釣り人だろう。

久しぶりの情報交換

おにぎりをゆっくり食べていると、後ろ(車の位置は流星号が後ろだけど、おにぎりを食べている僕の向きからは)からさっきのflyfisherが戻ってきて声をかけられた。なんだかジャーナリストから大学の教員に転身した友人に似た風貌と声で、親近感を感じる。下流部の状態、上流部の状況などの情報を交換していたら、「ブログ書いてますよね?」と。このブログで梅野川の情報を確認しながら足を運んでいると。しかも、何度かコメントもいただいていたそうな。有り難うございます。それなのに僕は、軽い熱中症のせいか、声がかすれて上手く話せず聞き苦しかったと思います。

そういう話をしていると、かつての梅野川の事を思い出していた。Uさんが漁協にいて中間育成場が稼働していた頃は魚影が濃く、尺ヤマメもたくさんいてサイトの釣りも楽しめた。釣り人も多く、一つのプールに数人が竿を出すような時もあった。週末には朝から少なくとも10人は入渓していただろうし、イブニング狙いで夕方入渓する釣り人も多かった。梅雨が明けるとシビアになり、魚影は見えていてもなかなか釣れない。退渓して釣り人に遭遇すると「釣れましたか?」「いやー。見えてるんですけどねえ」という会話を交わすのも楽しかった。

梅野川で声を交わすflyfisherは、古湯や他の川でもよく顔を合わせていた。しかし古湯にも行かなくなり、梅野川もこんな感じですっかり顔を合わせなくなってしまった。そもそもお互い名乗りもしないし、連絡先も知らない。渓流で釣りを楽しみ、渓を共有する紳士の交流といった感じがあった。銀座のバーで顔なじみのお客さん(いつもカウンターで顔を合わせるけれどお互い名前も知らないし職業も知らない、でも、たまに言葉を交わす)と同じような関係性を感じていた。
しかし、この数年は魚影もほとんど無く、釣り人と遭遇することも無くなった。たまに遭遇するのは早朝出撃のルアーマンくらいだった。

久しぶりにflyfisherと会話ができて楽しかった。彼は別な川へ移動して釣りを続けたのだろうか。僕は命あってのものだねと、挨拶をして帰路についた。

足がつってクラッチが踏めない!これも熱中症なのか?

退渓後、十分に休憩し食事もし塩分・水分も補給したつもりだった。川で釣りをしている間は、苔で滑ったり斜めの石に足を取られたりして転ぶことも多い(今年の春はよく転んだ)。もう若くはない。不安定な足元に、川に立っている間は常に緊張しながら足(特に足の裏の感触に反応して膝から下の筋肉)に力が入っている。これまでも、運転して帰る途中にスネの筋肉がつることはあったが、運転に支障を来すようなことは希だった。しかし今日は違っていた。

スネの筋肉に突っ張るような感触は覚えていたけれど、特に運転に影響が出るほどでは無かった。ところが、2時間ほど運転したところで突然左足が突っ張り、クラッチが踏めなくなった。流星号はマニュアルなのだ。クラッチが踏めなければシフトチェンジもできない。エンストを覚悟でブレーキを踏むしか無い。しかし、片側1車線の道でいきなり止まれば後続車を事故に巻き込みかねない。とすぐ先の横断歩道に退避できる切れ目を見つけたので、急遽ウィンカーを出して左に入り停車。つった左足で無理矢理にクラッチを踏みながらだったので、クラッチが切れるタイミングが遅れて最後はガクガクと車体が震えながらようやく停止できた。

車は止まっても足はつったまま。暫く運転席で足を伸ばしたり曲げたりしておちついたところで、やっと車外へ。それでもまだ直ぐにつりそうな状態。思いかえせば、川から上がったときに、全身びしょ濡れだった。それだけ水分やミネラルは体外に放出されていたのに、それに対して十分な補充ができていなかったのだろう。そういえば、入渓以降水分を取っているのに尿意を全く感じていない。
麦茶と塩タブレットをさらに口にし、暫く(5分ほどだったか)屈伸運動を続け、ようやく感触が普通に戻り再び帰路に付いた。

熱中症、甘く見ず、本当に気をつけましょう。
熱中症警戒アラートが出ているときには家で静かにしているのが吉です(でも釣りには出たいんだよなあ)。

 

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2026.08.21

一か八かの上野村、坊主のまま雷雨で撤収

先週も良い魚に出会えずじまい。今週こそは関東でと意気込んでいたら、雨ばかり。養沢は水曜日がシニアデーなので出かけようかと思ったら増水しているし、こんな日に限って前日からいろんなトラブルが降ってきて断念。それじゃあ、木曜日の夕方から出発して金曜日に上野村へと思い上野村のライブカメラを一日中チェック。ところが今度は木曜日の午後も会議が入って動けなくなってしまった。

こうなったら日帰りで上野村だ。明るいうちにライブカメラで最後に見た川の様子は通常と変わっていなかった。しかし、ウェザーニュースをみると、木曜日の夕方、日が暮れた後に短時間でまとまった雨が降った様子。しかも、午後から雨の予報。さてどうする?

多少の増水でも、川の駅のC&R区間なら濁りさえ無ければ釣りはできるだろう。なによりもヤマメが確実にいる。
ということで4時半に出発。

関越も渋滞無く、順調に車は進む。そして車が神流川沿いに走り始めると、期待は裏切られ泥濁りの流れが目に飛び込んできた。その景色を見た瞬間、「これはダメかも、引き返すか?」と自分に問いかけた。しかし、なぜだか右足をブレーキに掛けることもなく「いや、上流は大丈夫だ」と根拠のない期待と確信を自分に言い聞かせる。

神流町でもまだ泥濁り、ヴィラ前でもまだまだ。これは今日はダメかも、と半分諦めながら川の駅へ。ところが、川の駅前は茶色い濁りではなく、なんとか釣りができそうな濁り。折角来たんだから竿を出して帰ろうと、タックルを準備して川へ降りる。

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川に降りると、ルアーマン、鮎師を含め、5~6人の釣り人の姿があった。

流れを凝視すると、時折水面近くにヤマメの反転する姿が見える。上ずってはいないけれど、水中で何かを捕食しているのだろう。
それならとニンフを沈めて様子を伺う。ほどなく反応があり合わせを入れる。ラインの先には確かにフライを咥えたヤマメの姿は見えたものの上手くフッキングできず。その後、フライを替えたりしながら更に2度、フライを咥えさせたがやはりフッキングできず。

移動しながら魚影を見つけてはフライを流すを繰り返すが、全く無視。まあ、さっきまでルアーマンがやってたし、姿は見えても警戒心はマックスでフライなんかに見向きもしない。

更に下流に移動し、緩やかな流れでジャンプするヤマメを発見。朝霞ガーデンだと、こういう時は極小のミッジを捕食していることが多い。しかし、この濁りで流れがある川で仮に極小ミッジを捕食していたとしても、肝心の僕には流したフライが見えない。それでもドライで狙える可能性が出てきたのでフライチェンジ。ここからはドライだ。

そこから2度ほどヤマメがドライフライを咥えそうになったが、上手く合わずすっぽ抜け。なんとか一尾釣り上げて帰りたい!と粘っているところに雨が降り出した。関東での釣りで恐らく初めてレインウェアを取り出して着用。その途端、雨の勢いは増し、ついに激しい雷鳴。

これ以上は危険と判断し、12時を待たずに納竿。用意していたお昼のサンドイッチを食べて帰路に付いた。
残念ながらボウズではあったものの、釣り自体はヤマメを相手に楽しめたので良しとしよう。

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2026.08.08

熱中症を心配しつつの釣行でやっと6寸1尾。新緑の若いイガの栗を見て秋が近い事を知る

再び熊本で大地震が起きた。10年前の地震では、津江周辺も至るところで土砂崩れや落石が発生し、多くの道路が通行止めとなった。今回はどうなのだろう?被災地の早い復興を願いつつ、被害を受けていない周辺の観光地などへはできるだけ足を運んで、周辺まで地盤沈下させないことも大切だ。梅野川や津江方面の様子が気になるが、この猛暑の中出かけて通行止めや川の斜面の土砂崩れなどがあると骨折り損となる。

今回は津江・日田方面を避けて近場の川へ。

到着した時の気温は29℃。こんなに暑くてヤマメは釣れるのか?

川に降りても魚の気配がしない。ワシワシ(クマゼミ)の声が聞こえるばかり。
浮いている魚影などもちろん無く、ブラインドでフライを落としていく。たまに出るのはハヤばかり。それでも、ここにはいるはずという流れで、白泡の中から浮いてくる魚影もあったが、フライを咥えることは無い。

いつもヤマメが付いている流れでようやくフライを咥えた!7寸はあるか?がしかし、激しく水面で暴れてフックアウト(T_T)

気温はぐんぐん上がる中、このバラしで気分が萎えてしまった。1尾釣り上げたら退渓しようと思っているのに、その1尾が遠い。熱中症にならないよう麦茶と塩タブレットをこまめに口に運び、時折頭に冷たい水をかけながら、なんとか一尾をと釣り上がる。そしてようやく出た!
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良く走りネットに納まったのは、6寸止まりではあったがヒレピンの綺麗なヤマメ。この一尾で今日はもう満足。
午前中で納竿。

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川から上がり流星号に戻る道に、青々とした緑のイガ栗が転がっていた。

こんなに暑い日が続いていても、秋はヒタヒタと近づいているんだな。

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