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2025年6月の記事

2025.06.28

灼熱の朝霞ガーデン、フライポンドのルアー解放で退散

朝から所用で成增へ出かけていた。そこから朝霞ガーデンまでは車で10分ほどの場所だったので、一応釣り道具を積んでいた。午後1時半過ぎに用事を済ませ2時に朝霞ガーデンへ。車の外気温計は38℃。さすがに釣り人は少ない。フライポンドには2人しかいない。

ポンドの水はわずかに藻が浮いているのか、少し緑色に濁っている。フライに緑色の藻が付いてくることもあった。

魚はインレットの水の流れに沿うように列をなし、水の流れが無いところにはほとんど魚影無し。水温のせいなのか酸素量のせいなのか、水通しの良いところに集まっていた。
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小さめのドライフライに、ニジマスの反応が良い。釣り人の数が少ないからなのか、冬場のようなシビアさは無い。
魚の反応の変化を見るために、フライを替えながら釣っていると、突然多くのルアーマンがフライポンドにやってきた。どうやらルアーの開放時間が近いのだろう。しかし早すぎないか?確か5時からのはずだけど。と、となりに陣取ったルアーマンに尋ねると4時半からスタートだという。いつの間にか変わっていたのか。

たった3人のflyfisherはあっとうまにルアーマンに囲まれてロッドを振るのがはばかられる状況に。これでは安心して釣りを楽しめないとここで納竿。
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帰ってから朝霞ガーデンのサイトを見ると、営業時間も17:30までと短縮されていた。そのため、フライポンドの解放時刻を早めたのだろう。
以前はイブニングライズの釣りも楽しめたのに、それも難しくなった。ここも働き方改革なのかな。

 

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2025.06.21

今シーズン初めての川で尾ビレが大きな20cm幅広ヤマメ

週の前半までは雨が降っていたけたけど、そのあとは好天続き。さて、川はどうなんだろう?日曜日は梅雨前線が南下してまた雨が降るという予報なので、今日にかけるしかない。福岡市に水を供給するダムの貯水率は、どこもほぼ100%に近い。田植えに向けて放水し、水道水のために水を流しながらでも100%ということは、いまだに大量の水が山から河川に対して供給されているということ。増水が治まっていれば良いけど……

とにかく、東に向かっ流星号を走らせる(古湯は実質餌釣り師の釣り堀となり、脊振の渓流は度重なる水害で壊滅状態で、佐賀の渓流はflyfisherには魅力が無くなった)。目指すは津江(梅野川)か日田漁協管内の川だけど、さて何処へ向かうか。

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前回はまだ白木の水車が据え付けられたばかりで稼働していなかったが、梅雨入りとともに動き始めた三連水車を確認して恵蘇宿橋へ。恵蘇宿橋と原鶴橋から筑後川の水量を見ると、だいたい上流の水量が想像できる。筑後川の様子を見る限り、高瀬川や梅野川は厳しそうだ。日田漁協管内の比較的水量が安定している小渓流を目指そう。

ということで、今シーズン初めての川へ。到着して川を覗き込むと、予想以上に増水している。さて、他へ移動するか?しかし、ここがこの状況なら他はもっと水量も多いだろう。この川は脊振の小渓流と同じように川幅が狭く、6f2inのショートロットでもなかなかに厳しい川。しかも入退渓ポイントがほとんどないうえに、途中大岩や淵が行く手を阻み、遡上に苦労をする。漁協の放流もほとんど無いようで、魚影も薄い。それだけに釣り人と出会うことも滅多にない。今日はこの川に賭けよう。

増水して泡立つ川に入渓し、フライを落としていくと、出るのはアブラハヤばかり。増水した川ではやはりヤマメは上を向いていないのか。

それでも、9時近くなるとヤマメらしい反応が出始め、まずは尾ビレの大きな5寸ほどのヤマメがフライを咥えた。更に釣り上がると、流れの中から6寸越えのヤマメが綺麗にフライを咥えた。
Dsc_3098sネットに納まったヤマメを見ると、魚体は綺麗なのだが、尾ビレの上半分が無い。上半分を無理矢理にちぎられたような感じだ。鳥に食わようとして尾ビレを持って行かれたのか?これ以外はヒレピンの綺麗な魚体なのに、不思議。こんなのは初めて。

覆い被さっていた木が少なくなり、明るく開けるとヤマメの反応が良くなってきた。5寸~6寸のヤマメがポチポチとフライを咥えるようになる。

そして退渓ポイント直前で良い感じでヤマメがフライを咥えた。今日イチの引き。7寸越か?
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ネットに納まったのはピッタリ20cm。しかし、尾ビレが大きく体高のあるヒレピン。この大きな尾ビレでグイグイ泳いで強い引きを楽しませてくれたのだろう。

この一尾を最後に脱渓。他の川へ移動しても望み薄なので、お昼前だったけれど今日はこれにて納竿。
流星号に戻ってお昼を食べ、帰宅の途へ。

午前中で納竿して帰宅すると、午後はゆっくり時間を過ごせるので1日を2倍楽しめる。これも午前で良い釣りができたからだけど。
そろそろ人生の残り時間も考えながら、釣りも余裕を持って楽しむことにしよう。

 

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2025.06.10

玉島川は増水して泥濁り。温泉に浸かって帰ってきた

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年に数回、佐賀県唐津市の七山のクライアントさんのところに行く。玉島川での釣りもセット。

今日は今年最初のうち合わせが決まっていたが、今朝の大雨警報が出る雷雨ではキャンセルになるのではないかと思っていた。しかし午後からは明るくなり小康状態。打ち合わせも予定通り行われることになり、山を越えてやって来た。当然ながら釣り道具は置いて。

途中の椎原川も野河内も、三ツ瀬の川も、そして玉島川も泥濁りで大増水。これでは今週末も釣りは無理だろう。

打ち合わせも済ませ、折角来たのだからななのゆ(↑写真は天気の良い別日)で温泉につかり、風呂上がりにはコーヒー牛乳。
このレトロな自動販売機がまた良い。初めてだと取り出し方がわからないかもしれない。他に、コカコーラの瓶の自動販売機も。しかし、ここでは迷わずコーヒー牛乳。
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からの、汁だくのカツ丼。
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関東のカツ丼とは一味違ってお気に入り。お願いすればつゆだくにもしてくれる。釣りをしないときのルーティンだ。このセット(おふろ~牛乳~カツ丼)オススメです。

誰もいないテラス席でカツ丼を平らげ、くつろいでいると再び雨が降り出した!雨が強くなる前にと慌てて出発。一年で一番日が長い季節。明るいうちに無事帰宅できた。

次に釣りに行けるのはいつだろう?

 

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2025.06.07

今シーズン初、梅野川C&R区間最上流部へ。移動した川でやっと7寸

来週には梅雨入りしそうなので、この週末は貴重な時間。日曜日には雨予報なので土曜日勝負。梅野川に一番乗りをするために、日田の定宿に前泊して6時半に到着。川は想定外に増水気味。入渓しようと思っていた堰堤上にはまさかの先行者の車!福岡ナンバーのスバルが駐まっていた。そこで、短い区間ながら前回先行者がいてさっぱりだった、中間育成場より上流を釣り上がることに。

中間育成場前に流星号を駐め、釣り仕度をしていると不思議なことが起こった。突然、流星号のウィンドウが一斉に半分下がったのだ。キーも抜いてエンジンも電源も全てオフの状態なのに!ウインドウのスイッチは4枚個別なので、4枚同時って何かの超自然現象?なんで?しかし、そこで考えていても解決しないのでウィンドウを閉めて支度を続ける。

3月に来たときには閉じられていた育成場から川に降りる階段前のフェンスの扉は、誰かが無理矢理に開けたのか開いていた。そこから増水した川に降りる。時刻は7時を少しまわったところ。目の前のプールは、かつては尺ヤマメがたくさん泳いでいるのが見えていたが、今は魚影は全く見えない。増水しているし浮いている魚も見えない。時間も早いので、まずニンフを沈めてみるが全く反応無し。

フライをドライに替え、釣り上がると小さなヤマメが時折フライに反応するが、フライを咥えるほどのサイズではない。増水していて上を向いていないのか?それらしい流れ、ポイントに細かく打ち直しながらゆっくり釣り上がると、9時くらいからヤマメの反応が良くなってきた。
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6寸前後のヤマメが次々にフライに出るようになり、20cmにちょっとだけ届かない、体高のあるヒレピンヤマメはそのサイズ以上に引きを楽しませてくれた。

いつもは育成場に渡る橋を越えたところで退渓するのだが、今日は時間も早いので久しぶりに梅野橋手前の淵まで釣り上がった。
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この区間は増水したおかげか、ヤマメが着きやすそうな渓相になっていた。しかしヤマメよりもアブラハヤが出る状況。やはりヤマメの魚影は……

10時に退渓し、下流部にも別なスバルの車が駐まっていたので、日田漁協管内の川へ移動。
目指したポイントには当然の事ながら、既に先行者の車。そこは諦め、上流のポイントへ。

入渓して暫くの小さなポイントで7寸をキャッチ。
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その後も5寸~6寸のヤマメを数尾キャッチ。そこに上から声を掛けられた。昨年高瀬川で声を掛けられた日田漁協のMさんだった。遊漁証の確認だ。今年もFishPassで年券を購入していたので車載駐車証をいただき、暫く情報交換。

Mさんと別れて再び釣り始めたものの、岩場で足を滑らせ、右膝を痛打。転ぶときにロッドを(持ったまま手をつくと折るので)投げ出したが、少し傷が付いてしまった。膝も痛いが、長年使用している愛竿も傷だらけだ。
その後6寸ほどのヤマメとチビヤマメをキャッチして納竿。時刻はまだ12時半。それでもスタートが早かったので充分。ウェーダーを脱ぐと、右膝から血がにじんで、ウェーダーの裏が赤くなっていた。

タックルをしまい、お昼ご飯のおにぎりを食べていると雨が降り出した。これから梅雨に入って暫くは川へは向かえないだろう。サイズは上がらなかったが、梅雨入り前の釣りを充分に楽しんだ。

帰り道、朝倉の三連水車が白く新しい木で新調されて据え付けられていた。梅雨入りと共に来週あたりからまた回り始めるのだろう。

そろそろ夏用フィッシングベストに入れ替えるか。

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