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2025年4月の記事

2025.04.26

GW初日、想定外の放射冷却で気温2℃、水温8℃の梅野川

10年ほど前のGWの梅野川は、モンカゲロウのスーパーハッチもあったりと最高の釣りが楽しめた。梅野川近くの農家民宿に泊まってイブニングの釣りを楽しんだこともあった。しかし、津江漁協からUさんが離れた事を機にすっかり梅野川の魅力は失われ、ここ数年はヤマメの成魚放流も無くなったようだ。中間育成場も稼働していないようだし、育成場前のプールに降りる階段前の扉は閉じられたままだ。そんな梅野川ではあるけれど、今年も年券を購入したからにはGWに1度は足を運びたい。天気も良くて気温も高い日が続いている。今シーズンまだ一度も竿を出していない下流部も確かめたい。

車の渋滞などを考慮したらGW初日が良いか。というわけで、渋滞を避けるためにも金曜日に日田に宿を取り出かけることに。日田に向かう途中、イブニングに期待して軽く竿を出してみるも、先行者が複数いて…… 平日なのになあ。

いつもの安宿で一泊し、日田を6時前に出発。放射冷却で冷え込み気温4.5℃。梅野川には6時半に到着。下流部を釣り上がるので、栗の木のスロープ前の駐車スペースに流星号を駐めて準備を始めるも、気温は更に下がって2℃!手先が凍える。こんな時間から入渓しても魚の活性は上がらない。外は寒いので暫く流星号の中で過ごし、7時過ぎからゆっくり準備。

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見上げると新緑が眩しい。スロープの脇には朝露に濡れた大きなチューリップが1輪。

水温も8℃と低く虫の気配は無い。まあ、早すぎるのはわかっているのだが。一旦流木止めの上流のプールまで下り、そのプールから釣り上がる。このプール、良い感じだから絶対にヤマメが着いていると思うが、全く魚の反応無し。堰堤下の禁漁区手前のプールに11時くらいに着くのを目標にゆっくり時間を使いながら釣り上がる。

スロープから目の前に見える良い感じのポイントで、やっと出た!
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やっと5寸を超えるヒレピンのチビヤマメ。
その後も小さなヤマメの反応は続くが、サイズが上がらない。フライに反応するのは3寸~5寸の小さなヤマメばかり。そして、予定通り11時頃に最後のプールへ。水棲昆虫のハッチも盛んになり、時折モンカゲロウや大型のストーンフライも飛んでいるが、ライズも無く水面は静か。なんとなくぼんやりとしたシルエットの方が良さそうなので、CDCカディスを結んで流すと、石裏からヤマメが浮いてきてフライを咥えた。思惑通りではあったが、やっぱり5寸止まり。このヤマメを最後に脱渓。

流木止めから堰堤直下まで釣り上がってみると、渓相も大きく変わっていた。大きな変化は2つ。

1つ目は休耕田下の岩盤に当たる流れが大きく左岸寄りに変わって、昔は尺ヤマメが多く着いていた深いプールがすっかり浅く小さくなっていたこと。
2つめは、堰堤に向かう手前にあった小さな滝がすっかり無くなり、その下にあった大きめの深いプールがすっかり砂で埋まって浅くなっていたこと。

それ以外にも、いつもヤマメが着いていたポイントも浅くなったり流れが変わったりしている一方、新たに良さげなポイントも増えていた。
それにしても時間帯の問題だったのか、8寸どころか6寸のヤマメさえも見ることができなかったのは残念。

上流部には釣り人の車があったので梅野川を諦め、午後は日田漁協管内の川へ移動。しかし、ここでも梅野川同様5寸止まりでサイズが上がらず。ただ、7寸ほどのヤマメをかけて岩の下に潜られてバラしたりと、こちらではそれなりに楽しんだのでよしとしよう。

GWの本番は後半の4連休だけど、何処に行っても車が多そうだし、じっとしているのが吉か。これで僕のGWは終わりかな?

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2025.04.19

桜満開の上野村、初めての神流川支流は盛んなライズも7寸止まりで尺に届かず

九州のヤマメの年券は3500円~4000円が相場なのに、その4倍もする1万4千円という高い年券を購入したので、可能な限り上野村に足を運びたい。週末の天気も良さそうなので出かけようと、木森れ陽に電話すると部屋は空いているという。木森れ陽も川の駅も上野村のfree Wifiが使えるので、PCを持って行けばワーケーションだ。

東京は既に葉桜になっているのに、上野村周辺は桜が満開だった。
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これまで、上野村では(本谷を含め)C&R区間でしか釣りをしていない。C&R区間には確実にヤマメもいるし、尺上の大ヤマメがたくさん見えている。しかし、解禁から1か月が経ちすっかりスレているはず。プールではたくさんの釣り人が列んで自由に動けない。管理釣り場で釣りをしているのとあまり変わらない感覚。そこで今回は初めてC&R区間以外で竿を出すことを目標にやってきた。

支流でも釣り人の車がそこここに。入渓できそうな所を探すのがなかなかに大変。やっと見つけて入渓するとライズもあり、ヤマメの反応は良い。支流にも成魚放流はされているのだが、その密度は低く出てくるのはほぼ自然繁殖や稚魚放流のヤマメ。フライに反応するのは4~6寸。その代わり、みなヒレピンで美しい。最大はやっと7寸のヤマメに終わった。
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やっぱり上野村らしい尺上も1尾釣って帰りたいと、帰る前に役場前に移動し2時間ほど頑張ったが、空振り。大きな魚影が何度がフライを追ってきたものの、徹底的に直前で見切られてしまった。東京のフライボックスにはバリエーションも無く手詰まり。

次回は細いティペットと、上野村用に新しいフライを持参してリベンジだ。

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2025.04.12

今シーズン2度目の梅野川では反応は良いもののサイズが上がらず、移動した川で痛恨の…

今シーズン2度目の梅野川に向かうべく流星号に近づき、荷物を積もうと後ろにまわると?ブレーキランプが点灯している。これがバッテリー上がりの原因か?荷物を詰め込み、イグニッションキーを廻すと無事にエンジンは始動。とにかく、5月に改めて入庫点検することにして出発。

梅野川に到着したのは8時半。ちょうど2人のflyfisherがこれから入渓するべく間地橋に向けて歩いていた。ということで必然的に前回同様、上流部に入渓することに。駐在前の気温計は7℃、流星号の外気温計は8.5℃。まだ少し肌寒い。

9時に入渓。水温は8℃。まだ活性は上がらないかと思いながらもドライフライをポイントに落としていくと、すぐに魚の反応。フライに寄ってくる小さなヤマメの魚影が見える。そしてほどなく最初のヤマメがネットに納まった。19.5cmと20cmにちょっとだけ足りないヒレピンのヤマメ。これは幸先が良い。
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その後もいつもヤマメが付いているポイントではフライを追ってくる魚影が見えるが、みな小さい。フライを直前で見切って引き返すのが見えているが、フライを替えてまで粘る大きさでも無いのでどんどん釣り上がる。中間育成場を越え、橋をくぐった先で退渓。時刻は午後1時。
半日の釣果は6寸ヤマメ4尾(測ったように19cm前後)と5寸前後のヤマメ複数。
流星号を栗の木のスロープ前の駐車スペースに移動させ、昼食。先行者の後ではあるが、午後は今シーズン初の下流部にとスロープを降り始めると、直下にflyfisherが。スロープからの入渓を諦め、上の橋から入渓しようと移動すると、ここでも目の前にflyfisherが。これでは諦めるしかないと川を変えるために流星号をUターンさせて移動を始めたら、スロープから見たflyfisherが退渓して歩いていた。声をかけると、いろんな所で顔を合わせるお馴染みさん。下流部も魚はいるけどサイズが上がらないと同じ状況だったようだ。

梅野川を出発し、イブニングに期待して大きく移動。イブニングには少し早いが、3時半入渓。イブニングといってもライズ待ちの釣りではないので、良い時間に目指すポイントに到達するように逆算して入渓して釣り上がる。この川も朝から釣り人が入っているはずなので、警戒して魚の反応は良くないが、5寸ほどのヤマメがポツポツと釣れる。やがてイブニングの時間帯になると、徐々にヤマメの活性も上がってきた。

小さな堰堤下のプールでは、そこそこ良いサイズのヤマメがフライにジャンプ!しかし、痛恨の合わせ切れ。次のプールでも良いサイズのヤマメがフライを咥えたが、今度は掛かりが浅くて直ぐにフックアウト。

そして午後5時、今日一番の目指すポイントに。
フライを落とすと、直ぐに下から黒く大きな魚影が浮いてきて咥えた。合わせるといきなり強い引きで底に向かって走る。そのままあっという間に岩の間に入られてしまった。暫くロッドを寝かせたりして引っ張り出そうと試みたが全く動かない。狭い隙間に頭を突っ込んだか?
そしてついにはティペットが切れて万事休す。いつものことながら、逃がした魚は大きい(T_T)

落胆していると、ポツポツと雨が降り出した。最後に大物をキャッチして納竿できていた筈なのに悔しいなあ。それでも、久しぶりのイブニングの釣りは楽しかった。たまにはイブニング狙いで出かけるのもありかな?
流星号に戻り、屋根に当たる雨音を聞きながら帰り支度をしたのでした。

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2025.04.01

流星号のタイヤの状態がさすがに心配になったので、久しぶりに交換。

コロナ禍を挟んで、リアルに顔を合わせての会議や現場での打ち合わせが無くなり、仕事のために車で出かけることはほとんど無くなった。東京と福岡の2台持ちのうえに日常の足としては出番は無いので、どちらも年間の走行距離は微々たるもの。東京の車に至っては、22年間で3万5千kmにしかなっていない。それでも、福岡は東京ほど鉄道網は発達していないので車の出番は多く、しかもクライアントさんの一つは山中にあるためにどうしても車でないと行くことができない。しかも、峠を越えなければならず狭く曲がりくねった道も多い。それは釣りに行くときも同じなのだが。そんなわけで、タイヤの外側のエッジは削られ減りが早い。
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東京のパーカー号は地下駐車場だしタイヤの溝は充分に残っていたものの、10年前のタイヤ。近年の冬場の突然の降雪や早春の釣行時、山中の雪道に備えて昨年末にオールシーズンタイヤに交換した。一方、福岡の流星号のタイヤも2013年・14年製のブリジストンTURANZA。スリップサインは出ていないが、エッジの減りが気になっただけでなく東京のパーカー号以上に古いタイヤで、ひび割れも気になっていた。

というわけで、流星号のタイヤを交換することにした。といっても、225/45/R17のタイヤを新品で購入するなんてとても高くて無理。いつも程度の良い中古を探しての交換。今回は最低でも2020年以降に生産されたタイヤからのチョイス。
ヤフオクで購入したのは2020年製のダンロップ・ルマンⅤ、送料込み21,600円。溝も8分程ある。ルマンは以前にも使っていて、その静粛性が気に入っていた。

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近くの整備工場に送ってもらい、タイヤを交換。工賃は1万4千円ほど。タイヤ代を含めて3万5千円ちょっとの出費だったが、ルマンはやっぱり静かで快適。溝も充分あるので、雨の山道でも少しは安心かな。
次回の釣行がまた楽しみになってきた。

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