筑前町の巨大ワラカカシ、今年はゴジラ-1.0
筑前町は僕の生まれた吉井町へ行く途中。もちろん、釣りに行く時にもしょっちゅう通る。
2016年はシン・ゴジラ、今年は-1.0版ゴジラ。2016年はコスモス畑越しだったけど、今回は公園の一角に設置されていた。小雨降る中、まだ朝の10時過ぎだというのに見学の車がひっきりなしにやってくる。今年、「わらでつくった最も大きいフィクションのキャラクター像」としてギネスにも登録されたのだとか。
2016年は両親と3人で、今回は母親と二人。父は2021年に亡くなり、母も来年卒寿。母の実家(築100年を優に超える、柱も梁も太い立派な古民家)が昨年リフォームされずいぶん様子が変った。死ぬ前に生家がどう変わったのかを見ておきたいと言うので吉井へ行く途中に寄ったのだ。
リフォームされた母の実家は、一部減築して屋根瓦を全て新しく葺き替えた他は外観的にはあまり変わっていない。しかしこれまでなかった小さな煙突が1本。かつての土間だったところに床を張ってリビングにし、そこに薪ストーブが置かれていた。他は主に水回り中心にリフォームされていた。
母が子どもの頃に悪さをして、祖父に吊るされたという柿の木も無くなっていた(今では虐待と言われて大変だろうけど、戦前の話だし、僕だって子どもの頃言うことを聞かないと父親に物置に縛り付けられたこともあった)。昔話やら思い出話、リフォームの苦労話など2時間ほど談笑して母は生家をあとにした。考えてみれば、母がここで過ごしたのは20数年、50年暮らした福岡の実家は今年解体した。母にとっては生家と人生の大半を父と過ごした家の双方に別れを告げたことになる。
終の棲家に落ち着き、あとどのくらいかわからないが残りの人生を平穏に過ごして欲しいと願う。
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