« 2024年10月 | トップページ | 2024年12月 »

2024年11月の記事

2024.11.24

今年の締めくくりは、1年ぶりの「うらたんざわ渓流釣場」。命を繋ぐ営みを間近に

20241124-12-29-30s20241124-11-14-43s
禁漁期を迎えると、関東の自然渓流を使った管理釣り場に足を運ぶのが楽しみ。しかし今年は週末の出張が続き、ずっとおあずけをくらっていた。
やっと週末に時間が取れたので出かけることにしたものの、さて何処へ行くか?上野村は遠いしハコスチを相手できるタックルを持ちあわせていない。紅葉も見頃の養沢かうらたんざわで迷ったが、まだドライで楽しめそうなうらたんざわを選択。

朝6時に出発して渋滞にも遭わず、8時に到着。気温は4℃水温11℃。すでに多くの釣り人が竿を出している。
前日吹き荒れた風は治まり、ほぼ無風で晴天。周辺の紅葉も見頃の釣り日和。

準備を整えて、いざヤマメクラシックⅡへ。既にポイントポイントにflyfisherがいるので、空いたポイントを探してエルクロードに入渓。昨年と比べると魚影は薄い。見る限りニジマスばかりでヤマメやイワナは確認できない。あとで釣場スタッフに聞くと、今年の台風の大水で大分流されたらしい。

事務所前の区切られたプールでは、ポツリポツリと小さな虫を食べているようなライズが見えるので、まずは#20ぶら下がりのCDCクイルボディピューパを結ぶ。毎日フライやティペットをさんざん見ている魚は手強い。フライを流れにのせても、見えている魚は全く反応しない。
深みの底や岩陰に潜むやるきのある魚を引きずり出せるかが勝負だ。

Dsc_2963s
結果、午前中釣れたのは7~8寸のニジマスばかり。

Dsc_2959s 途中の浅めの小さなプールでは、尺越えの雌と40cm越えのレッドバンドがはっきり出た雄が産卵の準備をしていた。雌は川底を尾ビレで叩き、雄は近づいてくる他の雄を追い払う。それを距離を置いて暫く眺めてその場を離れた。できれば他の釣り人もそっと見守って欲しい。

お昼休憩を挟んで午後の部。気温も上がり、目に見える大きさの水棲昆虫が飛ぶようになってきた。クラシックⅡに向かう前に、一旦目の前のプールでどのフライの反応が良いかをテスト。#20の茶色いパラシュートへの反応が良いのがわかったので、このフライで再びクラシックⅡへ。

虫が飛んで魚の活性も上がり、午後はフライへの反応も良い。何匹かニジマスを釣った後、サイドワインダーの先の淵、深い所から浮いてきた魚がフライを咥えた。引き寄せるとニジマスの引きとは違う。ネットに納まったのは、パーマークが消えかかった良いサイズのヤマメだった。

Dsc_2964s
測ると27cm、9寸のヤマメ。全体にヒレはしっかりしているが、尾ビレの下側が欠けスリムな魚体から察するに、この秋に産卵を経験した雌なのだろう。このまま死なずに年を越すことができれば、来年は尺だ。

Dsc_2966s更に釣り上がると、瀬から元気よく飛び出してきた小さな魚体。パーマークがあるのでヤマメかと思って見ると、ニジマスの幼魚。この川で生まれたのだろう。ヤマメもニジマスも、それぞれに命を繋ぐ営みが繰り返されている証拠。ここが豊かな川である証左でもある。

魚の活性が上がり楽しい時間ではあるが、帰りの渋滞も気になるので午後2時に納竿。

2時半に出発し順調に帰れるかと思ったが、案の定事故渋滞。ただ、首都高の渋滞は無く高井戸を過ぎたら順調に流れ、帰りは3時間半で帰宅。世界遺産の放送開始に間に合った。

次回は年内最後、養沢毛鉤専用釣場にと思ったら、冬期特別営業は12月1日までだった。養沢は来年の解禁までお預けか。

ということで、今年の自然渓流への釣行はこれにて終了(多分)。
来年も良い釣りができますように。

 

| | | コメント (0)

2024.11.17

筑前町の巨大ワラカカシ、今年はゴジラ-1.0

20241117-10-43-39s
今年も筑前町の巨大ワラカカシを見てきた。

筑前町は僕の生まれた吉井町へ行く途中。もちろん、釣りに行く時にもしょっちゅう通る。

2016年はシン・ゴジラ、今年は-1.0版ゴジラ。2016年はコスモス畑越しだったけど、今回は公園の一角に設置されていた。小雨降る中、まだ朝の10時過ぎだというのに見学の車がひっきりなしにやってくる。今年、「わらでつくった最も大きいフィクションのキャラクター像」としてギネスにも登録されたのだとか。

2016年は両親と3人で、今回は母親と二人。父は2021年に亡くなり、母も来年卒寿。母の実家(築100年を優に超える、柱も梁も太い立派な古民家)が昨年リフォームされずいぶん様子が変った。死ぬ前に生家がどう変わったのかを見ておきたいと言うので吉井へ行く途中に寄ったのだ。

リフォームされた母の実家は、一部減築して屋根瓦を全て新しく葺き替えた他は外観的にはあまり変わっていない。しかしこれまでなかった小さな煙突が1本。かつての土間だったところに床を張ってリビングにし、そこに薪ストーブが置かれていた。他は主に水回り中心にリフォームされていた。

母が子どもの頃に悪さをして、祖父に吊るされたという柿の木も無くなっていた(今では虐待と言われて大変だろうけど、戦前の話だし、僕だって子どもの頃言うことを聞かないと父親に物置に縛り付けられたこともあった)。昔話やら思い出話、リフォームの苦労話など2時間ほど談笑して母は生家をあとにした。考えてみれば、母がここで過ごしたのは20数年、50年暮らした福岡の実家は今年解体した。母にとっては生家と人生の大半を父と過ごした家の双方に別れを告げたことになる。

終の棲家に落ち着き、あとどのくらいかわからないが残りの人生を平穏に過ごして欲しいと願う。

| | | コメント (0)

2024.11.14

「東京駅開業100 周年記念 Suica 」10年未使用で無駄になる前に

Suicaって10年使わないとロックがかかって使えなくなるらしい。

JR東日本は、5月に「東京駅開業100周年記念Suica」についてというリリースを出している。
それによると、本来は 10 年間利用のない Suica は失効し、使えなくなるようだ。しかし、その前に鉄道・バスの乗車や買いもので一度利用すれば、その後 10 年間は失効しないと。要は利用期限の延長ができるというわけだ。

20241112-9-48-51s
東京駅開業100周年記念Suicaは2014年12月に発行されているので、この12月で10年。そういえば大事に仕舞ったまま使っていないので、このままでは使えなくなる=1500円無駄になる。

ということで、PASMOをウォレットに同期させて以来、のりものはiPhoneでタッチしていたが、久しぶりにSuicaで電車に乗った。これであと10年は使えるけど、この先Suicaを持ち歩くこともなさそうなので、買い物か何かで早いとこ使い切ってしまおう。

なお、 「東京駅開業 100 周年記念 Suica 」については、 2014 年 12 月以降、複数回にわたって発売 及び発送し、個別に発行時期を特定できないことから、一度もご利用のない「東京駅開業 100 周年記念 Suica 」の失効日は、一律で 2026 年 3 月 31 日とします」とあるので、仕舞い込んで使っていない人は、来年の3月までに一度は使っておきましょう。そうすれば10年延長されます。


| | | コメント (0)

2024.11.09

福岡空港と伊丹空港はANAがペーパーレス化

ホリエモンが無駄だと批判していた、飛行機の搭乗時に渡される黄色い保安検査証やピンクの座席表(ANA)。
それが、福岡空港と伊丹空港では無くなっていた!
20241110-10-53-34s
羽田空港はまだ紙の保安検査証と座席表が渡されているのに、福岡や伊丹の方が先にペーパーレス化してしまったのか。他の空港も順にペーパーレス化が進むんだろう。
それにしてもこの座席表の紙が無くなると、飛行機に乗ったはいいが、スマホの小さな画面で座席の確認をすることになる。老眼がすすんだ僕たちの年代だと、ちとしんどいな。

全日空様、スマホのデジタル搭乗券の文字を大きくしてください。お願いします!(๑˃̵ᴗ˂̵)

11月13日追記

羽田空港で、搭乗ゲートに列んでいるときにANAのグランドスタッフに「福岡と伊丹はペーパーレスになってますが、羽田はまだなんですか?」と尋ねたら、「63番と65番はペーパーレスになっています。順次切り替えていきます」とのことでした。

| | | コメント (0)

« 2024年10月 | トップページ | 2024年12月 »