2024シーズン最後の高瀬川はボウズで終了も、来シーズンに向けて実りある一日となった
九州でシーズン最後の週末。本当なら3連休毎日釣りをして終了したいところだったが、土曜日の午後からは雨の予報。しかも夜から翌朝にかけてはかなりの大雨だという。ここで大雨が降れば連休中に増水は治まらないだろう。実質土曜日が今シーズン最後の釣りとなる。さて何処に行こう?
梅野川は前回良い型のヤマメが出た。良い記憶のまま来シーズンを迎えたいので梅野川は終了。とすれば、前回突然の雷雨で竿を出せなかった高瀬川。川沿いに流星号を走らせ登っていくが、釣り人のものらしい車がまったく見当たらない。好きなところから入渓できるなら、とまだ一度も竿を出していない区間に入ってみることにする。
心配していた水量は平水。川原に足跡があるが、昨日のものだろう。ヤマメだけでなく、ブラウン狙いのルアーマンも多く入渓するのでプレッシャーは高い。初めての区間なので、退渓ポイントもわからないし、見落とさないようにしないといけない。雨が降り出す前に安全に退渓するためにも、自分へのプレッシャーも高い。
いかにも、のプールで流れのフライをゆっくり追ってきたのは小ぶりのブラウンらしい魚影。追い食いに早合わせとなり、空振り。その後しばらく魚の反応のないまま釣り上がる。いかにもヤマメが好きそうな、ちょっと長めにまっすぐな流れにフライを流すと、8寸ほどのヤマメが出た!がフライを咥えず。直前で見切られたのか?これがこの日最初で最後のヤマメの反応。
やがて雨が降り出し、レインウェアを着ての釣り。蒸し暑くて息が詰まりそう。もう、釣りよりも退渓点を探す事の方が優先になってきた。足早に釣り上がり視界が開けたところで、向こうに人の姿が。ということはあの辺りに退渓点があるということか。
近づいて挨拶すると、なんと僕が釣り上がってくるのを待っていた、漁協の監視員さん!上に駐めていた流星号を見てこの退渓点で待っていたという。しかも、FishPassで年券を購入しているので車も登録してあり、そのデータから流星号のナンバーで僕であることも特定して降りてきていたのだ。
FishPassで遊漁証を購入すると、車載駐車証を漁協か釣具店で受け取らなければならない。それを車のダッシュボードに置いて入渓するのだが、今年は受け取らないままシーズン終盤を迎えていた。そこで、彼は車載駐車証を届けるために待っていてくれたのだ!昨年電話でやりとりをした漁協の女性もとても感じよかった。なんと親切で気配りのある漁協なんだろう!
車載駐車証受け取りのサインをして、しばらくその監視員のMさんと日田漁協管内の川について情報交換。高瀬川よりも魚影が濃いという川を教えてもらい、午後はそちらに移動。いつ雨が降り出してもおかしくない空模様で、慌てて入渓。しかし、入渓ポイントが違ったようで、大きなカワムツばかりが釣れ、雨が強くなったので早々に退渓となった。
帰宅後、Mさんに電話して確認すると、やはり入渓ポイントが違っていた。もっと上流だったらしい。今年はもう無理だけど、来シーズンはリベンジといこうではないか。
放流をしなくなった梅野川に大雨続きで魚影が薄くなった脊振。来シーズンは日田漁協管内の川に期待して、今年の九州の釣りを終えるかな?
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