やっぱり増水。新しいネットをさげて午前中だけ
パリの街全体を使った開会式の構成・センスは流石フランス。新しいものを作るのではなく、エッフェル塔やレガシーを存分に活かした観光キャンペーンのようでもあった。聖火台は意表を突かれたし、セリーヌディオンの「愛の賛歌」は深い余韻を残した。パリオリンピックの開会式を見ながら出かける準備をしていると、いつの間にか6時をまわってしまった。
今週末まではどこも増水が治まらないだろうから、脊振の源流に近い小渓流を目指す。最初に向かった川には出遅れもあり、既にルアーマンの物と思われるピックアップトラックが停まっていた。川はかなり増水していたので、フライでは厳しいかも。この川を諦め、10数キロ移動。途中、道路の法面が崩れていたりと、大雨の傷跡が残っていた。
移動した川には先行者の姿は見当たらない。標高も高く増水の具合もそれほどでもない。幅の狭い川は、入渓すると蜘蛛の巣が凄い。先行者がないことの証でもあるのだが、フライを落とすポイント周辺には必ずと言って良いほど蜘蛛の糸が邪魔をする。フライで蜘蛛の糸を払いながら釣りをしているような状況で、一つのポイントでフライを落とすまでに時間がかかってなかなか前に進めない。
午前中一杯釣り上がり、釣りも厳しそうな増水したフリーストーンの渓相となったので引き返し脱渓、お昼に。なんとか6寸ヤマメを1尾と4寸ほどのチビヤマメ2尾、合わせ切れ1回(蜘蛛の糸を何度も切っていたので傷があった?)という結果に。
午後、別な川へ移動して釣りを続けることも考えたが、どこも増水して厳しいだろうことは容易に想像できた。雲の流れも速いし、午後はゲリラ雷雨の可能性もある。これで山を降りることに。
午前中の釣りだけで麦茶を1リットル飲み、汗びっしょり。それでもこの時点での流星号の外気温計は25.5℃。そこから下り始めると、見る見る外気温は上がっていく。那珂川まで降りてきたときには35℃。帰宅した時には37.5℃を表示していた。
帰り着き車外に出ると、その気温差(山とも、クーラーが効いていた車内とも)と猛烈な暑さで汗が噴き出し、クラクラ。流星号から荷物を降ろし、それを持って家までの短い道のりが、とてつもなく長く感じる。帰宅した時にはもうフラフラ。
やっぱりこの暑さは尋常じゃない。明日は家で静かに過ごそうと誓ったのでした。
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