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2024年7月の記事

2024.07.27

やっぱり増水。新しいネットをさげて午前中だけ

パリの街全体を使った開会式の構成・センスは流石フランス。新しいものを作るのではなく、エッフェル塔やレガシーを存分に活かした観光キャンペーンのようでもあった。聖火台は意表を突かれたし、セリーヌディオンの「愛の賛歌」は深い余韻を残した。パリオリンピックの開会式を見ながら出かける準備をしていると、いつの間にか6時をまわってしまった。

今週末まではどこも増水が治まらないだろうから、脊振の源流に近い小渓流を目指す。最初に向かった川には出遅れもあり、既にルアーマンの物と思われるピックアップトラックが停まっていた。川はかなり増水していたので、フライでは厳しいかも。この川を諦め、10数キロ移動。途中、道路の法面が崩れていたりと、大雨の傷跡が残っていた。
移動した川には先行者の姿は見当たらない。標高も高く増水の具合もそれほどでもない。幅の狭い川は、入渓すると蜘蛛の巣が凄い。先行者がないことの証でもあるのだが、フライを落とすポイント周辺には必ずと言って良いほど蜘蛛の糸が邪魔をする。フライで蜘蛛の糸を払いながら釣りをしているような状況で、一つのポイントでフライを落とすまでに時間がかかってなかなか前に進めない。
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午前中一杯釣り上がり、釣りも厳しそうな増水したフリーストーンの渓相となったので引き返し脱渓、お昼に。なんとか6寸ヤマメを1尾と4寸ほどのチビヤマメ2尾、合わせ切れ1回(蜘蛛の糸を何度も切っていたので傷があった?)という結果に。

午後、別な川へ移動して釣りを続けることも考えたが、どこも増水して厳しいだろうことは容易に想像できた。雲の流れも速いし、午後はゲリラ雷雨の可能性もある。これで山を降りることに。

午前中の釣りだけで麦茶を1リットル飲み、汗びっしょり。それでもこの時点での流星号の外気温計は25.5℃。そこから下り始めると、見る見る外気温は上がっていく。那珂川まで降りてきたときには35℃。帰宅した時には37.5℃を表示していた。
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帰り着き車外に出ると、その気温差(山とも、クーラーが効いていた車内とも)と猛烈な暑さで汗が噴き出し、クラクラ。流星号から荷物を降ろし、それを持って家までの短い道のりが、とてつもなく長く感じる。帰宅した時にはもうフラフラ。

やっぱりこの暑さは尋常じゃない。明日は家で静かに過ごそうと誓ったのでした。

 

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2024.07.26

ランディングネットを購入して1か月ぶりの釣行予定も、ゲリラ雷雨のせいで…

九州北部は梅雨入りも遅かったけれど、梅雨明けも遅かった。月曜日にやっと梅雨明けしたと思ったら、その後もゲリラ雷雨が続き、福岡県内のダム貯水量はほぼ100%。昨日も夕方のゲリラ雷雨は台風のような雨風と雷で、大橋のアンダーパスは冠水したという。佐賀県武雄市には大雨洪水警報が出たくらいだ。

渓流への直近の釣行は、梅雨入り直前の6月17日。1か月以上前のことだ。梅雨が明けたので久しぶりの釣行を計画。それに合わせてランディングネットを新しく購入した。釣りに行けないと、ついついamazonとかヤフオクとか覗いてしまって……
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これまで使っていたランディングネット(写真右)も気に入っていたのだけれど、2つほど気になることがあった。

1点目は、ランディングネットの編み目が大きいこと。ランディングネットのメンテナンスの際にネットを新しいのに取り替えたのは良いけれど、6寸くらいのヤマメだと編み目を抜けて逃げてしまう。写真を撮ろうとカメラの準備をしている間に何度も逃げられてしまった。

2点目はフレーム(ハンドル)形状。僕はネットリリーサーをフレームのネット先端に付けてハンドルを下向きに下げる。これまでカーブ型、ストレート形両方使ってきたが、ネットを取るときには背中のハンドルを握るので、カーブ型よりもストレートの方がハンドルを掴みやすい。次のネットはストレートにしようと思っていた。
そして…釣りに行けずにヤフオクを見ていて、ついポチってしまった。

梅雨が明け、新しいランディングネットも届き、さあ、今週末は釣り三昧だ!と準備を進めていたけれど…
この週末は土曜日は高瀬川や日田漁協管内を釣り廻って日田に泊まり、日曜日は梅野川へと思っていた。しかし、山形・秋田で水害が発生するような大雨が降っているように、九州でもまだまだ大気中の水蒸気は多くて降れば大雨。国土交通省の川の防災情報をチェックすると、今日も九州各地でゲリラ雷雨が発生し、梅野川の下流の栃野の水位計では、ゲリラ雷雨発生でわずか2時間(実質は1時間くらい?)15mmの雨で23cmも水位が上がっていた。
更に、泊まるつもりだった宿に電話すると週末は高校生の合宿で満室だと!釣り好きのご主人も僕のことは覚えてくれていて、川の状況などを話してくれたが、連日夕方はゲリラ雷雨で一気に水位が上がるのだとか。ウェザーニューズで明日の天気予報を見ると、やはり明日も3時頃から雨の予報になっている。

日中の酷暑(明日も最高気温36℃予想)とその後のゲリラ雷雨。しかも水位も下がっていない状況では遠出は避けた方が良さそうだ。
明日は新しいランディングネットの初おろしを主目的として、雨の影響が少なそうな渓流を探しに行くくらいにしよう。

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2024.07.21

土用にはちょっと早いけど、息子のおごりで鰻をゴチに

 北部九州は梅雨が明けないのに、関東は梅雨が明けて猛暑日が続く。
先週末の3連休も雨の福岡で、釣りに行けずに悶々と amazon prime video で映画ばかり観ていた。そして今週こそは養沢へ、と思って準備していたが、やはり熱中症警戒警報が出てるし(前回の朝霞ガーデンは本当に危なかった)、夏休みに入ったのできっと高速は大渋滞に違いない。ということで結局釣りを断念して、土曜日はエアコンの効いた部屋で一日過ごした。

日曜日には息子がボーナスが出たので鰻を食べようと誘ってくれた。ボーナスなんて会社を辞めて25年縁が無い。遠い昔の青春の思い出のような響きだ。
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小市民には年に1回食べるか食べないか、という贅沢品の鰻。福岡ならせいろ蒸しだけど、東京はうな丼か鰻重。長嶋一茂ならいざしらず、何かイベントが無い限りはなかなか口にすることは無い鰻。ビールを口に運びながら、待望の鰻の到着を待つ。

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米粒一つも残さず綺麗にいただきました。遠慮無く息子にゴチになりました。
息子夫婦と4人で食べた鰻。来年も食べられるかな?

贅沢な物でなくても、家族で美味しく食事できるって有り難いことですねえ。

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2024.07.06

気温37度、炎天下の朝霞ガーデンのフライポンドに誰もいなくなり…危うく熱中症に

この週末、本当は養沢へ行くつもりだった。しかし、夕方に用事が入り、3時には帰宅しなければならなくなった。養沢に行けば、帰りの道路状況が読めないので午前中で納竿しなければ不安だ。ということで行く先を変更し、解禁中に足を運ぶことはほぼない朝霞ガーデンへ。

近いからとのんびりしているうちに出発が遅れ、到着は11時前。シーズン中のためか暑さのためか、来場者は少ない。フライ専用ポンドに立ったのは11時ちょうど。防災朝霞の放送が流れ、熱中症の危険があるので外での作業・外出は控えましょうと言っている。

ポンドではニジマスがジャンプしたり派手なライズをしているが、例によって極小の「何か」に反応しているのだろう。小さなフライを選んで投げるが無反応。フライを色々替えてみても反応無し。それでは、とサイズを上げてわかりやすい#14のスルーウィングメイフライを、水車が作り出す波のある流れに乗せると喰った!が残念、バレた。いっそのこと見えやすいフライの方が反応が良さそうだ。メンテナンスしやすくて大きい#12の反沈みパラシュートに替えるとすぐにヒット。ライズしている魚よりも、フライのアピールに反応する魚を狙う方が良さそうだ。
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その後は大きめのフライをローテーションしながらコンスタントにニジマスをネットに納めていた。

午後1時をまわった頃だろうか、暑さのためかなんとなくぼーっとしてきた。今日は保冷バッグに麦茶と凍らせた水のペットボトルを持参している。冷たい麦茶を飲みながらの釣り。しかし、川だったら冷たい水で帽子を濡らせて頭を冷やせるが、このポンドだとどうもそれがはばかられて頭を冷やせないでいた。1時半近くになると、なんとなく頭も痛い感じで視野も狭まってきたか。まだ時間は残っているが、次の1尾で納竿しようと決めてフライを取り替え、流すとすぐにヒット。すぐに釣れて良かった~~~!

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車に戻り、タックル置くと、急いでトイレに向かう。手洗いの水道でペットボトルに水を入れ、外で頭からその水を被って頭と首筋を冷やすと頭がスッキリしてきた。軽い熱中症だったんだろう。

いつの間にかフライポンドの釣り人は僕が最後の一人となっていた。頭を冷やし、冷静にポンドを見たときには、ポンドを見回る施設スタッフがいるだけで、釣り人は誰一人いなくなっていた。こんな日に日陰も無い炎天下の釣りは危険だと再確認。

帰路の車の外気温計は37℃を表示していた。

 

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