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2024年6月の記事

2024.06.30

RIMOWAのスーツケースが開かなくなり、修理に出した-コペンハーゲン旅行記(7)番外編2

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夫婦で海外に出かけるときのスーツケースは、16年ほど使用しているRIMOWA。2008年にある仕事が一息つき、家族でハワイに出かけた際、偶然見つけて購入した。当時は3人の子ども達も小さく、夏物の服もかさばらないので小さなスーツケース一つになんとか詰め込んで行けた。しかし、お土産を買うと、帰りにはそれを入れるための鞄が必要になった。そんなときに立ち寄った土産物店で、何故だか1つだけ安売りされていたのでこれは良いや!と購入した。いくらだったかはもう記憶に無いが、子育てで物入りなその当時に衝動買いできたくらいだったので、相当に安かったのだろう。円高ドル安(1$約110円)の時期だったのもある。そういえば、その時の旅の手配は2017年に突然自己破産して話題になった「てるみくらぶ」の格安パッケージだった。

もちろん、先日のコペンハーゲンへもこれで行ったが、ちょっと大きすぎて中はスカスカだった。そのせいか、あるいは上海からのSAS便でpriorityタグが付けられなかったせいか、帰国する頃には(もともとへこみは多くあったが)大分痛んでしまっていた。

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とうとうフレームの歪みで蝶番の所を押さないと蓋が正常に開かなくなり、キャスターもボロボロ。ソニー損保の旅行傷害保険に入っていたので、スーツケースの損傷は携行品の補償対象になるか尋ねると、最終的には写真での判断になるとの条件付きではあるが補償されるとの回答。

早速RIMOWAに修理依頼をしようと調べるも、Shopへの修理持ち込みは予約制。しかもずっと先まで埋まっている。正規店でなくても修理はできるだろうからとネットで調べると、リモワ(RIMOWA)専門通販サイト スーツケースマニアというサイトで「リモワスーツケース修理サービス」のページを発見。早速問い合わせするとすぐにメールが届き、写真と症状を送ると丁寧な見積が送られてきた。古いので正規品のパーツが無いものもあるとか、正規品だといくらで代替品ならいくらだとかも提示してくれた。最終的には現物を見ないと正式見積もりは取れないので、スーツケースを送って詳細見積を依頼した。他にも替えた方が良いパーツや内張の修繕も提案されたが、今回は保険での修理を前提にしているので、フレームの矯正とキャスターの取り替え(代替品)、見えてなかったけどリベットの欠損が見つかり、それだけを依頼。

1週間ほどで修理は完了し、支払は代引きでスーツケースが届いた。修理代は23,386円。
これまで、海外に行くときには必ず保険に入って行ってたけど、面倒くさいのもあって保険を請求したことは無かった。ソニー損保に写真と修理代の領収書を送ると、翌週には振り込まれていた。

保険には入っておくものだが、面倒くさがらずにちゃんと請求するのも大事だなと痛感したのでした。

 

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2024.06.17

梅雨入り前の滑り込みで梅野川へ。下流部は良い感じの渓相に

梅雨入り前の駆け込みのつもりで金曜日は近場へ弾丸釣行。しかし土曜日から崩れるといっていた天候は持ち直し、雨が降るのは月曜日という。おかげで土曜日の法事も雨に降られずに済んだ。今年の梅雨は大雨になるという予想もあり、梅雨明けはまた渓相が一変してヤマメもいなくなっているかもしれない。ここは梅雨入り前にもう一回!GW以来足を運んでいない梅野川へ。

日曜日の午前7時20分到着。しかし、上流部堰堤上の入渓ポイント前には、遠方の本州ナンバーの白いスバル。そこで気になっていた下流部、今シーズン初めて鯛生川との合流点から堰堤までを釣り上がることにした。

Dsc_2842s入渓してすぐ、鯛生川との合流点のすぐ上で岩陰に魚の群れ発見。サイズも小さく ヤマメではなさそうだが、まずはそこに1尾とカディスを落としてみるも反応無し。フライがあっていないせいなのか?ティペットを細くしフライサイズを落として22番のパラシュートを流すもやはり反応無し。まあ、ヤマメでないのは間違いなさそうなので見切りを付け、上の流れにフライを流すと今度はすぐに小さなヤマメが喰ってきた。

しかし、そこからしばらくヤマメの反応が無い。アブラハヤやカワムツは出るのに。そして山本2号橋のすぐ上の細長いプールには底の方に大きな複数の黒い魚影。この黒さはコイ科の魚の色だ。サイズ的にもイダだろう。1度目の九州北部豪雨(2012年)以来、それまではプールの外道でよく釣れていたイダがいなくなっていた。本当にイダかどうか確かめようと、ニンフを色々替えながら流してみたが、結局フライを咥えること無く時間ばかり過ぎるので、ここも見切りを付けて流木止めの上のプールへ。

Dsc_2856 このプールも以前なら良いサイズのヤマメが着いていたものだが小さな魚の反応はあるものの、フライを咥えるほどのサイズのヤマメは姿を見せず。しかしそのプールの上、小さなポイントで白泡の陰からやっと6寸弱のヤマメがフライを追って来て咥えた。

Dsc_2857s 流星号を駐めた駐車スペース前のスロープを下った辺りはこの春の雨で良い感じで石が動き、ヤマメが着く良いポイントがたくさんできていた。

それらの「良い感じのポイント」には、だいたい5~6寸のヤマメが着いているようだった。合わせそこねやバラしもあったが、ここで6寸越え19cmのヤマメを1尾追加し、休耕田下の流れが岩盤に当たってできたプールに。ここでは白泡の下からフライに浮いてくる魚影も見えたが、やはり小さい。ニンフを沈めても望み薄だろう。

更に釣り上がり、だんだんと魚影が濃くなる感じに。ポイントポイントで大きくはないがフライを追ってくるヤマメの姿が見える。橋の上でもう一尾6寸を追加し、小滝の上の木立の中を流れるエリアへ。堰堤までの短い区間に広めのプールが段々に続き、今回はここが一番面白かった。時間帯も良かったのかフライへの反応が良く、プールの底からフライを追ってくるヤマメの姿が見える。中には7寸を超えるようなヤマメも追ってきたが、残念ながら直前でUターン。

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結局、7寸に届かず20cmが最大ではあったが、堰堤から下流の流れも順調に魚影が快復しているのが確認でき、ひと安心して脱渓。
しかし、梅雨の大雨、更には台風などでまた山が崩れたり大水で岩もろとも多くの魚や生き物が流されるかもしれない。再びシーズンオフに重機を入れて川の復旧ということにならなければ良いが。

そして今日、九州北部が梅雨入りし、九州南部では線条降水帯が発生する恐れがあると発表された。

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2024.06.14

午前中だけの弾丸釣行でやっと1尾。やっぱり地元有利だよなあ

平日、お酒を飲まないと翌朝は早くに目が覚める。歳をとったってことだよなあ。今朝も5時前に目が覚めた。

今年は梅雨入りが遅れている。5月まではずっと雨の影響で週末は増水が続いていたのに、6月に入ってからはずっと天気が良い。増水も落ち着いて今なら良い釣りができる?明日は法事で釣りに行けないし、来週には梅雨入りしそうだ。よし、午前中だけ!

7時半に川に到着し、準備をして入渓ポイントに向かって歩いてると濡れた足跡がずっと続いている。しかも同じ方向に。ひょっとして今脱渓したばかりの釣り人の物か?気になって足跡を辿っていくとやっぱり!地元ナンバーの車にタックルをしまっているルアーマン。

声をかけて話を聞くと、僕がまさにこれから入渓して釣ろうとしていた区間をバッチリ釣り上がっていた。しかもリリースせずに持ち帰り。水を張ったクーラーボックスには6~7寸のヤマメが10尾ほど。フライだと水棲昆虫のハッチの時間などを考えて入渓するが、ルアーは人よりも早くポイントを攻めるのが勝ちなのか、みんな入渓が早い。あるいは地元の人なので、仕事前に釣っているのか。これから帰宅して出勤でも十分間に合う。これまでもこのくらいの時間に到着すると、脱渓して上がってくるルアーマンと何度も遭遇して言葉を交わしている。

到着するまで頭に描いていたプランが全て崩れ去ったショックと、ルアーでこんなに釣られ、しかも抜かれているという現実に更なるショック。そして平日だからと高をくくっていた自分が情けなくなった。

大きく移動し入渓するも、全く魚の反応が無い。至る所に足跡が残っているが、それが今日の物か昨日の物かもわからずに疑心暗鬼のまま釣り上がるが、脱渓ポイントまでほとんどヤマメの反応は無かった。やはり先行者がいたのか。

再び大きく移動して入渓。今度はヤマメの反応もある。ここは無事だったか。まずは3寸ほどのチビヤマメ、そしてようやく19cm、なんとか6寸越えのヤマメをゲット。
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このあと、もう一尾チビヤマメを釣って納竿。

金曜日は必ず午後から、いや、夕方になにかしらのクライアントさんからの作業指示があるので、午前中だけで急いで帰宅。案の定、帰宅するや、いろんなメールが届き始める。ま、仕事にも影響なくなんとか一尾と出会えたので、色々あったものの今日は良しとしよう。

やっぱり東京にも九州にも、川の近くに拠点が欲しいなあ。

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2024.06.08

初挑戦の中津川は撃沈。関東の川は鮎釣りの解禁を意識しないとならない

この週末は東京。どこか関東の川に出かけたいが、5時には帰宅しなければならない。熊も怖いので、知らない川に一人で行くことはしたくない。C&R区間か自然渓流の管理釣り場なら人も多いし安心だろうが(でも、養沢で熊が出て大騒ぎしたこともあった)。
関越で行く神流川か秩父か、中央高速で行く養沢か桂川か、それともそれ以外か。
nexcoのドラぷらで調べると、帰宅時刻に東名高速が一番スムーズ。前から気になっていた中津川C&R区間は、中央高速で行っても東名高速で行っても走行距離はほぼ変わらない。ということで中津川を目指して出撃。

首都高に乗ったのは6時半過ぎ。予定では8時前に到着するはずだった。ところが事故渋滞で5km抜けるのに1時間弱。遊漁券を購入できたのは9時少し前。
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駐車場や入渓ポイントを教えてもらい、まずは一番近い馬渡橋の駐車スペースへ。
釣り人の車で一杯なのかと思ったら、川岸にはなんとテントサウナ!にデイキャンプのテント!
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そういえば、中津川漁協事務所の対岸の河川敷にはテントがびっしりだった。昨年の入間川や神流川でもそうだったが、関東の川は流れがフラットで川遊びをしやすいので、天気の良い日はファミリーが川遊びをしにやってくる。ここもそんな川だったのね。加えて、今月から鮎釣りが解禁。川には鮎釣り師が立ち込んでいる。
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フラットな流れに鮎釣り師と川遊びをするファミリー。ヤマメが上を向いているはずもなく…

初めての川なので話を聞こうと、川から上がってきたflyfisherに声をかけてみた。親切な地元のflyfisherで、いろいろと情報をくれた。
先週まではflyfisherばかりだったけど、鮎が解禁になってヤマメはすっかり。ヤマメはいるのだけれど、ほとんど反応しないと。(朝から竿を出して)今日もさっぱりだったと。
しばらく釣り上がったが、全く反応無し。上流へ移動して愛川橋脇へ。ここもテントとキャンパーに占領されて断念。更に移動して交番脇から川へ。ここの駐車スペースはキャンパーの姿はなく、釣り人の車だけ。しかもみなflyfisher。

ここでもいろいろ話を聞くことができたが、すでに多くの釣り人が入った後で、釣果を望むべくもなく。川から上がってきたflyfisherは午前中で2尾釣ったという。
イブニングにはどこにいたの?というくらいにヤマメのライズが始まるらしいので、イブニング狙いのflyfisherがやってくるというが、日も高く、とてもドライに出るという状況でもない。深場でニンフを流し、一度だけかかったもののバラし。これが本日唯一のヤマメの反応。

午後2時過ぎ、早いけど納竿し帰路に。久しぶりのボウズで中津川の初釣行を終えた。
帰りは厚木を抜けるのに少し時間はかかったものの東名高速はスムーズ、渋滞無しで4時ちょうどに帰宅。

九州では、鮎の釣場とヤマメの釣場が重なることはあまりない(高瀬川や小野川など、日田漁協管内でも両方放流しているが、鮎師と遭遇したことはない)が、関東の川ではもろ被りの所も多い。茨城県の久慈川では、ヤマメは解禁になってもフライはダメというくらいに鮎釣りが優遇されている。熊と鮎に注意して出かけないとなあ。

 

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2024.06.05

天気も良いし、水量も落ち着いてるだろうと出かけたけれど……

目が覚めると今日も良い天気。日曜日はまだ増水は治まっていなかったがあれから3日、好天が続いている。どの川も水量は落ち着いていることだろう。梅雨入り前にできるだけ釣りを楽しみたい。脊振なら片道1時間、速攻で行ってみるか。と仕事前に一振り。

水量もちょうど良い具合に落ち着き、ヤマメの活性もメチャクチャに良い。1キャスト毎にヤマメの反応がある。がしかし、みんな小さい。昨シーズンまでだったら良いサイズのヤマメが付いていた場所からも、3寸にも満たないヤマメしか出てこない。数はたくさん出てもサイズが上がらない。
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最後には、今日釣れたほとんどのヤマメよりも大きなオイカワが釣れてしまい、今日はここまで。
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思うような釣果は上げられなかったけれど、気持ちいい朝の時間を十分に楽しめたので良しとしよう。

 

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2024.06.02

久しぶりの7寸ヤマメが釣れたのは良いけれど、やたらと疲れて

週の前半には台風に影響を受けた前線が強い雨を降らせた。金曜日も午前中、それほど強くはないが雨が降った。土曜日は避けて、日曜日の今日出動。前回も雨の影響が残る増水した川で、釣果はさっぱりだった。デンマーク行きも挟んであれから3週間、一番良い季節に穴を開けてしまったので、多少の増水は覚悟のうえで川へ。

川はやはり増水していたが、水はクリア。入渓して目の前のプールの流れ込みのところにフライを浮かべると、底の方からヤマメが浮いてきて早速咥えた。すぐさまあわせを入れると、あろうことか合わせ切れ!ティペットの途中で切れている。ティペットに傷があったか。
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ティペットを替え、ついでにフライサイズをアップ。増水して白泡ばかりなので、自分からも魚からもよく見えるように。フライへの反応は良くなったが、小さなヤマメばかりでなかなかフライを咥えてくれない。やっとフライを咥えたのは5寸のヤマメ。その後6寸を1尾、5寸、4寸を数尾釣ったあたりから急にヤマメの反応が悪くなった。フライを見に来たヤマメと目が合って(様な気がした)そのまま引き返されることも2度。気がつくと、新しい足跡が残っていた。途中から釣り人に入られたか。

Dsc_2825s Dsc_2811s 一度昼食のために退渓し、咲き始めた紫陽花を眺めながら流星号に戻り、上流へ移動。向かった先には釣りを終えて珈琲を淹れてくつろいでいる釣り人らしき人。隣に流星号を駐め、声を掛けると途中からの足跡の主のルアーマンだった。いろいろ情報交換をし、彼はそこで脱渓してこれから帰路につくというので、入れ替わりにそこから入渓。

そこからは先行者がいないからだろう、ヤマメの反応は再び良くなった。プールですぐに5寸、その先では再びフライを追ってきたヤマメと目が合い、ライズしているヤマメはフライを咥え損ねと、釣果は伸びないけれど楽しい!そして、とうとうサイズアップして19cm。さらに段差のある流れ込みの白泡の脇から出た!今日一番の7寸越え22cm。
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久しぶりにヒレピンの7寸ヤマメ。高瀬川での7寸ヤマメは胸びれが小さい放流物だったから、九州では今シーズン最大のヒレピン。

ところが、思いも掛けず良い釣果に恵まれて帰路についたは良いが、途中から両足が突っ張ってこのまま運転するのは危険と判断。流星号を安全な所に停めて、15分ほど屈伸したり流星号のまわりを歩き回ったりしながら足の回復を待った。そういえば昨年も同じようなことがあった。熱中症の症状だったんだろうか?

何はともあれ無事、帰宅。
疲れ果てていたのか、アンチヒーローを見ながら寝落ちしていた。

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