RIMOWAのスーツケースが開かなくなり、修理に出した-コペンハーゲン旅行記(7)番外編2
夫婦で海外に出かけるときのスーツケースは、16年ほど使用しているRIMOWA。2008年にある仕事が一息つき、家族でハワイに出かけた際、偶然見つけて購入した。当時は3人の子ども達も小さく、夏物の服もかさばらないので小さなスーツケース一つになんとか詰め込んで行けた。しかし、お土産を買うと、帰りにはそれを入れるための鞄が必要になった。そんなときに立ち寄った土産物店で、何故だか1つだけ安売りされていたのでこれは良いや!と購入した。いくらだったかはもう記憶に無いが、子育てで物入りなその当時に衝動買いできたくらいだったので、相当に安かったのだろう。円高ドル安(1$約110円)の時期だったのもある。そういえば、その時の旅の手配は2017年に突然自己破産して話題になった「てるみくらぶ」の格安パッケージだった。
もちろん、先日のコペンハーゲンへもこれで行ったが、ちょっと大きすぎて中はスカスカだった。そのせいか、あるいは上海からのSAS便でpriorityタグが付けられなかったせいか、帰国する頃には(もともとへこみは多くあったが)大分痛んでしまっていた。
とうとうフレームの歪みで蝶番の所を押さないと蓋が正常に開かなくなり、キャスターもボロボロ。ソニー損保の旅行傷害保険に入っていたので、スーツケースの損傷は携行品の補償対象になるか尋ねると、最終的には写真での判断になるとの条件付きではあるが補償されるとの回答。
早速RIMOWAに修理依頼をしようと調べるも、Shopへの修理持ち込みは予約制。しかもずっと先まで埋まっている。正規店でなくても修理はできるだろうからとネットで調べると、リモワ(RIMOWA)専門通販サイト スーツケースマニアというサイトで「リモワスーツケース修理サービス」のページを発見。早速問い合わせするとすぐにメールが届き、写真と症状を送ると丁寧な見積が送られてきた。古いので正規品のパーツが無いものもあるとか、正規品だといくらで代替品ならいくらだとかも提示してくれた。最終的には現物を見ないと正式見積もりは取れないので、スーツケースを送って詳細見積を依頼した。他にも替えた方が良いパーツや内張の修繕も提案されたが、今回は保険での修理を前提にしているので、フレームの矯正とキャスターの取り替え(代替品)、見えてなかったけどリベットの欠損が見つかり、それだけを依頼。
1週間ほどで修理は完了し、支払は代引きでスーツケースが届いた。修理代は23,386円。
これまで、海外に行くときには必ず保険に入って行ってたけど、面倒くさいのもあって保険を請求したことは無かった。ソニー損保に写真と修理代の領収書を送ると、翌週には振り込まれていた。
保険には入っておくものだが、面倒くさがらずにちゃんと請求するのも大事だなと痛感したのでした。