脊振の川も玉島川もすっかり変わってヤマメの魚影はほとんど無し。 「ななのゆ」のヌルヌル温泉とつゆだくカツ丼で気分を上げて帰宅
昨シーズンで古湯を見限り、今シーズンは脊振方面へはまだ出かけていなかった。昨年の大雨で、脊振方面でも大きな被害が出ていた。シーズン終盤にまわった川はどこも護岸が崩れ、渓相も大きく変わっていた。水害後は行けていないが玉島川は越水し、護岸が崩れたり岩が動いたりと言うのは伝えられていた。
そして今春、玉島川の清掃作業をする写真などがSNSで伝わってきた。そこで玉島川、脊振の様子を見に出かけることにした。
三瀬峠を越えて玉島川に向かう途中の川にまず入渓。昨シーズン最後に入ったときから更に渓相は変わり、どこも砂で埋まってヤマメの姿は無し。たまに出るのは2寸、3寸のチビヤマメだけ。この川を早々に諦め玉島川へ。
いろんな物の値段が上がっているが、玉島川の遊漁料も今年値上がりして日釣りで1,200円に。流下物は綺麗に取り除かれて釣りやすいものの、やはりどこも砂で埋まり、ヤマメが付きそうなポイントがほとんど無くなっていた。そして魚の気配もほとんど無し。所々に新しい足跡が残っているので、昨日か今朝か釣り人が入ったようだ。
玉島川は漁協が放流しているものの、古湯同様に解禁直後に餌釣り師にほとんど釣り上げられているのだろうが、どこかに釣り残された成魚はいるはず。一日釣り上がり(滝川も覗いてみたけど、工事?のせいか濁って竿を出せず)、2尾。しかも最大がこれ。
結局、消化不良のまま脱渓し、目の前の「ななのゆ」へ。PH値10.1は佐賀県内で一番アルカリ度数が高い天然温泉。少しヌルヌルして体にまとわりつくようなお湯は、いかにも温泉に浸かっているという感じが良い。汗を洗い流し、遡行でパンパンになった足を露天風呂でほぐした後は、お約束のコーヒー牛乳。
このレトロな自動販売機も良い。さて問題です。お金を入れた後、どうやって牛乳を取り出すでしょう?気になる方は是非ななのゆへ。
温泉にも浸かったし、今日はゆっくりしてここで夕食を食べてから帰ることにしている。お目当てはカツ丼。
コーヒー牛乳を飲んでも汗は治まらず、体は火照ったまま。ノンアルコールビールを飲みながら、カツ丼のできあがりを待つ。
関東のカツ丼とはちょっと違い、ここのカツ丼は出汁の利いた汁がたっぷりの「つゆだく」で僕好み。
温泉と美味しいカツ丼と山の空気に癒やされ、残念な釣果との帳尻を合わせて帰宅の途についたのでした。
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