ブリュッセル航空機内食・ラウンジ&帰りのANA機内食-コペンハーゲン旅行記(番外編)
コペンハーゲンに滞在中はこれだけ物価が高いと、食事をするのもお酒を飲むのもどこか緊張感があった。その点、空港ラウンジや機内食はお金の心配をしなくて良いので安心して手を伸ばせる。
ということで今回の旅の機内食とラウンジについてまとめてみる。と言っても行きのANA便とSASについてはこちらで既に触れている(SASはエコノミーだったので割愛)ので、帰りのビジネスクラスでの行程について。
さすが北欧デザイン!すっきりのコペンハーゲン空港ラウンジ
福岡空港並に交通の便が良いコペンハーゲン空港。なんせ、中央駅から国鉄でわずか15分。しかも日本並みに列車の運航が正確(少なくとも滞在中は)。駅からの出口を誤っていきなり地上へ出たら、空港の前。こんな可愛いオブジェがありました。
余裕を持って空港に向かったうえに搭乗手続きも通関もスムーズで、ずいぶん時間を持て余してしまった。特にお土産を買うわけでもないので、早めにスターアライアンスのラウンジへ。
ラウンジはスッキリ清潔感がある北欧デザイン。食事もホテルの朝食のように豊富なメニューが列んでいたが、直前にホテルでお腹いっぱいに食べてきたので飲み物に手を出すのが精一杯。飛行機に乗ればまた機内食も出るし。
コペンハーゲンで一つ気付いたのが、トイレ。男性トイレも基本個室。ホテルのレストランのトイレも個室だけだった。LGBTQなどに配慮してなのか。
草間彌生風水玉模様のブリュッセル航空機に乗り込み、定刻にブリュッセルへ向け出発。
ブリュッセル航空の機内食は不思議な選択肢だった
コペンハーゲンからブリュッセルまでは1時間半ほど。ちょうど正午を挟んだフライトなので昼食が出た。それほどお腹は減っていなかったが、出てくる物は有り難くいただいておこうと。ところが、選択肢が3つ。プレートの食事とブリトーのようなワンハンドで食べられる物が2種。
どれがどういう食べ物かわからず、とにかく僕はプレートを、妻はブリトー風の物(写真撮り忘れた)を受け取った。どちらもフライト時間を考慮した軽い食事ということだったか。まあ、シャンパーニュをいただけたのでそれで充分。
ブリュッセル空港はダイヤモンドラウンジのみ
ブリュッセル空港に到着すると通関して再び出国手続き。行きの上海では荷物を一度受け取ったが、帰りは成田まで荷物は出てこないのでこれまたスムーズに手続きを終えてラウンジへ。出発ターミナルのラウンジを目指すが、スターアライアンスのラウンジが見当たらない。フロアマップをたよりに空港ラウンジへ向かうと「ダイヤモンドラウンジ」とある。ラウンジの受付で「スターアライアンスのラウンジですか?」と尋ねると、「ここは航空会社毎に契約しているのでチケットを見せてくれ」と。ANAのチケットを確認して無事に入室。5年前も利用した筈なんだけど、何にも覚えていない。
さすがベルギー、ビールの品揃えは流石。ブリュッセル空港での乗り換えは通関・移動時間を除くと5時間近くあったが、他にすることもなくずっとラウンジで過ごすことに。かといって動いていないのでお腹も減らない。で、ビール飲んだりスパークリングワイン飲んだりして過ごした。
安定のANAクオリティの機内食
今回の旅の最後の食事はANA便での機内食。19:30(現地時刻)出発、16:30(日本)到着のおよそ14時間のフライトで2回の食事といつでも注文OKの軽食メニューがある。
食事メニューは洋食と和食があるが迷わず洋食を選び、目にも美味しそうな前菜をシャンパーニュとともに。安定のANAクオリティ。シャンパーニュも2種類搭載してあったので、途中からは違うボトルも楽しめた。
メインのお肉はビーフだったかな、こちらはボルドーの赤ワインと共に。
デザートはチーズを選択し、再びシャンパーニュをいただきながら映画を観ていたら寝落ちしてしまった。
今回、北回りの航路だとばっかり思っていたら、帰路も南回り。北極圏を飛ぶ外の景色(白夜)を楽しみにしていたのに残念。それもあって外を見ることも無く寝てしまったか。
どのくらい寝たのだろうか?機内は真っ暗(外は明るいけど787なので窓を集中コントロールで遮光している)。目が覚めて映画を観ていたけれど、少し小腹が空いてきた。一風堂ベースのラーメンを注文。
真っ暗な中、手元の照明を点けてラーメンをすする。スープは一風堂だが、残念ながら麺はもっさりとしている。上空で茹でるわけではないだろうし、再現に限界はあるか。
窓が明るくなり、到着前に最後の食事。
時刻的には昼食だけど、このくらい軽い食事でちょうど良い。
最後に再びシャンパーニュを飲みながら最後の食事を楽しみ、とうとう成田に着陸。
ANAさん、良い空の旅でした。
これが最後のヨーロッパになるのだろうか。これだけの長距離を飛ぶのも最後かもしれない。
ライフタイムマイルはANA+パートナー航空会社で97万5千マイル、ANAのみなら96万マイル。
来年あたりから移動回数は減るだろうし、死ぬまでにミリオンマイラーに到達できるだろうか?