ホームでの初日は合わせ切れ連続の末に、やっと1尾
2024シーズンは関東で解禁を迎えたので、8日遅れの九州での解禁釣行。例年なら3月はほぼ古湯で竿を出していたが、昨年で踏ん切りが付いた。かつてのように嘉瀬川本流(全域)にヤマメがたくさん泳いでいる状況に戻れば別だが、貝野川の段々のプールを釣り堀のようにして、そこにばかりヤマメを放流し、初日に餌釣り師が囲んでみんな釣り上げて終わりという今の状況が続く限りは、もう古湯に足を伸ばすことはないだろう。
それではどの川に行くか?この週末は朝晩の冷え込みがきつく、土曜日は一日曇りで冷たい風が吹くという予報。まずは高瀬川だと風が強くて釣りにならないだろうから、風の影響が少ない渓を目指すことに。ヤマメの活性が上がるのは昼くらいからなので焦らずに出発しようと思うのだが、どうしても気持ちが急いて、9時半に到着。他に釣り人の車らしきものは見当たらない。どんよりと曇り、冷たい風が吹いていて寒い。虫の気配もない。気温5℃、水温も5℃。これではヤマメも動かないだろう。まずはそれらしい深みにニンフを流しながら釣り上がることに。
しかし、午前中一度も魚の反応もなく、水棲昆虫の飛ぶ姿も見られないまま正午を迎えたので一度退渓してお昼に。
ちょうど川を上がる頃に日が差し始めた。午後はドライでいけるかな?とフライをドライに替え再び入渓。
流れの緩い石の周辺を中心にフライを流し始めてすぐ、石の裏から7寸ほどの良型が浮いてきてフライを咥えた。合わせもバッチリ決まった!ところが、なんと合わせ切れ(T_T) しかもティペットの先端ではなく途中で。午前中の釣りで、ティペットに傷を付けていたのか?あのヤマメは長いティペットを引きずって行ってしまったことになる。バーブレスだからフライはすぐに外れるだろうけど、中途半端なティペットが川に流れてしまった。逃がした魚も大きい。
それから少しずつ小さなヤマメがフライに反応するようになってきた。が、口を使うほどでもない。以前も良いヤマメが付いていたポイントにフライを浮かべると、狙ったとおりヤマメが横から綺麗にフライを咥えた。しかし、再び合わせ切れ。今度もティペットの途中で。枝に絡めたときに傷ついていたか。ティペットを全部張り替えて、退渓点まで残りわずかの区間を釣り上がる。
もう、目の前に退渓ポイントというところで、岩の裏を通したフライにやっとヤマメが出た!今度こそは合わせ切れもせずネットに納まってくれた。5寸をちょっと超えるほどと大きくは無かったが、貴重な一尾。これでやっと九州でも解禁!
川を上がると、満開の菜の花が眩しかった。
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