やっと神流川らしいヤマメ34cm、37cmの尺上2尾をあげるもドライでは……
この週末は暖かくなるというので、再び神流川へ行こうと決めた。ちょうど放流日でまたも釣り人は多そうだし、本当なら魚が落ち着く翌日の方がフライでは良さそうだけれど、こちらの都合もある。なんせ、明日は初孫のお宮参りだ。
温かくなるとは言っても神流川は標高が高くてまだ雪が残っているので、朝は魚の活性は上がらないはず。9時半到着を目標に出発。ところが、出発してすぐにラジオの交通情報で関越の下りは乗用車同士の事故で25kmの渋滞という。関越に乗るまで1時間ほどあるので、それまでに事故処理が終わって渋滞が解消するのを祈るばかり。
結果、多少の影響は残っていたものの事故渋滞は解消して大した遅れもなく下仁田に。山越えの路面も途中法面に雪が残っている場所もあったが、車の外気温計では10℃前後あり路面凍結の心配もなく予定よりも20分ほどの遅れで川の駅に到着。役場前のC&Rエリアで竿を出したのは10時頃。既に多くの釣り人が並んでいた。
前回なんとか1尾を釣り上げた流れ込みのポイントが空いていたのでそこに陣取りまずは最初の1尾を目指す。魚影は見えているし、時折ネコヤナギ?の下でライズが見えるので楽勝だろうと思ったがさにあらず。まずは手堅くニンフで1尾とフライを通してもなんの反応も無い。風がやけに強くて、じっと風が止むのを待つ時間も。解禁してずっとフライ(特にニンフ)を見てきただろうヤマメ達だから、今更ニンフもないか。そこでライズはあるので、ドライで攻めてみることに。しかし、見えるようなハッチも虫の姿もない。とフライを結んでいる左手の指に小さな虫が。フライサイズで言えば30番もないくらい小さい。こんなのを喰ってるのか?
そんな小さなフライは持ってないし、持っていてそんなのを結んで流しても見えない。22番のフローティングピューパとか24番のユスリカアダルトとか、色々フライを替えて流すもヤマメがフライを咥えることは無かった。そんならいっそ目立つ14番のクイルボディパラシュートはどうかと流したら、大きなヤマメが浮いてきた。しかし、これも直前でUターン。
枝の下のライズを狙ってさんざんドライフライをキャストするも、結局風にあおられて3本のフライを枝に掛け、ドライを諦めることに。気がつくとお昼はとっくにまわっていた。だからといって、ここを一度離れると他の釣り人が入る事はわかっている。こうなると、なんとか1尾釣り上げてお昼休憩をしたい。再びニンフで手堅く1尾を目指す。フライを替え、流す深さコースを変え、粘ること1時間。やっと反応が!ロッドを立てるとラインの先に重い反応。大きい!寄せてもまた勢いよく走り、なかなか寄ってこない。ネットに納まったのは34cmの体高のある尺上ヤマメ。
これでやっとお昼休憩に。
お昼を終えて第2ラウンドと川に戻ると、案の定今までのポイントには別の釣り人が陣取って入る余地無し。少し離れた流れに午前中に放流されただろうヤマメの姿が見えるのでフライ流すと、一度反応があったもののフライを咥えることは無かった。
そこで大きく移動して釣り人の姿が無いプールに。大きなヤマメの魚影が見える。フライを替え流すラインを変えて何度目かでマーカーが沈んだ。合わせると、さっきよりも重い手応え。なかなか姿が見えない。近づいても走るの繰り返しでやっと姿が見えたらこれまた大きい。とてもネットに納まるサイズではない。ネットですくうよりも岸に引きずり上げることを選択しなんとか文字通りのランディング。
37cm!梅野川以来、自己タイのヤマメ。
この後、20cmほどのヤマメを1尾とバラしが1回。日が陰って3時半くらいから散発のライズが。フライを再びドライに結び変えて流すも、これはゲットできずタイムアウト。
尺上を2尾釣り上げたので良しとして納得。できればドライで一尾釣り上げたかったけれど、それはまたの機会に。
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