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2024年3月の記事

2024.03.30

養沢毛鉤専用釣場で標識ヤマメを釣って、ヤマメバッジを初ゲット!

先週末は背振方面に行こうかと思っていたが、まとまった雨が降り、釣りを断念した。この週末は東京で、天気も回復し気温も上がるという。前回は神流川で尺上を上げたが、1回の釣行に交通費だけで1万円(高速代+ガソリン代)はちょっと財布に堪える。福岡では下道だけでの移動なので、たまの高速道路での長距離移動も疲れる。次に行く時にはヤマメが流れに散って、ドライフライでの釣り上がりが楽しめる4月か5月だな。ということで、神流川のほぼ半分の距離にある養沢毛鉤専用釣場へ。

20240330-8-04-38s8時受付で30番

6時少し前に出発し、養沢にはちょうど8時に到着。受付を済ませてもらったバッジは30番。事務所のテラスから川を見下ろすと、既に多くの釣り人が。今日は釣り人で賑わいそうだ。
温かいとは言ってもまだ3月。水温は低いので水棲昆虫がハッチを始め、魚の活性が上がるのは9時か10時くらいか?まずは朝から日が入り、ライズも多い早渕あたりから始めるかと向かうと、既に駐車場は一杯。初心者でも釣りやすい人気ポイントだからなあ。で、一気に一番上流にある西平の駐車場に移動。
午前中は堰堤よりも上流部を釣り上がることにし、堰堤上から入渓。すると、すぐに上流から釣り人が。あれ?釣り下り?尋ねると「すぐ上に先行者がいて釣り上がれないので戻ってきた」と。カーブで見えなかったが、そこから上はいきなり開けて確かに上のプールに2人Rodを振っている。さてどうする?僕も一度退渓して上流に移動するか?しかし、今日の感じだと、更に釣り人は増えて入渓ポイント毎に釣り人がいるはず。まずは目の前のプールで1匹釣ってから移動しよう。

ヒレピンの尺虹と初めての標識ヤマメ

浮いている魚は見えないのでニンフでスタート。そのプールで3尾ほど釣り上げて退渓し、少し上の鏡沢から再入渓。ここからは普通に渓流の渓相となり、魚が着いていそうなポイントを攻めながらの釣りが楽しい。

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と、護岸に当たる流れの中からヒレピン、レッドバンドが鮮やかな尺レインボウが!養沢でこんなに綺麗なレインボウは初めて。これだけでもうれしい。

更に釣り上がると良い感じの淵。ここには魚が溜まっていそう。ニンフを流すとすぐにマーカーが沈み、合わせてラインを引くとグルグルまわる魚体。ヤマメだ!しかも、ネットに納まったヤマメのアブラビレがカットしてある標識魚。初めて標識ヤマメを釣り上げた。うれしい~~、と喜びに浸って釣り続けると、再びアブラビレが無いヤマメ!なんと1日に2尾。そこから更に釣り上がると、高橋下のプールに釣り人がいて、その手前で退渓。その先も上から覗くとどのポイントにも釣り人の姿が。もう10時をまわり、何処に行っても同じだろう。釣り人が陣取ってる石舟の少し手前の流れになんとか空きを見つけて入渓。

ドライで9寸ヤマメ

天気予報通り暖かくなり、種類も大きさも様々な水棲昆虫が一気にハッチし始めた。10時を少しまわったところ。流れにニンフを流していると、少し上の岩の手前でライズが!おおっ、ついに魚も上を向き始めた。早速ドライフライに変更、しかしいろんなのが飛んでるから何を結べば良いか?こういう時はなんとなくぼんやりしたシルエットで何にでも見えるCDCカディスが良い。
CDCカディスをライズがあったポイントに流すこと数度目、魚が下からゆ~~っくりフライを品定めするように浮いてきてついに咥えた!早合わせでやらかすことなくガッチリフッキング。
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ネットに納まったのはなんと良型のヤマメ。大きいからニジマスだと思っていたのでビックリ。今シーズンドライで最大の9寸。年越しのヤマメだろうか。このあともドライでニジマスを数尾釣り上げ、先行者に再び追いついたところで退渓。

ヤマメバッジゲットだぜ!

11時半と少し早いけど事務所に戻りお昼休憩とすることにした。そして標識ヤマメの写真を確認してもらい、念願のヤマメバッジをゲット!
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2匹釣っても1個ですって。公式サイトを見ると、一人1シーズン1個と書いてあった。

午後は神谷橋の駐車場に車を駐め、少し下って釣り堀の下流側から入渓。フライを見に来る魚影はあるものの直前でUターンの繰り返し。結局早渕までノーフィッシュ。早渕には複数の釣り人がいてその上は同じような間隔で釣り人が並んでいる。早渕の一番下流側のプールの流れ出し付近で、上が空くのを待つ。
結局、早渕ではニジマスを2尾。この後は何処に行っても釣り人がいるし魚もスレているだろうから、流れに定位しているヤマメにターゲットを絞り、これを釣り上げて納竿することにした。フライを替え流し方を変えと、粘ること30分ほど。そしてついにフライを咥えた!がしかしすっぽ抜け。一瞬ラインの先にテンションはかかった。一応、フライを咥えさせたから良しと、自分的には納得の納竿。

天気も良く釣果もGoodで、充実の一日でした。

 

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2024.03.16

やっと神流川らしいヤマメ34cm、37cmの尺上2尾をあげるもドライでは……

この週末は暖かくなるというので、再び神流川へ行こうと決めた。ちょうど放流日でまたも釣り人は多そうだし、本当なら魚が落ち着く翌日の方がフライでは良さそうだけれど、こちらの都合もある。なんせ、明日は初孫のお宮参りだ。

温かくなるとは言っても神流川は標高が高くてまだ雪が残っているので、朝は魚の活性は上がらないはず。9時半到着を目標に出発。ところが、出発してすぐにラジオの交通情報で関越の下りは乗用車同士の事故で25kmの渋滞という。関越に乗るまで1時間ほどあるので、それまでに事故処理が終わって渋滞が解消するのを祈るばかり。

結果、多少の影響は残っていたものの事故渋滞は解消して大した遅れもなく下仁田に。山越えの路面も途中法面に雪が残っている場所もあったが、車の外気温計では10℃前後あり路面凍結の心配もなく予定よりも20分ほどの遅れで川の駅に到着。役場前のC&Rエリアで竿を出したのは10時頃。既に多くの釣り人が並んでいた。

前回なんとか1尾を釣り上げた流れ込みのポイントが空いていたのでそこに陣取りまずは最初の1尾を目指す。魚影は見えているし、時折ネコヤナギ?の下でライズが見えるので楽勝だろうと思ったがさにあらず。まずは手堅くニンフで1尾とフライを通してもなんの反応も無い。風がやけに強くて、じっと風が止むのを待つ時間も。解禁してずっとフライ(特にニンフ)を見てきただろうヤマメ達だから、今更ニンフもないか。そこでライズはあるので、ドライで攻めてみることに。しかし、見えるようなハッチも虫の姿もない。とフライを結んでいる左手の指に小さな虫が。フライサイズで言えば30番もないくらい小さい。こんなのを喰ってるのか?

そんな小さなフライは持ってないし、持っていてそんなのを結んで流しても見えない。22番のフローティングピューパとか24番のユスリカアダルトとか、色々フライを替えて流すもヤマメがフライを咥えることは無かった。そんならいっそ目立つ14番のクイルボディパラシュートはどうかと流したら、大きなヤマメが浮いてきた。しかし、これも直前でUターン。

枝の下のライズを狙ってさんざんドライフライをキャストするも、結局風にあおられて3本のフライを枝に掛け、ドライを諦めることに。気がつくとお昼はとっくにまわっていた。だからといって、ここを一度離れると他の釣り人が入る事はわかっている。こうなると、なんとか1尾釣り上げてお昼休憩をしたい。再びニンフで手堅く1尾を目指す。フライを替え、流す深さコースを変え、粘ること1時間。やっと反応が!ロッドを立てるとラインの先に重い反応。大きい!寄せてもまた勢いよく走り、なかなか寄ってこない。ネットに納まったのは34cmの体高のある尺上ヤマメ。
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これでやっとお昼休憩に。

お昼を終えて第2ラウンドと川に戻ると、案の定今までのポイントには別の釣り人が陣取って入る余地無し。少し離れた流れに午前中に放流されただろうヤマメの姿が見えるのでフライ流すと、一度反応があったもののフライを咥えることは無かった。

そこで大きく移動して釣り人の姿が無いプールに。大きなヤマメの魚影が見える。フライを替え流すラインを変えて何度目かでマーカーが沈んだ。合わせると、さっきよりも重い手応え。なかなか姿が見えない。近づいても走るの繰り返しでやっと姿が見えたらこれまた大きい。とてもネットに納まるサイズではない。ネットですくうよりも岸に引きずり上げることを選択しなんとか文字通りのランディング。
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37cm!梅野川以来、自己タイのヤマメ。

この後、20cmほどのヤマメを1尾とバラしが1回。日が陰って3時半くらいから散発のライズが。フライを再びドライに結び変えて流すも、これはゲットできずタイムアウト。
尺上を2尾釣り上げたので良しとして納得。できればドライで一尾釣り上げたかったけれど、それはまたの機会に。

 

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2024.03.10

2024最初の高瀬川は全く反応無し。移動した小渓流でやっとチビヤマメ1尾

昨日は連続の合わせ切れの後になんとか1尾ネットに納めることができた
今日は風も治まり天気も良いというので、昨シーズン最終日にボウズで終わった高瀬川を覗いてみることにする。
全国的に冷え込んだ朝、8時前に流星号に乗り込んだ時点での気温は4.5℃。もうとっくに日は昇っているのに。そして筑前町、甘木と東に進んでいくと気温は更に下がっていき、日田市に入ると2℃に。高瀬川沿いに上っていき、高瀬ダムを過ぎたあたりでとうとう気温は1.5℃。これでは日が射して虫が飛び始めないと無理だろう。

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日陰の草むらは霜で真っ白だけど、日が当たっているところから少しずつ表面が溶け始めている。急ぐ必要も無いので、流星号を少し走らせ、川面に日が射しているところを探すが、最下流の開けている剣の木あたりがやっと。ゆっくりと支度をし、10時少し前に剣の木から入渓。日が射しているあたりではユスリカや小カゲロウがハッチしている。ライズはないかと暫くロッドを置いて水面を眺めていたが、いっこうにライズが起こる気配は無い。水温を測ると6℃。まだ厳しいか。そもそも、高瀬川は川幅も流程もあるので何処にヤマメが付いているかいまだによくわからない。放流ポイントあたりには解禁直後に餌釣り師が大挙押しかけてみんな釣り上げていってる可能性もある。この季節、flyではライズがないと厳しい川だ。

水中の岩・石には苔が着いてツルツルで何度も転びそうになり、一度は左右の足が両側に広がって思わず開脚状態になり手をついてしまった。午前中一杯釣り上がるも、昨日同様なんの反応もないままにお昼で退渓。

このまま午後も高瀬川を釣り上がっても釣れる気がしないので、同じく昨シーズン最後に竿を出した小渓流へ移動。こちらは小さなプールにハヤと一緒に小さなヤマメの姿も確認できる。少なくともヤマメの姿は確認できたので少し安心してドライフライを結んで入渓。足下に注意しながら釣り上がると、小さなヤマメがフライを咥えた。しかし手元まで引き寄せたものの、ネット直前でバレてしまった。その後足を滑られて右膝をひねり、足の着き方が悪いと鈍い痛み。無理をせずに次の退渓点で上がることにしよう。

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その後ヤマメの反応が無いまま退渓点に。最後のポイントでヤマメが出なければ、昨シーズン最終日から日田漁協管内の川で連続のボウズとなる。最後の最後のキャストでフライが水面に落ちると、下からヤマメが浮いてきてそれを咥えた!暗いポイントにいたからちょっと色黒の、やはり5寸ほどのヤマメ。ありがとう!!これで2年越しのボウズは回避できた。

今シーズンはちょっと厳しいスタートとなったけど、尻上がりに釣果を上げていけば良いだろう。
良いシーズンになりますように!

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2024.03.09

ホームでの初日は合わせ切れ連続の末に、やっと1尾

2024シーズンは関東で解禁を迎えたので、8日遅れの九州での解禁釣行。例年なら3月はほぼ古湯で竿を出していたが、昨年で踏ん切りが付いた。かつてのように嘉瀬川本流(全域)にヤマメがたくさん泳いでいる状況に戻れば別だが、貝野川の段々のプールを釣り堀のようにして、そこにばかりヤマメを放流し、初日に餌釣り師が囲んでみんな釣り上げて終わりという今の状況が続く限りは、もう古湯に足を伸ばすことはないだろう。

それではどの川に行くか?この週末は朝晩の冷え込みがきつく、土曜日は一日曇りで冷たい風が吹くという予報。まずは高瀬川だと風が強くて釣りにならないだろうから、風の影響が少ない渓を目指すことに。ヤマメの活性が上がるのは昼くらいからなので焦らずに出発しようと思うのだが、どうしても気持ちが急いて、9時半に到着。他に釣り人の車らしきものは見当たらない。どんよりと曇り、冷たい風が吹いていて寒い。虫の気配もない。気温5℃、水温も5℃。これではヤマメも動かないだろう。まずはそれらしい深みにニンフを流しながら釣り上がることに。

しかし、午前中一度も魚の反応もなく、水棲昆虫の飛ぶ姿も見られないまま正午を迎えたので一度退渓してお昼に。

ちょうど川を上がる頃に日が差し始めた。午後はドライでいけるかな?とフライをドライに替え再び入渓。
流れの緩い石の周辺を中心にフライを流し始めてすぐ、石の裏から7寸ほどの良型が浮いてきてフライを咥えた。合わせもバッチリ決まった!ところが、なんと合わせ切れ(T_T) しかもティペットの先端ではなく途中で。午前中の釣りで、ティペットに傷を付けていたのか?あのヤマメは長いティペットを引きずって行ってしまったことになる。バーブレスだからフライはすぐに外れるだろうけど、中途半端なティペットが川に流れてしまった。逃がした魚も大きい。

それから少しずつ小さなヤマメがフライに反応するようになってきた。が、口を使うほどでもない。以前も良いヤマメが付いていたポイントにフライを浮かべると、狙ったとおりヤマメが横から綺麗にフライを咥えた。しかし、再び合わせ切れ。今度もティペットの途中で。枝に絡めたときに傷ついていたか。ティペットを全部張り替えて、退渓点まで残りわずかの区間を釣り上がる。
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もう、目の前に退渓ポイントというところで、岩の裏を通したフライにやっとヤマメが出た!今度こそは合わせ切れもせずネットに納まってくれた。5寸をちょっと超えるほどと大きくは無かったが、貴重な一尾。これでやっと九州でも解禁!

川を上がると、満開の菜の花が眩しかった。
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2024.03.07

流星号に初めてエンジンマークの警告ランプ!ついにエンジンに異常か?

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午前中は何事も無く走っていたのに、午後エンジンを掛けると、タコメーターになにやら警告ランプが。すぐさまgolfの取説を開くと

お近くのフォルクスワーゲン正規販売店まで十分注意して走行してください。エンジンの点検をしてもらってください」

とある。すぐさま流星号の面倒見てもらっているディーラーのMさんに電話。「エンジンのふけが悪いとかノッキングするとかの症状はありますか?」と尋ねられるも、特に気になるような現象は今の所出ていない。「まずはテスターを当ててチェックしてみないとわからないですね」ということで早速調べてもらうと、ブレーキ倍力装置のバキュームパイプの劣化によるエア吸いだということ。要するにパイプの交換が必要。
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内外装の見えるところのパーツと違って、安易にテープか何かで穴を塞いで…というわけにもいかない。かれこれ20年経っているので、樹脂のパーツは劣化して応急処置では対応できなくなってる可能性も高い。こればかりは中古部品というわけにはいかないのでパーツの在庫を確認(3世代も前の車なので部品が国内に無ければドイツからの取り寄せ)してもらうと、在庫はあるという。部品の到着に合わせて流星号を入庫。

修理が終わり流星号を受け取りに行き、取り外したパイプを見せてもらうと欠損して穴が空いていた。そして、チューブのような物で応急修理の痕も。流星号を譲り受けて以来このような手を加えていないので、前のオーナーの時にやったのだろう。
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警告ランプも消えこれで一安心、と思ったら、次回(今年)の車検時に交換が必要なパーツがあるという。これを交換しないと車検に通らないと!
しかも、車検と諸々のパーツ交換やら工賃とバッテリーやらワイパーブレードの交換やらで見積もりは40万円オーバー!!!

そ、そんなあ。
しかし、流星号と僕のことを良く知っているMさんは、「パーツは純正でなくても大丈夫ですから、事前に用意しといてください」と。ネットで調べると簡単に購入できるパーツで、それだけで10万円ほどコストダウンできる。
自分でやれるワイパーブレードやバッテリーの交換を外せばそれほどビックリするような額ではなくなりそうだ。

時間があるときに順番にパーツを探して購入(分散して財布への負担も軽く)しておこう。

 

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2024.03.03

2024は初めて関東での解禁釣行、神流川で26cmもやっとのボウズ回避

待ちに待った2024年の渓流解禁。これまでの解禁釣行はずっと地元九州。そのほとんどは古湯で迎えていた。しかし今年は3月2日に東京での法事があり、2月29日から九州を離れている。そこで僕的には3月3日に解禁を迎えることになるのだが、さて何処に行こうかと思案の末に決めたのが神流川(上野村)。神流川はfishing channel で釣行シーンを何度も見る憧れの川の一つだった。昨年8月、満を持しての釣行では日航機墜落事故追悼イベントと鮎の放流日が重なって結局ヤマメはno fish(ウグイが釣れただけ)。そこで解禁直後ならヤマメも一杯いるだろうし、ボウズって事は無いだろうとリベンジも兼ねての解禁釣行だ。

帰りの渋滞も心配だけど、その前に辿り着けるのか?

fishing channl の里見さんの解禁釣行は2016年。8年前だけれどそれほど大きくは変わっていないだろうと、何度も見ておさらい。朝はガイドが凍るほど寒いということやヤマメのライズが起こるのはお昼頃だということを確認して、9時半到着を目指して出発。予定通りスムーズに関越自動車道に乗り、道路交通情報を聞いていると、夕方5時頃に上りで高坂SA付近を先頭に25kmの渋滞が予想されるというではないか!そんな渋滞にははまりたくない。渋滞前に通過するには4時くらいに高坂SAを抜けなければならない。ということは2時半納竿か。そんなことを考えながら車を走らせていると、別な不安がよぎってきた。走っているとだんだんと足下が涼しくなってくる。そういえば上野村は解禁日の朝は雪が降っていたという。高速を下仁田で降りて上野村へは峠を越えなければならない。途中の道路は大丈夫だろうか?雪や凍結があるかもしれない。最悪のケースでは直前でUターンだ。過去にも三ツ瀬で積雪のために引き返したことがある。桜が咲くまで梅野川に向かわないのも、早朝の路面凍結が心配なためなのに、すっかり油断していた。

下仁田で高速を降りてからは路面状況を確認しながら慎重に車を走らせる。上り坂に入ると「凍結注意」「スリップ注意」の看板が頻繁に目に入る。山肌や道路の両側には雪が残り、一面雪で白い場所もある。基本的には路面は乾いていても、山道では山肌から流れ出る水や雪解け水が路面を濡らし、早朝にはブラックアイスバーンとなることもある。路面の黒い部分には特に慎重に気を配りながら、無事に川の駅に到着。
20240303-9-13-58sDsc_2648s高速を降りて暫く後からずっと後ろを付いてきていたワンボックスも一緒に川の駅に。同じく釣り人なのだろう。到着した時の気温は氷点下1℃。川の駅敷地内の池の表面には氷が張っていた。駐車場では釣り支度をする人が何人もいる。前回、川の駅を訪れたときには駐車場が満車で 車を降りることなく立ち去った。そのため漁協の窓口があるのに何も情報を得られなかった。今回は日釣りの遊漁証を購入し、釣場マップや放流スケジュール表などを受け取り、まずは役場前のC&R区間へ向かう。2度目とはいえ、ほとんど神流川の釣場情報が無いので、まずは昨年一度竿を出したことがある役場前のC&R区間から入渓するのが安心だろうから。

役場前のC&R区間で魚影を探す

役場前に到着すると、河原の駐車スペースには車が並び、プールには多くの釣り人の姿が。ほとんど朝霞ガーデンのflyポンドと同じ景色だ。時間的にはまだライズが起きるには早い。プールをニンフで攻めたいものの出遅れて入り込む隙が無いので、前回大ヤマメがフライに出た(でもフライは咥えず)流れを釣り上がることに。しかし、そこもルアーマンが先をジャブジャブ入っていく。それでも他に選択肢は無く、一縷の望みにかけて釣り上がる。
結局何の反応も無いまま一度退渓。今度はC&R区間の最下流に下ってみると釣り人の数は少ない。しかし、昨夏と同様に水量が少ないためにほとんどヤマメが付きそうな場所がない。結局役場前のプールに戻り、空いたスペースで魚影を探す。fishing channelでは魚影が沢山見えていたが、目をこらして探さないとならないほど。もちろんライズなどあろうはずがない。プールの真ん中に尺を超えていそうな魚影を発見し、ニンフを流すも無視される。さっきまで、ルアーマンがそこら中をぐりぐりやってたのでヤマメも警戒しているのはあたりまえ。どのヤマメもボトムに張り付いている。周りを見てもほとんど釣れていない。
と一人のflyfisherにヒットが。対岸ギリギリにニンフを流してゲットしていた。やはりヤマメは対岸に寄っている。

なんとかニンフで1尾

すると、流れ込みのすぐ下のポイントが空いた。見ると対岸近くにヤマメが数匹固まっている。ただ、上に梅?ネコヤナギ?の枝が張りだしていて、そこを避けて上流から流し込まなければならない。枝を避けながらフライを流すと、数投目にマーカーに反応が!
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やった!、ローリングしながら走り回る。今度こそヤマメだ。ネットに納まったのは残念ながら胸びれがないが26cmのヤマメ。胸びれ以外はどのヒレも綺麗な良い魚体だ。その後反応が悪くなったのでフライを少し小さなニンフに替え、すぐにヒット。しかしフライフックが小さいせいかバラしてしまった。その後、枝にフライを掛けてしまいティペットが切れたところでお昼休憩。

再び同じ場所で釣りをしたかったが、既に他の釣り人が陣取っていてそれは叶わず、プールで竿を出せる場所が見当たらないので前回竿を出せなかったヴィラ前に移動。しかし、ここも釣り人で一杯。ヤマメのライズも無し。ドライで少し釣り上がったが、結局何の反応も無いまま2時半になってしまった。まあ、1尾釣れて解禁ボウズは免れたので良しとしてここで納竿。

帰りの関越はそれなりに渋滞したものの、想定内。一応、予定していた6時に帰宅できた。

次回は季節の良いときに毛針専用区を予約して行くべきかな。

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