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2024.01.07

羽田空港C滑走路で起きたJAL機と海保機の衝突事故

元日夕刻に発生した能登大地震。
もう、遠い昔。成人式に出席する意味を見いだせなかった僕は、周遊券だけを購入し出かけたのが能登半島一週の旅だった。成人の日は輪島の民宿で朝を迎えた。そして、朝市通りを散策し、輪島塗の手紙盆を土産に購入した。そんなことを思い出しながら火の手に包まれる輪島の映像を凝視していた。

一夜明けた能登の被害状況を伝えるニュースを朝から重い気持ちで見ていた1月2日。夕方のテレビを見ていると地震関連とは違うニュース速報が。すぐにNHKにチャンネルを替えると再び目を疑うような映像が飛び込んできた。羽田の滑走路上で飛行機が燃えていた。JAL機が着陸に失敗して炎上したのかと思ったら、海保機との衝突だったことがやがてわかった。C滑走路上では、海保のロンバルディア機とJALのA350の2機が全焼した。JAL機に乗っていた乗客乗員は全員無事に脱出できたものの、残念ながら海保機に搭乗していた5名の方が亡くなった。

翌1月3日は、多くのフライトがキャンセルとなり羽田空港は混乱していた。例年ならこの日に福岡に飛んでいたが、偶然にも7日に予約していたのでその混乱に巻き込まれることは避けられた。そして、7日の羽田空港。
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8日には使用を再開すると発表されたC滑走路上では、まだ重機が作業を続けている様子がラウンジからも確認できた。ラウンジの出発案内画面では、欠航便の案内も。欠航になった福岡便もあり、何事もなくここにいられるのは予約していたのがその便でなかったというだけ。しかし、C滑走路が使用できないため離発着に影響が出て、使用機材の到着遅れ。結果、予定よりも20分遅れの搭乗となった。
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ボーディングブリッジを離れたB787は、C滑走路と併行する誘導路を南に進む。C5の停止線の横を通過する時にはいろいろな思いがよぎった。2024年最初のフライトは、安全に移動できることの有り難さをかみしめる時間となった。
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もう、悲しい事故が起きませんように。

 

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