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2023年12月の記事

2023.12.23

とうとう25年維持したANAのプレミアムステータスから陥落!プラチナの25年を振り返る

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1995年の単身赴任をきっかけに、東京と福岡の往復生活が始まった。

最初は航空会社にこだわりはなく、取れる便での移動。今のようにネットで予約することもせず、旅行代理店か航空会社に直接電話して予約していた。しかし後輩がANAに勤める女性と結婚し、ANAカード会員獲得キャンペーンに協力する形でANAカード会員に。それからは自然とANAでの移動になってしまった。

インターネットの普及で予約も簡単になり、マイレージの積算状況も確認できる。ANAのマイレージ会員になった当初は、海外の航空会社のようにマイレージを航空券に交換できず、マイレージに応じた商品の中から選ぶシステム。最初の年に獲得したマイレージは自転車に交換し、東京での足として壊れて買い換えるまで愛用していた。その翌年からだったか、マイレージが航空券と交換できるようになったのは。ANAカードもSuper Flyer Cardに。それからは溜まったマイレージで海外旅行を楽しんだ。

退職し独立した時点で東京に戻っていれば2拠点生活は解消できていたのだが、仕事のベースを福岡としたことで引き続き東京と福岡の往復生活が続いた。独立をきっかけにflyfishingに本格的にのめり込んでいったのも、福岡を拠点とした事が大きい。
ピーク時には毎週往復、飛行機での移動が年間100回。その結果、年間のプレミアムポイントが10万に到達し、ダイヤモンドステータスの期間が3年ほどあった。時を同じくして羽田空港にSUIT ROUNGE が開設されたが、その存在を知る人は少なく利用者はいつも数人。マッサージチェアで体をもみほぐしながらクラムチャウダーを口に運んでいた。一時期はマイレージを使って頭皮マッサージサービスなんてのもあり、時々利用していた。

携帯電話とメールの普及で、対面での仕事の打ち合わせも段々と減り、無理して移動する必要も無くなったことで移動回数を半分に減らした。毎週往復から毎週水曜日に移動することに変え、週の前半か後半かで東京にも福岡にもいる状況を続けた。これに伴い、搭乗回数も半分になりダイヤモンドから再びプラチナへ。

2020年、新型コロナウィルスによるパンデミック。緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出を控え、県境をまたいでの移動が制限された。その結果ほとんど移動できず、航空会社も減便に継ぐ減便。便数が減った上に使用機材も大型機から小型機にシフト。それでも乗客はガラガラの時期が長く続いた。コロナの期間中はステータスの延長、更にはプラチナポイント2倍などの措置が執られ、プラチナを維持。2022年後半からは徐々に移動制限も解除され、便数も元に戻ってきた。それに伴い移動頻度をほとんど元に戻して毎週移動に。

しかし、ウクライナ情勢などの影響で物価が上昇、当然航空料金も高騰。2023年にはとうとう東京~福岡間の航空料金が片道5万円を超えた!これではとても財布が保たない。一方、コロナのおかげで広まったオンラインでの会議や打ち合わせ。ますますリアルで会う必要がなくなり、急な移動はまずなくなった。オンラインミーティングが開催されそうな時間帯でのフライト予約をしなければいいのだ。3か月先だって移動の予定が立てられる。と思っているところに、ANA70周年のスーパーバリューセールがスタート。なんと片道7000円から!キャンセル保険の「そらもよう」を組み合わせても1万円しないではないですか!格安のスーパーバリューで予約してもほとんど問題なし。

それ以来、スーパーバリューセールが開催されるたびに先の飛行機を予約するようになり、予定もそれに合わせて調整するようになった。おかげで毎週の移動頻度を維持しつつ、交通費は半額以下に。その代わり、獲得するマイレージとプレミアムポイントは激減。今年も搭乗回数は多いのに獲得できたプレミアムポイントは29000ポイントちょっと。あと数百ポイント足りずにブロンズさえも到達できなかった。

しかし、ライフタイムマイルは実フライトマイルなので、チケットの種別に関係なく順調に伸ばしている。今年は約942000マイル、提携航空会社まで加えて967,000マイルで終了か。あとANAは58000マイル、提携会社含めれば33,000マイルで100万マイル。この調子でいけば、あと100回、50往復くらい。まあ、ミリオンマイラーになってもネームタグがもらえる以外にはマイレージポイントの有効期限がなくなるくらいしかメリットは無いけど、一つの区切りとして意識しておこう。

福岡を引き払えばそこまで。
さて、死ぬまでにミリオンマイラーとなれるだろうか?

 

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2023.12.20

ANAのプレミアムクラス、いつの間にか軽食のサービスがなくなっていた

今年の初フライトでは、楽しみにしていたお節料理が出なくてショックを受けた

毎年アップグレードポイントで味わえる楽しみの一つが、新年早々に裏切られてしまった。この初フライトでその年度のアップグレードポイントを使い切るのが、ここ10年ほどのルーティンにもなっていた。
そして4月からの新年度、再び付与されたポイントでプレミアムクラスへアップグレードし、富士山を眺めながら(見える席が取れれば)機内でスパークリングワインを飲むのがささやかな楽しみとなっていた。今年はなんとかプラチナステータスを維持できてアップグレードポイントを獲得できたけれど、残念ながら来年はステータスは維持できないことが確定した。

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今年度は1月3日のフライト予定は無いので、少し早めに年内最後の福岡便で最後のアップグレード。午後2:20発のANA257便。
ラウンジで仕事をするために少し早めに羽田空港へ到着。予定していたリリースの配信を確認し、メール配信の設定などをしながら搭乗時刻まで過ごしていた。ラウンジには今まで見たことないminiBitチョコレートが、期間限定で提供されていた。

搭乗口はラウンジから一番遠い69番ゲート。上空でのワインを楽しみに、遠い分だけいつもよりも少し早めにラウンジを出てる。昼食の時間を外れているので、提供されるのは軽食のはず。
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離陸して上空に行くと、残念ながら雲のために富士山は見えず。ますます楽しみは軽食をつまみながらのワインに絞られてしまう。これまでの僕の経験と記憶では、時間帯によって朝食、昼食、軽食、夕食と別なメニューが提供されていたはず。ただ、最近のプレミアムクラスでは、いつも食事が提供されていた。昼時の移動なので昼食が提供されていると思っていた。しかし、15時を過ぎて出てきたのは軽食ではなくしっかりした食事。
記憶の中にある軽食を楽しみにしていた僕は落胆した。かつて経験した、カフェのティータイムのような軽食を期待していたのに(T_T)
ちょうどアペリティフを楽しむように軽食と共にワインを味わいたかった。それなのに出てきたのは、全体に茶色い色合いの昼食だった。

少しの落胆と共に福岡空港に到着するやいなや、「大雪への対応について」という福岡県からの緊急情報受信。これでは家も冷え切っているなあ、とますますの落胆。

いつのまにか食事は朝食と昼食・夕食の2つになっていた!

冷たい風が吹く中、冷え切った実家に到着。室内の気温は8℃。暖房を入れてもなかなか暖まらない。
部屋を暖めながら、PCを開きメールのチェックやら返信やらを済ませて、ふと思った。今の国内線プレミアムクラスの食事って、いったいどうなってるの?で

ANA プレミアムクラス お食事・お飲み物 シェフがもてなす機上のレストラン

を見ると、提供される食事は朝食と昼・夕食の2種類になっていた!11時までに出発する便は朝食で、11時以降に出発する便は何時出発でも同じ食事!これはないだろう。昼食を済ませて搭乗すれば、あるいは飛行機を降りたら夕食の約束があれば機内で食事なんてしない。
Ana
サイトにあった食事の見本はこれだけど、ここのところ出てくる食事は、毎回もっと茶色かった。写真も撮っていない。そういえば、今年の1月3日のフライトで出てきた食事もほとんど今日と同じようなものだった(←写真あり)。

これはコスト削減の一環なんだろうなあ。中途半端な時間帯に乗ってもメニューは一緒だから、気に入らなければ食べなくていいよ、でも料金は一緒だよ、って言われてるみたいで、貧乏性の僕にはとっても寂しい。プレミアムクラスに乗るお金持ちの人達は、こんなことは気にしないんだろうな。

プレミアムクラスにアップグレードしても、機内食が楽しみにならなくなったから、来年ステータスがダウンしてもあまり落ち込まなくていいか。fireタブレットで好きな映画を見ながら飛んでれば、席がちょっと広いか狭いかくらい。前向きに考えよう。

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2023.12.02

目覚めたら風も無くあまりに良い天気だったので、朝霞ガーデンに

この週末は今シーズン最大の寒気が日本列島を覆い、北海道や東北では大雪が降り、ブラックアイスバーンでは事故が多発していた。東京も気温が下がり、今年の釣りは前回の養沢毛針専用釣場を最後にするつもりだった。ところが、目覚めて外を見ると風も無くあまりに良い天気。これなら釣りをしても寒くなさそうだ。養沢もこの週末まではやっている。しかし、これから出発すると渋滞やらなんやらで到着はお昼近くになってしまう。

ということで久しぶりの朝霞ガーデンに。
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朝霞ガーデンでも基本的にドライで釣るので、風が吹くとしんどいが今日はほぼ無風。日差しが心地よく寒さも感じない。小さな虫が飛んでいて、時折ライズがある。ジャンプするニジマスもいて、上を向いている魚もいるということだ。

#20のフローティングピューパを結んでアウトレットからの緩い流れにフライを流すと、すぐに魚の反応が。5回流せば1回咥えるという感じ。
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#20のフライなので、ティペットも8X。フライを咥えるのは不思議と尺越えの立派な魚体のニジマスばかりで、その都度取り込みに苦労することに。無理せず、時間をかけて慎重に取り込み、ラインブレークは一度も無かった。

さて、管釣りでは魚を水から上げないで写真を撮るのに苦労する。ラバーネットなら撮りやすいのだけれど、残念ながら持っていない。1尾だけ写真を撮るために陸にあげさせてもらった。撮影後、このニジマスはちゃんと元気に泳いでいきました。

今度こそ、2023年の釣り納め。
来年も良い釣りができますように。

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