養沢毛針専用釣場の冬期特別延長営業で今年最後(多分)の釣行
養沢毛針専用釣場が12月3日までの冬期特別延長営業を実施している。前回、10月に出かけた2年ぶりの釣行では迂回路も見つけて、心配したほどの渋滞にも巻き込まれずに帰ってこれた。昨年の11月はうらたんざわ渓流釣場に2回ほど出かけたが、紅葉シーズンの中央高速渋滞でえらい目に遭った事が思い出される。今年最後(今のところ)の釣行は、うらたんざわよりも近いし入渓料も2000円とリーズナブルな養沢へいくことにした。
6時に出発し、想定外の首都高の緊急工事渋滞には巻き込まれたものの、2時間ちょっとで養沢に到着。8時開場なのでちょうど良い時間。朝の気温は6℃で薪ストーブが有り難い。受付で受け取ったバッチは4番。先に受付をした人は、ほぼ事務所下から下弁天付近で竿を出している様子なので、少し上がって坂東橋から入渓。
川に降りても虫の気配はなく、ニジマスも上を向いている感じではない。そうはいってもひょっとしたら?との希望もあり、ドライのミッジフライを結んで流してみるも、全く反応無し。ということで、早々にニンフに換えてルースニングでフライを流し込むとすぐに反応が。止水に近いプールよりも流れにいるニジマスからの反応が良く、調子よく食いついてくる。バラしも多いが、とにかく魚の反応があるのはうれしい。
ほっぺが赤いまるまる太ったニジマスは、サイズの割に引きが強く取り込みに苦労した。朝はそれほど風もなく日が射し込んでいたのに、11時くらいからは陰って風も強くなり、冷たい風ですっかり体が冷えてしまった。尺を超えるニジマスには出会えないままに終点の海入道橋まで釣り上がったのでお昼休憩に。
体と指先が冷え切ってしまっていた。風が無ければ外のテラスで食べたかったけど、暖かい事務所の暖炉の前に座り、持参したおにぎりで昼食。温かい珈琲と事務所スタッフの方との会話で心も温まった。
午前中はニンフで数を釣ったので、午後はドライで通すことにして下弁天のプールに立つ。何か小さな虫が流れてきているのか、散発のライズがある。#24ほどのフローティングピューパを流すとすぐに反応が。しかし、見には来るけどフライを咥えない。ティペットを嫌がっているか?東京の方では8xまでしか持っていないのでこれ以上細くもできない。それでも、フライを替えたりしながら2度ほどはフライを咥えたもののバラした。そうこうしていると、小さな水棲昆虫のハッチが増えてきてライズも頻繁に。#16~14位のカディス?も飛んできて、水面を飛んでいたらパクッと食われた!
おおっ、このサイズに反応するならと、#14のCDCカディスにチェンジ。これがマッチしたのか、暫くは調子よくニジマスがフライを咥えてくれた。しかし、2時半を過ぎる頃から虫の気配がパタリとなくなり、ニジマスのフライへの反応も鈍くなった。日が陰って薄暗くなってきたので3時に納竿。
バッチを返却し、事務所の軒先で地元の農家さんが販売している赤カブ(エシャロット)100円を購入し、「また来年よろしくおねがいします」と事務所スタッフに声を掛けて帰路についた。
養沢を出発して暫く走っていると、右手に違和感が。武蔵五日市駅辺りで、右手人差し指が曲がったまま伸びなくなった!これが噂に聞くばね指?左手で人差し指をゆっくりと開いて伸ばす。2度ほど曲げ伸ばしを繰り返し、正常に戻った。痛くは無いけど不安になる。
帰りは事故渋滞もあり、行きよりもちょっと時間がかかったが、まあ想定内の時間で帰宅できた。
夜にはエシャロットをサラダにして、ワインを飲みながら、充実した一日を振り返る。そして、帰りに起きた指の異常をネットで調べると、どうやら腱鞘炎のようだった。日常的にPCのマウスを握っているし、釣りをするときにもマウスを握るときと同じグリップ。PCに向き合う時間をもう少し意識して減らすことにしよう。
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