21年ぶりのグアム島は天候にも恵まれリベンジ。一方で円と日本の物価安を痛感
2002年12月、家族で訪れたグアム島は巨大台風ポンソナの直撃を受け、壮絶な避難生活を余儀なくされた。そのときの様子は以前
に記したとおり。そのときに一緒に行っていた次男が、グアム島で結婚式を挙げることになり、21年ぶりに再び訪れることになった。PICに恩があるので宿泊はPICにしたかったが、式場との足回りを考えて断念。
日本を出発する前に調べた天気予報では滞在中は概ね雨模様。グアム島に到着したときには小雨が降り、猛烈に蒸し暑い。いやな予感。しかし、21年前の台風は別として、基本的には自他共に認める晴れ男。イベント事で雨に降られる事はほとんど無い。リモートになったおかげもあり、昨年は傘をさして出かけたのはほんの数回。今回も挙式当日は好天に恵まれるに違いないと確信してのグアム上陸。
ホテルにチェックインして暫くすると雨は上がり、プールサイドバーでひとごこち付いていると、夕日が水平線に沈み見事な夕焼け。 これなら明日の天気も問題ないだろう、と安心してワインのグラスが進んだ。
娘の挙式ではバージンロードを一緒に歩いたりと、いろいろなプレッシャーもあり落ち着かなかったが、今回は特に何も役割は無し。グアム島の滞在をただ楽しく過ごすだけで気が楽。
翌日は予想通りの好天に恵まれ、つつがなく式は終了。国内で普通に結婚式を挙げていたなら披露宴となるところだけれど、参加したのは両家の家族のみ。新郎新婦を入れても8人のこじんまりとした食事会。
更にその夜はポリネシアンダンスを見ながらのバーベキュー。のりの良いパフォーマーが楽しませてくれた。しかし、昼の食事会からあまり時間が空いてなかったため、多くの食材を残してしまいもったいなかったな。
翌日はデデドの朝市に行ったもののあまり楽しめず、午後はトロリーでマイクロネシアモールへ。ここも思っていたほどでもなく、しかも妻がスマホが無いと青くなっている!トイレに忘れたのではと大騒ぎをしながら戻ったら、出口の通路でこれ?と女性がスマホを差し出した。全員でお礼を言い(現金でも渡した方が良いのかと考えたものの、失礼になるのかなとも思いやめた)悪い人に拾われなくて良かったねと全員でほっと胸をなで下ろした。
マイクロネシアモールで唯一良いのはフードコードか。20店舗ほどのファストフード店が集まっているので、手ごろな価格で食事ができる。
グアムの物価は日本の2.5~3倍
21年前と比べると、缶ビールやワインのABCマートでの価格は1.5倍くらいになっていたか。それに円安が加わって当時の実質2倍以上。トロリーの乗車運賃は1回5$(750円)!タクシーも歩いて15分ほどの距離で12ドル+チップで15ドル。レストランやカフェではチップが加わるので、日本で食事をする2~3倍くらいの感じ。島なので輸送コストもかかって、生鮮品の食品は総じて割高になってるのだろう。いちいち日本円に換算していると何も買えなくなってしまうから、ビール飲みながらプールサイドのパラソルの下でまったりが一番。
※ビーチは日差しが強すぎて危険
最終日の夕食は日没を見ながら
滞在中は好天に恵まれ(朝起きると地面が濡れていたりと夜に雨は降っていた様子)、最終日はビーチサイドのレストラン、その名もTHE BEACHを予約。ネットで予約したので不安になり昼に現地を見に行くと人の気配が無い。大丈夫か?と思ってサイトを見ると、営業は夜のみとなっていた。
予約の時間に店に行くと、既にテーブルはお客さんで埋まっていたが、ちゃんとビーチサイドのテーブルがリザーブしてあり一安心。山盛りのサラダにハンバーガーやオニオンリング、チキンフライといったアメリカンなジャンクフードを食べながら、ビールやワインを飲み、若い二人の門出を改めて祝った。
ユナイテッドのラウンジが無い!?
帰国のために空港に向かい、スムーズに搭乗手続きと出国手続きを終え、出発までユナイテッドのラウンジでくつろごうと向かうも見つからない。歩いている空港の職員に尋ねると「その向こうだ」という。言われる方に歩いて行くが見当たらない。通路の先まで行っても何もないので再度近くの職員に聞くと「あっちだ」と今来た方を指す。仕方なく歩いて行くとあった!表示は壁に張り付いているので、壁を見ながら歩いていないとわからない。ガラスの扉も壁の色とあまり変わらないのでなんともわかりづらい。
ラウンジを探すのに無駄な時間を使ったので、30分ほどの滞在で搭乗口へ。
飛行機は定刻に離陸。離陸する途中の機窓からは眼下に米軍基地が見え、B52の姿も。日本に原爆を投下したB29もグアム島から飛来したというが、今のウクライナやガザの事を思いながら見ると複雑な気持ちならざるを得ない。
しかし、暫く飛んで雲の上に出ると雲に光る飛行機の影!幸せを呼ぶというブロッケン現象だ。
家族みんなに幸せを、地球に平和を呼んで欲しいものだ!
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