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2023年9月の記事

2023.09.30

シーズン最終日はとうとうボウズで終了!悔しいけど、来シーズンへの光も見えた

例年、シーズン最終日は梅野川か背振の渓流で迎えていた。しかし、今年はどちらも大雨の影響で渓相も変わり魚影も薄くなっている。その上多くの釣り人が入渓する最終日、渇水気味の川では良い釣りはできそうもない。そこで、シーズン最終日は高瀬川から日田漁協管内を釣りまわることにした。

高瀬川沿いに流星号を走らせると、入渓ポイントには釣り人の車が何台も。上流まで一通り走って釣り人の車が無いところから入渓することにする。

これまで福岡近郊のいろんな川で出会った釣り人を見ていると、ルアーマンとflyfisherでは、車の傾向が違う。ルアーマンは大きめのSUV、あるいは大型のワンボックス。対してflyfisherは輸入車(僕の流星号も)やXVを始めとするスバル車、そして軽乗用車が多い。入渓ポイントに駐まっている車で、だいたいルアーマンかflyfisherかの想像がつく。

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車が駐まっていないポイントから入渓。退渓するポイントには2台のSUVが停まっていたが多分そこから入渓したルアーマンのものだろう。
入渓してすぐにフライを咥えたのは7寸ほどのイダさん。なんか、先月の神流川のような展開でいやな予感。砂地に足跡はたくさんあるものの、濡れた足跡は無いので、今日の先行者はいなさそう。しかしヤマメの反応はない。白泡から小さなヤマメが出てフライを咥えたが、すぐにフックアウト。その後も小さなヤマメが2度ほどフライを咥えるも、いずれもバラし。

実質的な魚止に近い淵で、底の方に魚影発見。しかも大きくて複数確認できる。ドライには全く反応しないので、ニンフを沈めてみるが反応無し。しばらくそこに留まり、フライを何度も変えて流すも結局なんの反応もなく断念。その後も魚影を確認できてもフライには全く反応してくれないまま退渓。朝入渓前に確認していた2台の車は既にいなくなっていた。

少し下って車の無いポイントから入渓するも、やはりヤマメの反応は無い。高瀬川を諦め別の川へ移動することにする。

日田漁協の釣り場案内を見て、次に行く川を探す。次に行く川はどれも初めての川となる。かつて訪れた川も、10年以上前なので実質初めてと同じ。入渓ポイントもわからない。午後は来シーズンに向けた情報収集も兼ねて新しい川を目指す。

向かってはみたものの、やはり入渓ポイントが見つからない。釣り場案内とGoogleMAPを付け合わせながら入渓できそうな場所を探すと、木陰にVolvoが駐まっている。フロントに日田漁協の駐車証。ここからflyfisherが入渓しているに違いない。朝から入渓しているとすればそろそろ退渓して戻ってくる頃合いか?だとしたら、十分に時間は空いている。

Volvoの前に流星号を駐め、昼食のかしわ飯のおにぎりを食べてから入渓。しかし、10mほど釣り上がったところで遡上を断念。川幅が狭く思うようにRodが振れない。一度流星号に戻って6ftのショートロッドに持ち替え、再び入渓することに。渓相は背振の渓流の上流部や小野川の川幅を狭くしたような感じか。

暫く釣り上がると少し広めのプール。流れ込みの白泡にフライを投入すると、7~8寸ありそうな魚影が追ってきた。しかし、フライを咥えることなくUターン。それでは、とフライを替えて流すも反応無し。ところで、入渓はしたものの退渓ポイントがわからない。最悪の場合は入渓点まで引き返すか?そんな不安も抱きながら更に釣り上がると岩に濡れた足跡。Volvoの釣り人のものだろう。朝から釣り上がっているにしては足跡が新しい。朝から入渓したと思っていたが、違ったようだ。すると、その先に人影。やはりflyfisher。入渓は1時間ほど早いだけだったか。これでは釣れるはずもない。
少し離れたところから声をかけた。僕よりちょっと年上か?4尾釣り上げ、うち1尾は24~25cmほどの良いヤマメだったそうだ。やはりこの川にはヤマメがいる。退渓ポイントもすぐ目の前だった。その方はそのまま上の堰堤まで釣り上がると言うことで僕はここで脱渓。

結局シーズン最終日はボウズで終わったが、そう悲観することもない。来シーズンに向けて良い情報が得られた。この川には来シーズン、改めて釣りに来よう。

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2023.09.29

禁漁直前!朝だけ行ってきたけど危うくボウズくらうところだった

明日で今シーズン終了。って考えながら寝たら、早朝に目が覚めた。平日だし、ひょっとしたら良い魚に出会えるか?とあの川へ出かけた。

到着すると、釣り人の車は見当たらない。川にいられるのは朝の限られた時間だけなので、好きなポイントに集中すべく気合いを入れて入渓。
しかし、減水していてヤマメの反応は薄い。たまに反応があってもチビヤマメ。砂地にはたくさんの足跡があるが、今日のものではなさそう。連日釣り人に攻められて警戒しているのだろう。

一度瀬の小さなポイントで7寸ほどのヤマメがフライを追ってきたが口を使わずUターン。数投目でフライを咥えたが、掛かりが浅くフックアウト。残念。

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予定していた時刻になり脱渓。
途中、小型のスズメバチにしつこくつきまとわれ、流星号でタックルをしまっている最中にはオオスズメバチがやってくるという、緊張の時間帯もあった。おにやんまクンの神通力は効かなかったか。結局、ネットに納まったのはやっと5寸を超えて16cmの、目の周りが黒くてパンチをくらったかのようなヤマメ。これ1尾だけ。

流星号を出発させると、釣り人のものと思われる車が2台。シーズン終了間際なので、平日でもみなさん川でヤマメと向き合いたいんでしょう。
帰路の道路はスムーズで、1時からは通常モードでPCに向かい、3時に予約していた6回目のコロナワクチンも接種完了。

今日の釣果はイマイチだったけど、川に身を置けただけでも良かったかな。いよいよ明日は最終日。何処に行っても釣り人だらけだろうな。最終日、ボウズだけは避けたいなあ。

 

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2023.09.27

TUDORのオーバーホールを機にバスキアマーク(101)のダイバーズウォッチをポチってみたら、意外に快適だった

30年以上にわたって長年愛用しているTUDOR。3月の渓流解禁から10月の禁漁になるまでは僕の左腕にはずっとこの時計があった。
購入した当時はTUDORの日本法人は無く、オーバーホールはRolexに出していた。これまで3回ほどオーバーホールに出したが、オイスターケースはRolexだけどムーブメントは違う、なんとなくパチモン扱いで窓口の対応もぞんざいだった(様な気がした)。
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オーバーホールに出すたびにそんなモヤモヤとした気持ちになっていたのもあり、暫くオーバーホールに出していなかった。そのせいなのか、今年梅野川で釣りをしていて、時計を冷たい水に漬けたら初めて時計のガラスが曇った。時計の中に湿度の高い空気が入っているのか?それとも防水機能が劣化して水が入ったか?曇りはすぐに取れたがそうこうしているうちに今度は、時計が遅れるようになった。昨年までは1日に20秒ほどの遅れだったのが、1日に1分以上の遅れ。これはオーバーホールに出して悪いところを修復してもらわなければならない。

今のTUDORはRolexとは別の独立したブランドとして日本法人もある。しかし、僕のTUDORを持ち込んで対応してくれるのか?
ネットで色々と調べると、腕時計の修理・オーバーホール専門のCIENというサイトを見つけた。さっぞく問い合わせをし、見積り依頼のために何度かメールのやりとりをした後、電話がかかってきた。
「ダイバーウォッチだって経年劣化して防水性能は落ちる。古い時計であることからオーバーホールしても防水性能は回復しない。釣りで使うのは無理だと考えてほしい。それでも良ければオーバーホールを受け付けるので、発送用の梱包キットを送ります」とのことだった。暫く電話で話をして、オーバーホールを依頼することにした。

そうか、防水機能も経年劣化で衰えるのか。当たり前と言えば当たり前だ。来シーズンからはTUDORは釣りには使えない。高級時計でなくていいので釣りの時に使える防水の時計が必要だ。さっそくAmazonで探すと、なんとTUDOR(Rolex)にそっくりの時計↓。しかも日本製でムーブメントはCITIZENの定番MIYOTA。これなら安心できる。タイムセールで2万円を切っていたので早速ポチリ。

さすがAmazon、すぐに届いた。
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101のマークはバスキアのトレードマークの王冠みたい。Rolexの王冠へのオマージュ?

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しかし、愛用のTUDORと比べると大きくて重い。まあ、TUDORはboy'sサイズなので、これは普通のMen'sのサイズなのだろう。裏がスケルトンになっていてムーブメントの動きも見えるが、着用したら見えないのであまり意味は無い。その分、厚みや重さが増している可能性はある。

いずれにしても、これなら気兼ねなく使える。1日使って誤差は1~2秒というところ。2日前に合わせたTUDORはこんなに遅れている。

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代わりの時計も届いたので、梱包キットにTUDORを入れてCIENに着払いで送付。あとは見積もりを待つばかり。いくらになるんだろうか?ちょっとドキドキしながら連絡を待つことにする。

今シーズン、釣りができるのはあと1回?
この時計のデビュー戦にもなるが、果たして?

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2023.09.17

悔しいフックアウト。熱中症になりそうな暑さとあまりの反応の無さで、午前中で撤収

秋雨前線は日本海、対馬方面に停滞し、天気予報では九州北西の海沿いは荒れそうだが、福岡県南東部から大分や東方面は好天に恵まれそうだ。それではと流星号を東に走らせる。

川には他の釣り人の車は見当たらない。最初の入渓者として川に降りると渇水気味。玉島川や背振は秋雨前線の影響で増水しているというのに、えらい違いだ。フライを流すとヤマメの反応は悪くないが、小さなヤマメばかり。出るには出ても、口を使っている様子が無い。減水している上にシーズンも終盤でかなり警戒した出方だ。5寸ほどのヤマメをバラした後は、小さなヤマメの反応が続く。ヤマメが付いていそうな岩陰からもフライを追う影は浮いてこない。
そして本命のポイントのすぐ上、小さな段々の溜まりにフライを落とすと想定外の大きなヤマメが突然飛び出しそれを咥えた。慌てつつもうまく合わせることはできた。しかし、岩の下に潜られてしまった。ロッドを引くとラインの先にヤマメの感触はある。岩の下から引きずり出そうと暫くテンションをかけ続けていたら、突然ロッドのテンションが解放された。ティペットが岩に擦れて切れたのかと思ったら、フライが付いてきた。悔しいフックアウト。掛かりが浅かったか。

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その後、暫く反応は無かったが、小さな流れで6寸に少し欠けるけれどやっと1尾をネットに。

そこから少し釣り上がると、全く魚の気配が無くなった。やがて石の上に真新しい濡れた足跡を発見。途中から入られてしまったか。
一度退渓し、少し上流へ移動するとその足跡の主と思われるflyfisherの姿が。声をかけると僕の存在を知っていて(流星号の少し先に彼の物らしい車が駐まっていた)入渓した後ろめたさからなのか、上流に入渓してくれという。とはいえ、すぐ上に入渓するのもなんだから、暫く登ったところから入渓。しかし、先行者の足跡が残り、既に他の釣り人が入った後だったようす。全くヤマメの反応が無いままに退渓。

この時点でまだ10時をまわったところ。納竿するには早いので一気に下流に下って再入渓。しかし、ヤマメどころかハヤやカワムツの反応も無い。水温を測ったら19℃。水温が高いせいなのか?時間を考えれば、恐らく他の釣り人が既に一度釣り上がっているだろう。結局ほぼヤマメの反応が無いまま12時に。麦茶を1リットル以上飲んで大量の汗をかき、午前中の釣りを終えて脱渓。

流星号に戻り頭から氷水を被り、冷たい麦茶を一気に飲み体温を下げる。今日も熱中症ギリギリだったか。流星号の車外温度表示は32℃だった。
昼食をとり、落ち着いたところでゆっくりと流星号を出発させて山を降り、福岡に向かう。車外温度表示を見ていると、段々とが下がっていく。普通なら山を降り街に向かうと逆に気温は上がるはず。途中から雨が降り出し自宅に到着するころには27℃。雨のせいで気温が上がらなかった(下がった)のか。
山では熱中症になりそうな温度だったのに、拍子抜け。

明日は3連休の最終日。今日の状況を見れば西は増水、東は渇水。いずれにしても釣り人は多いだろうしヤマメにとっての環境は良いとは言えない。早起きしてもラグビーの日本戦を観戦するのに留めてじっとしておこう。

今シーズンのStop fishing は、いつ、何処で迎えようか。悩ましいなあ。

 

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2023.09.16

2日連続の早朝の大雨に、玉島川も増水と濁りで今シーズンは終了。移動した渓も魚の気配が消えていた

 木曜、金曜と2日続けて早強の雷雨で目が覚めた。長崎や佐賀県の唐津市ではあっという間に冠水し大雨洪水警報が出るほどの雨だった。
金曜日は夕方に七山で打ち合わせが予定されている。近くの古湯では月曜日に今シーズン最後の放流を実施した。年券を購入し、3回ほど足を運んだけどボウズだったので、七山に行く前に古湯に寄って竿を出してみることにした。貝野川は相変わらず餌釣り師が陣取り、本流はダムからの放水が多く濁って増水気味。ライズも無くフライでは全く対応のしようが無かった。

餌釣りしていた人に声をかけると、16尾釣ったという。「そんなに釣れたんですか?」というと「でも、こんなのばっかり」、と10cmほど指を広げて見せた。今回放流したヤマメが小さかったらしい。大雨でヤマメの養魚場が被害を受けてヤマメが流されてしまったからだという。大雨はそんなところにも影響を及ぼしているのか。いずれにしても今シーズンを振り返ると、来シーズンは古湯の年券を買うことは無いだろうな。

七山に向かい、玉島川を覗き込むと朝の雨のせいか濁りが入って増水気味。さて、明日はどうだろうか?

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七山で朝を迎え、玉島川を見下ろすと、水量は少し多めくらいだけれど、やはり濁りは残って餌釣りやルアーだったらちょうど良いかもしれないけれどフライには厳しい状況。そもそも大雨にヤマメも流されているだろう。玉島川での釣りは諦め、濁りの無い渓流を求めて移動。

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標高の高い渓流は濁りもない。しかし、木・金の早朝の大雨もあるけど、7月の大雨被害で全く魚の気配が無くなっていた。
バラしもあり、やっと5寸ほどのヤマメとチビヤマメが3尾ほど釣れたものの、本当に魚の気配が無い。産卵の季節を迎えようとしているのに、生を繋げられるのだろうか?心配になってきた。

今シーズンも残り2週間。さて、明日は何処へ行こう?

 

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2023.09.14

ANA国際線使用機にラッキー!と思ったのもつかの間だった話

先週の話になるが、東京から福岡へのフライトが直前に機種変更となった。
福岡に向かう便では富士山を見ながら飛びたいので、できるだけ前方の左の窓側の席を取るようにしている。予約時点では前方の窓側を確保できていた。ところが機種変更となり、窓側ではあるものの席が翼の上になり富士山が見えない。プレミアムクラスの設定が多い機種に変更になっている。国際線仕様の787M。
プレミアムクラスの座席が多い機種なので、突然の機種変更で当然プレミアムクラスも空いている。ポイントでアップグレードすることにし、窓側の席を確保。

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6列目なのに、エンジンの横。さすが国際線仕様、ギャレーも広いし本来ならビジネスクラスの席なだけに、国内線のプレミアムクラスよりも座席の間隔が広いようだ。とは言っても欧米路線に飛ばしている長距離フライトのビジネスクラスのような半個室というわけではなく基本はプレミアムクラスの座席。本来は国際線で使用される機体なので機内オーディオも国際線仕様。映画も色々選べる。話題ではあったけど見ていなかったスーパーマリオブラザーズを見ながら離陸。

上昇しながら、機内Wifiが使用できない旨の機内アナウンス。あれ、機材の故障か?と試しに接続してみたらクレジット課金。そうか、国際線では機内Wifiは時間単位で購入しなければならないから、その仕様になっていて無料では使えないという訳か。
国際線だと3時間16.95ドル、約2500円。ここから福岡空港に着陸するまで1時間ちょっと。別に緊急性はないし、30分の7ドルだってもったいない。せっかくのプレミアムクラスだし、ワイン飲みながら映画を見て過ごすことにしよう。

さて、楽しみにしていた富士山は台風崩れの熱帯低気圧の厚い雲の下で、その姿を拝むことはできなかった。残念。

機内でWifiが繋がることが絶対という人はご注意を。

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2023.09.10

大雨後の背振の小渓流、第2回確認釣行。やはり魚影は薄く、出ても小さなヤマメばかり

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森保ジャパンがドイツに快勝したのを見届け、背振の渓流で大雨後にまだ足を運んでいなかった川へ確認釣行。

川に降りる前に、上から見ただけで大きく渓相が変わっているのがわかる。水の無い川岸には大きな石がゴロゴロし、一方でプールも川底もほとんど砂で埋まってしまっている。これでは大きなヤマメが隠れる場所がない。

入渓して浅い流れのくぼみにフライを流すと、すぐに小さなヤマメが飛び出した(けどフライは咥えず)。ヤマメがいることが確認できて、まずはほっとした。しかし、その後も出てくるのは小さなヤマメばかりで、しかもなかなかフライを咥えない。そもそも、フライが口に入るほどの大きさもなかったりするのだが。

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途中、突然のにわか雨で慌ててレインジャケットを着て、木陰で雨宿り。雨脚が強くなるならすぐに脱渓して流星号に戻るべきだが、雨雲レーダーを見ると、その付近に雨雲は表示されていない。すぐに止みそうなのでそのまま待機していると、10分ほどで小雨になってきた。

そこから更に釣り上がると、上流部は大きく護岸が崩れていたり、良いサイズのヤマメが付いていたプールが砂で埋まっていたり……

朝から3時間ほど釣り上がり、ネットに納まったのは3尾だけ。いずれも4寸~5寸。そして、この川のヤマメに共通する2列に並ぶ特徴的な丸いパーマークが見られた。ここで繁殖を繰り返している証だろう。このまま途絶えることなく、この川で生を繋いでいってほしい。

脱渓して流星号に戻る道から川を見下ろすと、若いカップルが釣り上がってきていた。フライロッドを持った男性が気付いて、「ここを釣り上がったんですか?と尋ねてきた。「この先○○辺りまで釣り上がりました」と応えた。女性はルアーロッドだったが、ルアーを通せるようなポイントはこの先ないけどなあ、と思ったが、それは口に出さずにそこを立ち去った。

いよいよ来週の3連休が、実質今シーズンのラストになるか。なんとか8寸越えを釣り上げて締めくくりたいものだ。

 

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2023.09.09

梅野川での今シーズンは終了。魚影も薄く、来シーズンも期待できそうにないか

1か月ぶりに梅野川へ。中間育成場がきちんと機能していた頃は、8月下旬に産卵のための選別をして、産卵に参加させないヤマメを放流していた。今年はどうだろうか?

到着すると、間地橋前の駐車スペースには佐賀ナンバーの軽ワンボックス、栗の木前の駐車スペースには準備中の釣り人。下流部は2人に先をこされてしまったので、上流部へ。ただ、また熱中症なんてことになると怖いので、堰堤上からではなく中間育成場の少し下ったあたりから上を釣り上がろうと考えて中間育成場へ。幸い、先行者の車は見当たらない。しかし、育成場へ行く途中の道がやたらと荒れていた。たくさんの枝が落ち、育成場直前には大きな枝が道を塞いでいた。流星号を止め、降りて撤去。石ではないので簡単に動かせたが、なんか不安。

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支度を済ませ、まず育成場の様子を確認。敷地の中は草や蔦が生え放題で、入り口の門も暫く開いた様子が無い。育成の水槽は全部空だった。育成場前のプールへ降りる階段へと向かうと、なんと鍵がかかっている!道路の状況もそうだったが、暫く誰もここに来ていないのだろうか?

扉を開けてここから降りたい所だができない。塀を乗り越えるのも、もしもの時が怖い(塀が川側に倒れたりしたら絶対大けがする)。大きく回り込んで、下流から入渓するも魚の気配が無い。そろそろ産卵に備えて喰いが良くなっても良さそうな時期なのだが。水温を測っていないが、水温が高くて底の方に張り付いているのだろうか?

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ヤマメの反応が無いまま、育成場手前の赤い橋をくぐると、その先に倒木が川を塞いでいた。途中の渓相も随分変わっていた。8月に入っても台風やら局地的な大雨やらで、梅野川も大水が出たか。倒木を回り込み、育成場前のプールにたどり着くと、上から声が。ルアーマンが塀を越えて降りてきた。少し話をし、彼は僕の後を釣り上がる。
少し反応が出てきてフライを見に来るヤマメもポツポツあるが、口を使うことは無い。何度か走る魚影を確認し、合わせ切れが1回あったが、いずれもせいぜい5~6寸くらい。

梅野橋下の淵まで釣り上がったところで退渓し、お昼休憩。暑ければここで納竿とするつもりだったが、思いのほか涼しく、午後は栗の木脇のスロープから入渓して堰堤まで。午前中に先行者がいたことはわかっているので、それらしいポイントだけ選びながら。

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結局、一日でこんな小さなヤマメが3尾釣れただけ。早いけれど、2時で納竿。

中間育成場や川の状況、そしてヤマメの魚影を見ると、今シーズンはこれが最後だな。このままだと来シーズンも期待薄かなあ。
津江漁協さん、頑張ってください!

 

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