ゲリラ雷雨の雷雲は飛行機の運航にも大きな影響。空港閉鎖で往復とも足止めに
先週、東京へ移動するために福岡空港の搭乗口前で搭乗開始を待っていた。ところが空港上空に雷雲が発生したため、全ての地上業務を中止し、離発着もしばらく取りやめるとアナウンス。通り過ぎるのに30分ほどかかるという。ということで搭乗口に並んでいたのにラウンジに戻って雲が通り過ぎるのを待つことに。 雨雲レーダーを見ていると、通り過ぎるどころかほとんど移動せずに雨雲が大きくなっていくばかり。30分と言っていたもののその後変更を繰り返し、結局そのまま2時間。飛行機が飛ばないのでラウンジは人で溢れてきた。ほぼ一番最初のタイミングでラウンジに戻っていたので、窓に面したカウンター席を確保して、外の様子を眺めながら空港の再開を待つ。
目の前に駐機している、これから乗るはずのB787は、荷物室の扉も開いたまま。ドーリーもコンテナ搭載車も乗り捨てられたように放置。地上には人の姿は一切見えない。
飛行機が飛ばないので、着陸した飛行機はボーディングブリッジに着けられず、誘導路に溜まっていくばかり。知人が乗った飛行機は福岡空港に着陸できず、熊本にダイバートしたという。
空港再開後最初の離陸ではあったものの、結局2時間半遅れでの出発となった。
そして今週福岡に戻るために羽田空港に到着し、出発時刻までラウンジでPCに向かっているとアナウンス。「雷雲が近づいているため、離発着を一時取り止めています。次の再開見込み時刻のお知らせは15分後を予定しています」と。雨雲レーダを確認すると北の方から雨雲が近づいてきている。
窓の外を見ると、遠くに見える東京湾の対岸は晴れているのに、上空には真っ黒い雲。ハリウッドのデザスター映画のオープニングような景色だ。間もなく雨が降り出し、そして雷も。
結局、今回も2時間の空港閉鎖の後、2時間半遅れで羽田空港を出発することに。やっと搭乗し滑走路に向かう機窓から空港ターミナルに目をやると、やはり誘導路にはボーディングブリッジの空き待ちの飛行機がいっぱい。
行きも帰りも予定よりも随分おくれてしまったが、ま、海外ではこんな遅れは天候以外の理由でも日常茶飯事。昨年のフランクフルトでは、飛行機に乗ったまま3時間足止めを食らい、結局フライトがキャンセルになり、40時間空港で過ごすことになってしまった。それに比べれば2時間なんてなんてことない。
たくさん飛行機に乗っていればいろんな事に遭遇する。多少の遅れくらいなら、リモートでのビジネススタイルが普通になった今は影響も小さい。トラブルもまた旅の一部と後から笑って話せればいいんじゃない?
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