背振の渓流にも大きな爪痕。ヤマメの魚影もほとんど無くなっていた
昨日は午後からもの凄いゲリラ雷雨だった。ニュースでも全国各地で天候が荒れて雷雨が発生していたという。全国の一日の雨雲の動きを見ると、日田や津江方面にも真っ赤な雨雲がかかっていた。これでは大分方面は避けた方が良さそうだ。
そこで7月の大雨の後まだ足を運んでいない背振の様子を見に行くことにした。途中通過する那珂川にかかる、おぎわら橋の下の護岸が崩れていた。いやな予感。三瀬峠を越え、川を目指す。
昨日のゲリラ雷雨の影響か、川の水には少し濁りが入っている。しかし、それよりも川の様子が全く変わっていた。流れは変わりコンクリートの護岸が至る所で剥がれ、プールの川底は砂で埋まっていた。ヤマメの気配も無い。川が溢れんばかりに増水して全てを流してしまったんだろう。ヤマメもろともに。
いつもなら小さなヤマメが飛び出すところだが、そんな雰囲気も無い。本当にたまに小さなヤマメがフライに反応する程度。一度だけ、以前よりも深くなったプールの流れ出し付近から、8寸ほどの魚体が飛び出しプールの底へ走ったが、真っ黒だったのでヤマメではなかったかもしれない。
それでも2時間ほどの間に、なんとか4寸~5寸のヤマメが3尾出てくれた。この状況では上出来だろう。暑くなる前、9時半に納竿して帰路についた。
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コメント
私も昨日夕方、仕事帰りにダッシュで久しぶりに脊振行ってみました。
道が至るところ陥没、片側通行になっていて、のぼるにつれ、いろんなところで氾濫していたんだと愕然としました。
氾濫で田んぼは土砂と流木で埋まったままとか、護岸もいっぱいこわれてましたね。
上流までちょこちょこ竿を出してみましたが、私は残念ながらヤマメの反応はなしでした。また今度下流を試してみます。
投稿: tenkara2416 | 2023.08.29 23:56
tenkara2416さん
これだと、来シーズンはどの河川にも重機を入れての工事で、釣りは無理でしょうねえ。魚影も戻るか心配ですね。
投稿: flyday | 2023.08.30 09:35