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2023年7月の記事

2023.07.22

1か月ぶりの川は大雨の増水が治まりきれず。新しいウェーディングシューズも足に合わずメチャメチャ疲れた!

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前回の釣行から1か月以上。北部九州に大きな被害をもたらせた大雨からは10日ほどが過ぎた。tenkara2416さんからのコメントで梅野川や上津江の状況を教えていただいたが、連休明けはまだどこも水量多めだったよう。その後もちょくちょく局地的にゲリラ豪雨が襲い、山間部の川の状況は皆目見当が付かない。
まずは地元のあの川で状況を確かめることにする。流星号をいつもの場所に駐め、釣りの支度。Amazonのprime saleで急遽購入したPazdesignのウェーディングシューズの初おろし。ウェーダーは倉庫から引っ張り出したELUANSHI。入渓点の前で挨拶を交わした村の人と、先日の大雨や周辺の被害状況などについてひとしきり立ち話。この周辺は特に被害も出ていないということで一安心。しかし川は想像していた以上に水位は高く、途中遡行できない所もあるかもしれない。安全第一を念頭に入渓。

PazdesignのウェーディングシューズにELUANSHIは?

入渓するとたちまちウェーダーには水が浸み込んでくる。まあ、そこは想定内。しかし、水位が高いため場所によってはけっこうな深さの所に入らざるを得ないところもある。水につかればウェーダーの中もその水位まではすぐに濡れてしまう。ズボンのお尻のポケットには財布も入ったまま。チェストハイウェーダーとはいえ、太ももまでの水位がギリ。やがてネオプレンのソックスの中は水で一杯になり、足は常に水の中に浸っている状態に。
Dsc_2530s 頭には、これまた初おろしのオニヤンマくん。なんとなく、目の前をうるさく飛んでいた小さな虫がいなくなったような気がする。
初おろしのウェーディングシューズはまだ足に馴染んでいないので、途中何度が紐を締め直しながらの遡行。サイズ的にはぴったりなのだが、つま先の部分に隙間があり、足先で踏ん張るとつま先が当たる。何度紐を締め直してもしっくりこない。ELUANSHIのウェーダーのネオプレンソックスの厚みが薄いせいかもしれない。残念ながらこの組み合わせは失敗だったか。
川から上がってウェーダーを脱ぐと、下に履いていた黒のチノパンには白い粉のような物が無数に付着していた。ウェーダーの裏地の素材から剥がれた物。ELUANSHIのウェーダーはこれで廃棄することにした。

次回は、リトルプレゼンツのウェーダーとPazdesignのウェーディングシューズでの釣行。果たしてこの組み合わせはどうなるだろうか?

流れが緩い平瀬や小さなポイントで

ヤマメはというと、深いプールや普段なら良型が出るポイントはどこもより深くなり、流れ込みの水の勢いも強くヤマメは上を向いていないのか反応無し。対して、普段ならほとんど水深が無いようなチャラ瀬や平瀬は流れも速くなく、10~15cm程の水深になり、所々では石が絡む良いポイントになっている。自分の安全のためにも流れの緩い所を中心にフライを落としながら釣り上がる。
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6寸前後のヤマメが5尾、うち1尾は朱点がうれしいアマゴ。7寸越えが1尾、5寸前後が2尾。更にバラシが2尾と合わせ切れが1回。バラシのうちの1尾は姿を確認できないまま強い引きで走り回り、とうとう針を外して行ってしまった。最大は22cmの幅広ヤマメで、川の状況からすればまずまずの釣果だったか。

しかし、増水した川と初おろしのウェーディングシューズが調子悪かったせいでずいぶん疲れた。この分だとまだどの川も水位が高そう。梅野川も、退渓点が限られた上流部は厳しいだろう。翌日の釣行は取りやめてゆっくりすることにして心置きなくお酒を飲んで爆睡したのでした。

※ということで、ブログアップは翌日です。

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2023.07.16

再びの大雨。テレビのニュース映像で見えてきたのは変わり果てた故郷、見慣れた川

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またも九州北部を大雨が襲った。この日は東京にいて、朝からテレビの前に釘付けとなった。NHKは編成を変えて被災地周辺の情報をずっと伝え続けた。TBSはネットで上空からのライブ映像を流していた(写真はYouTubeから)。その上空からの映像では巨瀬川から溢れた水が田畑や集落にまで広がり、広くうきは市一帯を覆っていた。母の実家はじめ、この周辺に親戚の家が集まっている。
6年前の豪雨禍では杷木の従兄弟の家が被災し、家を無くしてご主人の実家がある千葉へ引っ越した。この映像を見て気がかりな所へ電話をすると、母の実家は玄関先まで水か来たもののギリギリ浸水は免れたという。他の親戚も巨瀬川の流域で言えば越水した田主丸よりも上流側なので、冠水の水位は低く被害は無かった。

その後もニュースでは見覚えのある場所の被災状況を伝える映像が次々と飛び込んできた。小野川はまたも河川プールの上流で土砂崩れに見舞われ、その上流の集落が孤立していた。東峰村はこの春に赤谷川や宝珠山川などの河川改修工事が完了し、川幅も大きく広げてコンクリート護岸となっていたにもかかわらず、また護岸が削られた所もあった。雨が上がった翌日には、巨瀬川の最上流部、調音の滝の少し下流、星野へのトンネルのすぐ手前で土砂崩れが起こった。

ニュースでは報じられていなくても、何処の河川も大きく変わっていることは想像に難くない。梅野川も、やっと川の状況が落ち着いてきた所だったのに、また流木止めが埋まってしまったかもしれない。

この3連休はまだ増水は治まっていないだろうし、うきはや朝倉、日田では道路沿いの家はまだまだ水害の後片付け中だろう。泥水が溢れた道路はこれから泥が乾いて埃っぽくなる。黒いはずのアスファルトも泥で茶色くなり、雨が降ればまたぬかるむ。川の様子を確認できるのは次の週末くらいだろうが、気が重い。まず、道路状況次第で辿り着けるかもわからない。東北ではまだ大雨が降り続いている

今シーズンも残り実質2か月あまり。時間を大切にしなければ!

 

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2023.07.02

釣りに行けないのでウェーダーのメンテナンス。そうだ、お蔵入りしたELUANSHI のウェーダー!

ずっと梅雨らしい天候が続き、線状降水帯も発生。これでは当面増水は治まらず、釣りに行けるようになるのは梅雨が明けてしばらく経ってからか。

今朝は昨日まで続いた雷雨が治まり、貴重な梅雨の晴れ間。朝から敷物や座布団を干したり家の周りを整理したりして過ごし、乾かしていたウェーダーのピンホールをシームグリップで塞いでいた。そしてふと思い至った。

このくそ暑い中、ウェーダーに水が入っても良いんじゃない?

そもそも、夏にウェーダーを履いて釣りをしていると、透湿素材であっても腰から下は汗でびっしょり。釣りを終えると、ウェーダーを裏返してまず内側を乾かさなければならない。こんな感じだから、夏場はピンホールがあろうが無かろうがあまり関係ない。じゃあ、半ズボンでウェットゲータースタイルで釣れば良いんじゃね?って思うが、初めての川に入渓したりすると、退渓ポイントがわからず藪漕ぎも多い。一時期単なるナイロン製のウェットウェーダーも試してみたが、冷たくて気持ちいいものの中途半端。安全のためにも、夏でもやはりウェーダーは必要だ。

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で思い出した。
水が浸み込むようになってお蔵入り(災害時なんかに使えるかもと捨てずに倉庫に)していたELUANSHIのウェーダーだ。夏場だったらあれで問題ないじゃないか!帰り用に乾いた靴下をもう一足用意しておかなければならないが、それ以外は何も問題ない。夏場だけELUANSHIを使えば、メインのリトルプレゼンツのウェーダーも長持ちさせられる。
と早速倉庫から引っ張り出してきた。ビニールに入れて置いていたので、ほぼ劣化もなさそう。

次回からはELUANSHIも持って出かけよう。

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