1か月ぶりの川は大雨の増水が治まりきれず。新しいウェーディングシューズも足に合わずメチャメチャ疲れた!
前回の釣行から1か月以上。北部九州に大きな被害をもたらせた大雨からは10日ほどが過ぎた。tenkara2416さんからのコメントで梅野川や上津江の状況を教えていただいたが、連休明けはまだどこも水量多めだったよう。その後もちょくちょく局地的にゲリラ豪雨が襲い、山間部の川の状況は皆目見当が付かない。
まずは地元のあの川で状況を確かめることにする。流星号をいつもの場所に駐め、釣りの支度。Amazonのprime saleで急遽購入したPazdesignのウェーディングシューズの初おろし。ウェーダーは倉庫から引っ張り出したELUANSHI。入渓点の前で挨拶を交わした村の人と、先日の大雨や周辺の被害状況などについてひとしきり立ち話。この周辺は特に被害も出ていないということで一安心。しかし川は想像していた以上に水位は高く、途中遡行できない所もあるかもしれない。安全第一を念頭に入渓。
PazdesignのウェーディングシューズにELUANSHIは?
入渓するとたちまちウェーダーには水が浸み込んでくる。まあ、そこは想定内。しかし、水位が高いため場所によってはけっこうな深さの所に入らざるを得ないところもある。水につかればウェーダーの中もその水位まではすぐに濡れてしまう。ズボンのお尻のポケットには財布も入ったまま。チェストハイウェーダーとはいえ、太ももまでの水位がギリ。やがてネオプレンのソックスの中は水で一杯になり、足は常に水の中に浸っている状態に。 頭には、これまた初おろしのオニヤンマくん。なんとなく、目の前をうるさく飛んでいた小さな虫がいなくなったような気がする。
初おろしのウェーディングシューズはまだ足に馴染んでいないので、途中何度が紐を締め直しながらの遡行。サイズ的にはぴったりなのだが、つま先の部分に隙間があり、足先で踏ん張るとつま先が当たる。何度紐を締め直してもしっくりこない。ELUANSHIのウェーダーのネオプレンソックスの厚みが薄いせいかもしれない。残念ながらこの組み合わせは失敗だったか。
川から上がってウェーダーを脱ぐと、下に履いていた黒のチノパンには白い粉のような物が無数に付着していた。ウェーダーの裏地の素材から剥がれた物。ELUANSHIのウェーダーはこれで廃棄することにした。
次回は、リトルプレゼンツのウェーダーとPazdesignのウェーディングシューズでの釣行。果たしてこの組み合わせはどうなるだろうか?
流れが緩い平瀬や小さなポイントで
ヤマメはというと、深いプールや普段なら良型が出るポイントはどこもより深くなり、流れ込みの水の勢いも強くヤマメは上を向いていないのか反応無し。対して、普段ならほとんど水深が無いようなチャラ瀬や平瀬は流れも速くなく、10~15cm程の水深になり、所々では石が絡む良いポイントになっている。自分の安全のためにも流れの緩い所を中心にフライを落としながら釣り上がる。
6寸前後のヤマメが5尾、うち1尾は朱点がうれしいアマゴ。7寸越えが1尾、5寸前後が2尾。更にバラシが2尾と合わせ切れが1回。バラシのうちの1尾は姿を確認できないまま強い引きで走り回り、とうとう針を外して行ってしまった。最大は22cmの幅広ヤマメで、川の状況からすればまずまずの釣果だったか。
しかし、増水した川と初おろしのウェーディングシューズが調子悪かったせいでずいぶん疲れた。この分だとまだどの川も水位が高そう。梅野川も、退渓点が限られた上流部は厳しいだろう。翌日の釣行は取りやめてゆっくりすることにして心置きなくお酒を飲んで爆睡したのでした。
※ということで、ブログアップは翌日です。