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2023年5月の記事

2023.05.31

ロリポップ ロリポップ!梅雨の晴れ間は明るく元気に

日曜日に良い釣りができたと思ったら、翌日の月曜日にはいきなり梅雨入り。これからのほぼ1か月、釣りを諦めざるをえない。そんなことを思いながらの月末。
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零細企業の経営者にとっては、月末に銀行に記帳しに行くのは毎月のルーティン業務。東京にいる時なら都銀の支店やATMはいろんなところにあるけれど、月末を福岡で迎えると記帳できるのは天神にある支店だけ。今時、ネットバンキングでわざわざ店頭やATMに足を運ぶことはほとんど無いが、唯一都銀だけは出かけなければならない。もちろんネットバンキングもあるが、法人口座の利用料は月額1万円(+税※口座開設時)。この口座の入出金は月に数件しかなく、ネットバンキングで1万円(+税)は無駄が多すぎるのて契約していない。それでもコロナ禍でリモートワークに移行する前の事務所は天神にあったので不便は無かった。しかし、事務所を移転してからは天神に出ることもほとんど無くなってしまい、銀行に行くために天神まで足を運ばなければならなくなってしまった。

そして今月は月末を福岡で迎えているので、天神に。
通帳記帳と送金を済ませて天神地下街を歩いていると、飴を売る小さなお店に目がとまり、足を止めた。
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懐かしいペロペロキャンディ、ロリポップだ。

ロリポップで思い出すのは?

ペロペロキャンディはこどもの頃の思い出。そしてロリポップと言えば、僕たちの世代はコーデッツのあの歌。スタンドバイミーでもお馴染み。


でも、僕よりもちょっと若い人はレンタルサーバーを思い出す人の方が多いんだろう。ロリポップで検索しても、結果で表示されるのはほとんどがレンタルサーバーやその関連情報。ペロペロキャンディのロリポップの方が元祖なんだけどね。

久しぶりに見つけて思わず購入。ロリポップ(ペロペロキャンディ)を手にするなんて、50年ぶりくらいか?
天神で買い物をして戻る頃には、出かける時に降っていた雨も上がって青空に。

こどもの頃の記憶や歌のように、ロリポップには明るい青空が似合う。

 

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2023.05.28

リベンジの高瀬川で、まさかの尺ブラウン! 22cmのカッコイイヒレピンヤマメも

2週間前、高瀬川では結局ボウズで終わった。梅雨入り前の最後の釣行はどこにしようかと考えたが、車載承認証を受け取るために、日田漁協に立ち寄る必要もあった。日田漁協は大山川の河岸にあり、梅野川へ行く途中でも立ち寄れる。しかし、高瀬川がボウズのままでは負けた気がして気持ちが悪い。水位も下がってコンディションも良さそうな高瀬川へのリベンジ釣行に決めた。

金曜日に電話して日曜日の朝に行きますと伝えていた日田漁協に立ち寄ると、封筒には車載承認証に加えて高瀬川の入渓ポイントや注意事項が記された非公式釣り場マップも添えてあった。高瀬川は谷底を流れるような流程で、道路からの入渓・退渓ポイントを見つけるのにいつも苦労していた。漁協のIさん、ありがとうございます!

まずはボウズからの解放

Dsc_2461s 高瀬川リベンジなので、一通り釣り上がるつもりで下流から8時に入渓。河原の砂には足跡だらけ。今日のものだとすれば、ルアーマンか餌釣り師か。いずれにしてもシビアなことは容易に想像がつく。フライは何を結ぶか?メイフライやストーンフライの姿は見えないが、ミッジがチラホラ。なんだかぼんやりしたシルエットのフライが良いかと、#16のCDCカディスを結ぶ。すると、入渓してすぐに瀬の流れの岩裏のよどみの小さなポイントから10cmほどのヤマメがフライを咥えた。これでボウズの呪縛からは解放された。その後も竿抜けの浅い流れで、5寸のヤマメが出た。
一方、いかにもというプールや緩く少し深みがある流れでは全く反応無し。時折底の方に魚影が見える。やはり毎日多くの釣り人が竿を出しているので、ちょっとやそっとでは出てくれそうにない。
それでも、最初の堰堤では浅い流れの石の陰ででライズが。しかし残念ながらバラし。時刻は10時少し前。ヤマメの活性が上がってきたか。

激戦区でどう釣果を上げるか?

予定していた退渓ポイントまで釣り上がると、ルアーマンが座っていた。先行者かと思って声をかけると、これから入渓しようと降りてきたら僕の姿が見えたので待っていたという。「僕はここで一旦上がるのでどうぞ」と返し、暫く情報交換。彼も高瀬川は2回目だということだった。
そこから移動するために流星号に戻ると、前に一台、釣り人の車(車載承認証あり)が停まっていた。僕の後に入渓したのだろうか。こんな具合で毎日入れ替わり立ち替わりで多くの釣り人に攻められているんだな。
次の入渓ポイントに移動すると、やはりそこにも先行者の車が。入・退渓ポイントも限られている激戦区の高瀬川では、先行者がいることを前提で入渓するしかない。ただ、川幅があり水量も多く、流れも変化に富むのでそこら中にヤマメが付きそうなポイントが広がっている。ヤマメがいれば、そのうちに活性も上がって上を向くようになり、フライにも出るはず。持ち帰りが目的の餌釣り師はそろそろ減っているだろうから、特にルアーマンが狙いそうなポイントは飛ばし気味で釣り上がる。
結局この区間でヤマメは出ず、次の入渓ポイントへ移動しそこで少し早い昼食。

地元の人は釣れないと言うけれど

流星号を駐め、入渓ポイントを確認していたら地元の人が歩いていた。僕は地元の人と会うと挨拶をすることにしている。だいたいは釣り竿を見ると釣果を尋ねられ、それをきっかけに川の状況やらなんやらを聞くことができる。その人曰く、「以前は大きなヤマメが泳いでいるのが上からも見えるほどだったが、最近は魚も見えないし、釣れてもこんなちっちゃいのばっかり」と。
流星号に戻ってサンドイッチを食べていると、黒いワンボックスカーが目の前で停まった。先ほどのルアーマンだ。午後の仕事のために帰る所で僕を見つけて停まったようだ。結局ヤマメは釣れなかったと。

Dsc_2474s 彼を見送って川に降りると、やはりそこら中に足跡。フライに出るのはカワムツやアブラハヤばかりだが、明らかに午前中よりも魚の活性は良くなっている。そして目の前に現れたいかにも雰囲気がある、緩やかな流れで適度な深さもありそうなプール。

活性も上がってきたようなので、昼食後はフライをいつものエルクヘアカディスに変更している。このプールでは、まず小さなカワムツがすぐにフライを咥えた。カワムツが先にフライに出るということは、ヤマメは上を見ていないか?ちょっとがっかりしながらフライを数度流れに打ち返した。ゆっくり流れるフライに変化はなく、ちょっと目を横に逸らして再び水面を見るとフライが見えない。慌ててロッドを立てると竿先にいきなり強いテンションがかかった。

ついに大物が喰った!

やった、ついにヤマメが喰ったか!がしかし、竿先に伝わる感触、そして水面下で暴れる魚影がヤマメのそれとはちょっと違う。ローリングも無い。と思った次の瞬間派手にジャンプ!何だ⁉レインボーか?いや、噂に聞くブラウンか?
いずれにしても尺に迫る大物であることは間違いない。バラさないよう、慎重にやりとりをすること数分。
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ネットに納まったのはぴったり30cmのブラウントラウト。尺ヤマメではなくてちょっと残念ではあるが、今年初の尺越えのトラウト。しかも自然渓流で正真正銘の天然もの。

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フライは上顎にしっかりかかっていた。飲まれていたらティペットを切られていたかもしれない。口元を見ると新しい傷がある。ルアーで削られたのだろうか?このままリリースして良いものか躊躇いながらも元のプールへ戻した。

急にヤマメの活性も上がってきた

このブラウントラウトを境に、次々とヤマメもフライに出るようになった。やはり活性が上がるタイミングだったのだろう。7寸前後のヤマメが次々とフライに出てくる。最大の22cmの雄のヒレピンヤマメは、尾びれも尖り、顔つきも本流ヤマメそのもの。
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今年の放流物ではなく、年を越したヤマメだろうか。このまま大きくなれば、夏には8寸~9寸の立派なヤマメに育つだろう。こんなヤマメが釣れるんだから釣り人が多いのも納得できる。

初めての流れを釣り上がるのは、先の様子も退渓点もわからないので本当に疲れる。尺のブラウンもヒレピンのヤマメも釣れた。ちょうど仕事のメールも届いていたので、ちょっと早いけれど2時に納竿。帰宅してPCに向かい一仕事。良い釣果を上げたので仕事もはかどり、いつも通り「世界遺産」からのテレビ前でグラスを傾ける日曜夜のルーティン。安ワインもいつも以上に美味かった!

5月29日追記

漁協に電話して、車載承認証を受け取った連絡とブラウントラウトが釣れた報告をした。ブラウントラウトについては、釣れたらどうしたら良いかと尋ねると、ルアーマンなどはブラウントラウトを目当てに釣りに来る人もいるので、いまのところは駆除などは考えていないという。しかし、いずれは検討しなければならないかもということだった。
僕が釣ったのは30cmだったが、これが40cm、50cmと大きくなれば、高瀬川の生態系にもいずれは影響を与える可能性は高い。実際、秋田の方では駆除に乗り出しているという話もある。釣りの対象魚が増えるのはうれしいが、これ以上の繁殖はしないことを祈るばかりだ。

 

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2023.05.27

目の前に迫る台風、そして梅雨が来る前に、近くの川へ

グアム島に20年ぶりの被害をもたらし沖縄方面へ移動中の猛烈な台風2号。20年ぶりのということは、前回の巨大台風は2002年12月に体験したポンソナを指すのだろう。あんな台風が沖縄に向かっている。台湾辺りから進路を東向きに変え、日本に向かってきそう。その後勢力が落ち九州を直撃しないまでも、梅雨前線を刺激して来週はずっと雨になりそう。そうするとそのまま本格的な梅雨に突入し、1か月は釣りに行けない日々が続く。
そう考えると、今日と明日は釣りができる貴重な週末だ。しかし、今日は母との約束がある。そこで、朝だけ近くの背振の川へ。

川に着いたのは7時過ぎ。ところが入渓ポイント近くにはルアーマンが。「これから入渓ですか?」と声をかけると「上がった所です」と。水面でのドライフライの釣りだとこれからの時間帯だけど、ルアーはそんなこと関係ない。最初に川に入ることが一番のメリットなのだろう。
多分、6時くらいに入渓しこの先の魚止となる堰堤で脱渓したのだろう。これから入渓すると1時間半~2時間の間隔は空くか。

ルアーマンが先行している前提で入渓。水生昆虫のハッチは見えないものの、小さな虫が飛んでいる。気温の高い日が続いているので、魚の活性も高そうだ。まずは小さめのcdcカディスを結び流れにキャストすると、すぐに小さなヤマメが。やはり活性は高い。小さな流れが合流するポイントにフライを落とすと、ヤマメがフライを咥えてロッドを曲げる。5寸ヤマメではあったが、この先に期待が持てる。

しかし、そこから先はいつもなら絶対にヤマメが着いているはずのポイントでも先行したルアーマンの影響か全く反応無し。ルアーを通せないような小さなポイントからは5cm~10cmのヤマメはどこからでも出てくるのだけれど。

そうこうしているうちに、先行するルアーマンとの時間差は3時間ほど(感覚的には、自分の場合はルアーの倍以上の時間をかけて釣り上がっている)になり、だんだんと良いポイントでヤマメが出るようになってきた。

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母との約束があるので、10時に納竿しなければならないと釣り進み、予定通りに魚止の堰堤で10時に脱渓。終わってみれば20cm越えはゲットできなかったものの、6寸ヤマメを4尾ほかチビヤマメ多数と短時間で数も釣れて充実の時間を満喫できた。

さて、梅雨入り前の最後の明日は何処へ行こうか?

 

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2023.05.24

羽田空港ANAの出発ロビーが激変!崎陽軒のシウマイ弁当がここでも買えるように

茨城県の毛針釣禁止やら悪天候やらで、結局この週末は釣りに行けないままに福岡に戻ることになり羽田空港に。2階出発ロビーに上がり、いつものように出発便の確認をしようと電光掲示板に目をやると……
あるはずの出発案内板がない!
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(多分)先月まではそこに設置されていた、これから出発する便の状況を表示する大きな電光パネルが無くなっているではないですか!ある意味、空港のアイデンティティでありシンボルとも言える出発案内板。それがなくなる日が来るなんて!

グランドスタッフに出発案内板のことを尋ねると、スマホアプリで情報は確認できるので無くしましたと。うーーん、スマホを持っていても、空港に早く着いて早い便はどうなの?と思っても予約した便の前後の状況を知ることもできない。スマホを持っていない人はどうやって様々な情報を確認するのだろう。何よりも、空港のワクワク感が一気に無くなってしまったのは寂しすぎるぞ!

崎陽軒のシウマイ弁当が一押し商品⁉

手荷物検査場を抜け、63番搭乗口のすぐ横にある「COMEL」のワゴンに崎陽軒のシウマイ弁当が!
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ANAFESTAに加えてCOMELでも販売していることは以前確認していたけど、ここでの扱いはライスバーガー屋さんにも関わらず店頭でメインの扱い。シウマイ弁当は駅弁だけでなく空弁としても定番になりつつあるのか?

搭乗ゲートに進むと、GWも終わって子連れの乗客はほとんど居なくなりスーツ姿のビジネスマンばかり。マスクしてる人も少ない。機内ではほとんどの人はマスクを外している。

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隣にSTARWARSジェットを見ながら快晴の空に向けて出発。

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すっきりくっきりの富士山を見下ろしながら快適なフライト。

この週末こそは川へ行くぞ!

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2023.05.18

ビックリ!茨城県の川では、6月にならないとフライフィッシングができない!

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今年からは関東周辺の川への釣行を増やそうと思っている。九州だと熊の心配はしなくていいけど、本州にはいる。先日は北海道の朱鞠内湖で釣り人がヒグマに襲われた。以前、養沢でも熊が出たと大騒ぎになったところに遭遇した。これからは知らない川に入っていくことになるので、念のために熊鈴も購入した。

そして今週末は奥久慈方面に出かけようと、色々情報を集めていた。まずは管轄漁協を調べて遊漁券を購入できる所を確認しなければならない。久慈川(流れの源流は福島県)の茨城県側は久慈川漁協の管轄であることがわかり、しっかりしたウェブサイトもあった。

「釣り場情報」を見ると、パンフレットのpdfがある。放流情報や禁止事項などが確認でき、しかしそこには意外な項目が。

(6)毛ばり(蚊ばり)釣 3月1日から5月31日まで禁止

!!!

なんですと!?

毛ばり=flyもダメ?早速漁協に電話して確認してみると、6月からでないとフライもだめだと。餌釣りとルアーは良いですよってどういう基準?理由は茨城県の内水面漁業調整規則で禁止されているからという。漁協の人たちもなんとか変更してほしいと働きかけているらしいが。

早速茨城県内水面漁業調整規則を確認すると、確かに毛ばり釣は5月31日まで禁止とある。久慈川だけでなく那珂川も鬼怒川も。この季節の釣であるサクラマスも、茨城県内ではフライで狙うことはできない。
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当然のことながら罰則規定もあり、違反すると6月以下の懲役または10万円以下の罰金に処し、またはこれを併科するとある。
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更に、採捕のように供される物は没収と。

この罰則自体は福岡県や佐賀県、大分県と変わらないものの、とにかく毛ばり釣が5月末までできないというのは、flyfisherにとっては致命的。シーズンで一番良い季節に釣をすることができないんだから。

この「毛ばり釣禁止」を見落として今週奥久慈に行き、漁協の人に見つかったら捕まり罰金か懲役を課せられ、大事なタックルも没収されていたかもしれない。かつての折戸川のように、目の前でRODを折られても文句は言えない。出かける前に気づいて良かったけど、これはなんとか早期に修正してほしいなあ。

さて、今週末どうしたものか?

 

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2023.05.14

高瀬川はやっぱり厳しいなあ。移動してボウズだけは回避できたけど、反省点ばかり

高瀬川に行くのは何年ぶりだろう。日田漁協の遊漁券を6年ぶりに購入したということは、高瀬川にも6年ぶりか。

当初は土曜日に行くはずだったが、天気予報で雷雨の可能性もあるということで一日ずらした。更に、年券をFISHPASSで購入していたので、本来は渡されるはずの腕章や車に置く車載承認証が無い。日田漁協に問い合わせたら、車載承認証は渡せるということで川に行く前に立ち寄ったのだが……

目的を果たせず高瀬川へ。金曜日の背振の川も増水していたが、昨日の雨でまた増水しているかもしれない。途中の筑後川も増水していた。6年ぶりだし過去2回豪雨禍を経て渓相も変わっているかもしれない。もともと高瀬川へは、年に2,3回ほどしか足を運んでいなかったので、渓相を把握していない。毎回入渓できるポイントを探すことから始まる。過去は主に中流域を釣り上がっていたので、今回は上流域から攻めてみようと流星号を走らせると、途中には釣り人のものと思われる車が何台も停まっていた。車があるところは入渓できるポイントがあるということだろう。これではどこから入渓しても先行者がいるということだ。

結局、カエル岩の所まで上って9時に入渓。入渓しやすくわかりやすいポイントなので、足跡もたくさん残っている。昨日は雨だったので、足跡が残っているということは、既に早朝先行者が釣り上がった後なのか?カエル岩には日が射し、苔から湯気が立ち上るのが見える。

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水はクリアで水温は13℃と思ったよりも高い。しかし、虫の気配がほとんどなく、水生昆虫のハッチも見られない。増水気味の早い流れに、プールにとドライフライを流すが、もちろん魚の気配も感じられない。ライズでも始まらないと、とてもヤマメが出る感じではないので早々に退渓し移動。車が停まっていない中流域まで戻ることにする。

なんとか入渓できる所を見つけ川に降りると、メイフライやストーンフライといった目立った水生昆虫のハッチは見られないが、ミッジサイズの虫が飛んでいるのは確認できた。時刻は10時をまわったところ。ヤマメが居そうな流れやプールはいたる所にあるが、なかなか反応がない。やっと流れの緩いプールの大岩の陰の底の方から小ぶりのヤマメが浮いてきたが、フライを咥え損ねて戻っていった。その後はこのプールは沈黙。
そこから少し上流の流れで、良いサイズのヤマメが出てフライを咥えた!しかし、早合わせになったか?フッキングできず。確かにラインの先にヤマメが咥えた重みはあったのに、残念。

ここから、延々とロッドを振り続け川を遡上するが、何の反応も無し。しかも退渓できる場所が見当たらない。やっとの思いで石組みの護岸をよじ登って退渓できたのが午後1時。このまま午後再び入渓しても釣果は見込めそうも無い。一旦高瀬川を離れ、お昼を挟んで別の川へ移動することにする。
釣り人が少なそうな川を選び20km程移動。途中それらしい車も釣り人も見かけない。とにかく小さくても良いから1尾釣れればそれでいい。今日は多くを望まない。

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小さな流れを釣り上がり、やっと出た!6寸に届かないものの、色白の優しい顔のヤマメ。これでボウズだけは免れた。

高瀬川では釣れないし先は見えないしで、体力的にも精神的にもやたらと疲れた。1尾は釣れたので、ここで納竿し帰路についた。
車を運転しながら一日を振り返ると反省点ばかり。高瀬川は実質初めての川みたいなものだったが、先行者もいて虫の気配も無かったし、プールや深みにフライを沈めながら狙っていけば結果は違っていたのではないだろうか。ドライで狙うには川幅がありすぎてポイントが絞れない。次回はもう少し減水した頃に行くことにしよう。

帰宅し、風呂に入り一杯飲ってラストマンを見ていたら寝落ちしてしまった。疲れていたんだなあ。
Tverで見直さなきゃ。

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2023.05.12

早く目が覚めたので、仕事前にちょっとだけ竿を出してきた

お酒を飲まずに寝ると、朝の目覚めが良い。歳をとったせいか5時過ぎには目が覚めてしまう。
午前中に提出予定の仕事も、スタッフが早く手を付けて昨日のうちに仕上げてくれたので、既に提出済み。今日午前中は急ぎの仕事は無い。この週末もまた天気が悪そうで、土曜日に予定していた釣行も流動的だ。

そうだ、川へ行こう!

といっても、今日は金曜日。だいたい夕方近くになるとクライアントさんが休日前に仕事を投げ込んできたり、トラブルが起こりがち。午前中には戻っていたい。遠くには行けないので、近くの背振の川(片道20数km)にしか行けない。午前中に戻るには11時には納竿して帰路につかなければならないが、ほんとなら一番良い時間帯。活性が上がるのは9時過ぎからだけど、その時間に合わせて出発すると通勤ラッシュと重なってしまう。早く行きすぎるとヤマメの活性は上がらず釣りにならないが、7時前に出発して川に向かうことにする。

既に出勤の車で道路は混雑していて(とは言っても基本的には逆向き)、普段よりも少し時間をかけて8時過ぎに川に到着。先週末の強い雨の影響で、予想外に増水していた。入渓すると魚の気配が無い。活性が上がる前の時間とはいえ、必ず反応があるポイントでも何もない。ちびヤマメさえ出ない。平日のこの時間でもう先行者がいるのか?

暫く釣り上がると、不自然に数カ所濡れている岩が。やっぱり先行者がいたか。この川は幅が狭く木の被りも多くて餌釣りの竿は振れないので、多分ルアーマンだろう。入渓して1時間、小さなポイントでちびヤマメをなんとか1尾釣っただけ。しかし、9時をまわったあたりから#14のフライが口に入らないくらいのちびヤマメが次々に反応し始めた。そして、実績のあるポイントで出た!しかし、痛恨の合わせ切れ(T_T)

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その後もヤマメの活性は上がり、5寸前後のヤマメが次々と顔を出す。そして6寸越えも数尾。10時をまわり、一番期待していたポイントでは狙い通りに良いサイズのヤマメが岩陰から浮いてきて、フライを咥えて走り出した。この強い引きは確実に7寸越え、と期待したらフックが外れた(T_T)

それでも、後半は5寸、6寸のヤマメがポイントポイントでフライに出て、楽しい時間を過ごして予定通り11時に納竿。帰りは車の数も減って、午前中に戻ることができた。これで、週末雨でも釣りに行きたい欲求は抑えられそうだ。

午後は原稿に集中していると、案の定クライアントさんから電話。これも想定内。
明日はやはり雨になりそう。釣りの予定は入れず、安心してお酒を楽しむことができた。

ヤマメが住む川の近くに住めると良いなあ。

 

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2023.05.05

釣れるのはカワムツばかり。移動して初めての川で最後の最後に8寸ヤマメをネットに

GWの後半は天候が崩れるという予報。今日も夜明け前まではお湿り程度だが雨が降っていた。釣りに行くとしたら、この連休では今日が最後のチャンス。日田方面に出かけることにした。

まず向かったのは前回22cmのヤマメを釣った、勝手知ったる川。しかし、9時に到着したら地元大分ナンバーの釣り人の車が。どうやら餌釣り師。途中釣り人の姿は確認できなかったので、朝早く入渓して釣り上がっているのか、あるいはここから入渓して上流へ行ったか。僕は退渓ポイントに流星号を駐め、入渓ポイントまで歩いて下るが、普通は入渓ポイントに車を駐める人の方が多い。さて、この餌釣り師はどっちだろう?

疑心暗鬼の中、入渓ポイントまで歩いて下るが釣り人の姿は無い。水生昆虫のハッチが始まり魚の活性が上がり始める頃を見計らっての入渓だが、フライに出るのはカワムツばかり。時に重い引きで、ヤマメか?と思ってももったりと重いだけ。上がってくるのは5寸ほどの大きなカワムツ。
Dsc_2420sその後も、良いポイントでも出てくるのは血走った目のカワムツばかり。
やがて、砂にラバーソールの足跡発見。やっぱり餌釣り師が先に釣り上がっていたか。ヤマメは抜きあげられたんだろう。このまま釣り上がってもヤマメが釣れる気はしない。脱渓して流星号に戻ると、今朝あった釣り人の車は居なくなっていた。

20230505-11-43-07 さて、これからどうするか。このまま帰るか移動するか?ちょっと早いけどお昼をとることにし、持参していたおにぎりを食べ始めるとアリが寄ってきた。ご飯粒を近くに落としても興味を示さない。よく見るとクワガタのように顎が異様に大きい。こんなのに食いつかれたら痛そー!
※この写真をFacebookに投稿したら、アリではなく蜘蛛の一種でアリグモだと教えていただきました。こうして写真にして拡大すると足が8本あることがわかりますが、肉眼ではわかりませんでした。

お昼を済ませ、川を変えることに。日田漁協管内には川が多いので、少し移動すればヤマメが居る(はずの)川にたどり着ける。ただ、日田は地元の餌釣り師が多いので、早い時期にヤマメが釣り上げられてしまう傾向はあるか。どこかにC&Rの河川を設定してほしいのだが。

漁協のfishing guide を頼りにヤマメを放流している川に狙いを絞り、移動したのは初めての小渓流。ここも水害の影響か両面コンクリート護岸になっていて、川幅は狭い。入渓できるポイントは見つかったが、果たして釣り上がった先に退渓できる場所はあるのか?最悪ここまで川を戻ることも覚悟して入渓。
入渓してすぐに、いきなりバラし。よしよし、ここはヤマメがちゃんと居る。その後、カワムツを交えながらヤマメの反応もあるが、何故だかうまくフッキングできず、バラしの繰り返し。川幅が狭いのでロッドもうまく振れない。バンブーのショートロッドに替えて入渓すれば良かったと後悔。せめてライントラブルを減らすためにティペットを短くする。

やがてコンクリート護岸が途切れると、そこから先の川は杉林の中。いきなり薄暗くなりフリーストーンの渓相に。那珂川の源流、背振ダムの上流を釣り上がった時のような感じだ。ヤマメの反応も無くなった。ここで退渓しても上がれる道路がなさそう。戻るしかないか。

このままボウズで帰るか?なんとか小さくても良いから、ヤマメを1尾だけでも釣って締めくくりたい。最初の入渓点から少し歩いて下り、入渓できる所を探すとあった。そこから最初の入渓点までの短い区間に賭けることにする。

それらしい良いポイントが続くが、ヤマメの反応は無い。目の前は退渓点。その手前の深いプールに最後の望みをかけてカディスをキャスト。1投目反応無し、2投目も反応なし、そして3投目。深いプールの底からゆっくりと魚影が浮いてきてフライを咥えた!想定外の良いサイズ。
バレるなよ!と思わず声が出る。
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ドキドキしながらのやりとりの末、ネットに納まったのは24cm、今シーズン2尾目の8寸ヤマメ。帰らずに移動して良かった!
この一尾で十分満足。まだ2時過ぎだが、帰りの渋滞も考えてここで納竿。

帰りは少し時間はかかったものの渋滞と言うほどのこともなく、途中夕食と酒の当てを調達して6時前に帰宅。
美味しくお酒が飲めましたとさ。

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2023.05.03

放流された?5寸前後のヤマメがよく釣れた5連休初日の梅野川

僕は東京にいたが、昭和の日の4月29日、九州では結構な雨が降った様子。福岡に戻り、5連休はどうするか?連休初日は道路は大渋滞しそうだけど、早朝に出発すればそれほど影響は無いはず。29日の雨もあり、増水が治まっていれば釣り人もあまり入ってない状態で良い釣りができそう。梅野川に行こう。

5時過ぎに出発。普通なら7時半くらいに到着する。今の時期、こんな時間に出発して8時前に川に到着しても、渓に日は射さず水温も低いしヤマメの活性は上がらないのはわかっている。それでも、渋滞は避けたいので早めの出発。
いつもの週末よりも車の数は多いが流れはスムーズ。車が多かったのは松原ダムまで。途中、お昼を買ったりガソリンを入れたりしながらで到着は7時半を少しまわった頃。釣り人の車は無し。気温9℃。ゆっくり準備をして、早く日が入り始める堰堤上から8時過ぎに入渓。まだほとんど日が射していない。水温は9℃。増水はまだ治まっていないようで、平瀬も少し水位が高い。徒渉に注意を要する。

最初に日が差し始め、いつも小さなヤマメが出るプールも反応無し。やがて平瀬の水面にも日が差し始め、水生昆虫のハッチが始まった。オオマダラカゲロウだろうか、大型のメイフライやストーンフライも飛び始めた。いつもならカディスで釣り始めるが、この状況ならメイフライパターンだろう。増水して平瀬にもヤマメが着きそうなポイントが増えている。水温が上がらないので、日が射している平瀬にフライを落としながらゆっくり進む。

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8時43分、プールの流れだしで最初のヤマメ。5寸に届かない綺麗な魚体。水生昆虫のハッチが始まり、ヤマメも水面を向き始めたか。

Dsc_2402s 次の深い淵では、フライを追ってヤマメが底から浮いてきたが、ドラグがかかって直前でUターン。底の方から浮いてくるということは、上を見ている証拠。ティペットやフライをメンテナンスしながら少し間を置き、再びフライを流すこと数投、ヤマメが浮いてきてフライを咥えた。
ぐるぐるとローリングしながらネットに納まったヤマメは22cm。8寸には届かなかったが、良いヤマメ。
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時刻は9時を少しまわったところ。水生昆虫のハッチもますます盛んになっている。

Dsc_2403s そのあとは5寸前後のヤマメがよく顔を出すようになった。一方で、5cmほどの極小ヤマメも。こんな小さなヤマメが釣れるということは、ちゃんと川で繁殖しているということだろう。
木が被さった、かつては良いサイズのヤマメが着いていたプールではライズ発見。魚体は大きくはないが、このプールで魚影を確認するのは久しぶり。フライを替えながら狙うも反応なし。ライズからみると、水面直下の極小のモノを食べている様子。本当ならフローティングミッジピューパを流したい所だが、暗い場所なのでこの2年ほどで老眼が進んだ今の僕には、この薄暗い所でフライを結ぶことも追うことも難しい。ここは諦めて先に進む。

相変わらず、5寸~6寸のヤマメが調子よくネットに納まる。
広く長い平瀬の良さそうなポイントにフライを流すと、理想的な出方でヤマメがフライを咥えた。7寸、21cmのヒレピン。よく見るとはっきりしないが朱点がある。アマゴかハイブリットか。水温は2℃上がって11℃になっていた。
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午後は間地橋下から駐車スペース前のスロープまでを釣り上がることにする。この時期、ダム湖からヤマメが遡上(海からだとサクラマス)してくることがある。運が良ければ、尾びれが尖った銀化したカッコイイヤマメに出会える。過去には5月に間地橋直下で30cmの尺ヤマメをキャッチした。
午後になると水生昆虫のハッチが治まり、メイフライの姿も見られなくなった。フライをカディスに替えて釣り上がる。ポイントポイントで、5寸ほどのヤマメがフライを咥える。流木止めの上流には、かつてのような良い感じの流れが復活し、ヤマメも着いていた。同じようなサイズのヤマメがこれだけ反応すると言うことは、聞いていたように4月下旬に放流したんだろう。
スロープ下まで来たところで浮き石に足を取られて前向きに見事に転倒!上半身びちゃびちゃ。今日は転ばずに済んだと思ったのに(T_T)

退渓しようとしているところで、スロープの方から声をかけられた。宮崎からドライブに来ているというルアーマン。渓相が良いので竿を出してみたくなったそうだ(彼はちゃんと遊漁券を購入していた)。ここで上がるのでどうぞ、と一応ルアー向きのポイントなどを伝えて見送った。

今日、梅野川で釣り人を見たのはこのルアーマンだけ。
GWは釣り人も家族サービスで川には足を運べないのかな?

帰路につくと、対向車線は行楽地へ向かう車がたくさん。栃野では、これまで見たことが無いくらいに信号待ちの車が並んでいた。
この調子だと、明日以降は何処に行っても帰りは渋滞なんだろうな。さて、GW中にもう一度釣りに行くか思案のしどころだ。

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