今シーズン初の8寸ヤマメ。梅野川で8寸越えは何シーズンぶり?
今シーズン梅野川釣行2回目。
午前8時半到着、気温14℃、釣り人の車無し。
堰堤上から入渓し、9時実釣スタート、水温10℃。川はまだほとんど日陰で水生昆虫のハッチもまばら、魚の活性は低い。ただ、日が射す開けた水面では水生昆虫のハッチもあり、大型のメイフライの姿も。
釣り始めはヤマメの反応は無かったが、10時を過ぎる頃から反応が出始めた。岩陰から出た魚影がフライをくわえ、最初に6寸のヤマメがネットに納まった。
その後ヤマメのライズもちらほらと見え始めるが、出てくる魚はどれも小さい。ここぞという淵でもヤマメが浮いてきてフライをくわえるかと思うと、直前で見切って引き返すという場面が何度も。解禁して7週間経ち、そこそこのサイズのヤマメはすっかり学習してしまっているのだろう。
日が高くなりお昼をまわるころ、小さな流れにライズを発見。どうせちびヤマメだろうけど、一応ライズは拾っておこうとフライを流すとすぐにフライが消え、その後にロッドに強いテンションが。全く想定していなかった強い引きでラインを持って行かれ、ヤマメは岩陰に頭を突っ込む。これはまずい、岩に擦れるとティペットを切られてしまう。ロッドを倒して擦れないようにヤマメをなんとか引き出し、浅い流れを引き寄せネットに。
ネットに納まったヤマメは今季最大、ぴったり8寸の24cm。梅野川で8寸超えたのは何シーズンぶりだろう?この一尾で今日はもう大満足。
ということで、今回は前回確認できなかったスロープ下から堰堤までのレポートを。
栗の木脇のスロープから梅野川を見下ろすとこんな具合。川の両岸に大小の石を積み上げ、流れの傾斜と川底をを均一にならし、所々に大きな石を配置した様な感じ。右岸(写真左側)には高さ1mくらいに石を積み上げた歩道のようなスペースが作られている。
流れにはプールや深い所はほとんど無く、岸際の岩と岩の間にできたよどみにフライを流すと、岩陰からちびヤマメが浮いてきてくわえる、といったパターン。
そのまま田んぼ下の淵も埋められているのかと思ったら、淵は健在。しかし、左岸(右側)は石を積み上げられ、護岸もコンクリートになっていた。淵の底の方には魚影も見えたが、フライには反応無し。
さらに上って赤い橋を越えると、良いポイントだった流れにも重機が入って渓相は大きく変わり、スロープ下と同じような状況に。しかし、この先の右に折れたプール(ここも底の方には魚影が見え、小さなヤマメが浮いてきてフライに出た)から堰堤までは重機が入った様子は無かった。堰堤までの流れは、良い感じのプールが繋がる。残念ながら今回は5寸ほどのヤマメにしか出会えなかったが、やがては良いヤマメが着きそうだ。
そういえば、中間育成場前のプールには、そこそこにヤマメが着いていた。底の方には複数の魚影(いずれも7寸くらい?)が確認でき、フライを見に来るヤマメもいたが、ドライもニンフも最後までくわえることは無かった。イブニングまで待てばライズの釣りが楽しめたもしれない。
ライズのタイミングと合えば、楽しいだろうな。
渓相も、豪雨ではなく石を動かすような雨が降れば、川底に変化が出、また良いポイントが自然にできてくるだろう。
4月末には放流するという話だったので、再び楽しめる梅野川の復活に期待したい。
| 固定リンク | 0
「flyfishing・釣り」カテゴリの記事
- いつもの川は増水に先行者、移動した初めての川では先が見えない中の暑さに途中離脱。(2025.07.05)
- 灼熱の朝霞ガーデン、フライポンドのルアー解放で退散(2025.06.28)
- 今シーズン初めての川で尾ビレが大きな20cm幅広ヤマメ(2025.06.21)
- 今シーズン初、梅野川C&R区間最上流部へ。移動した川でやっと7寸(2025.06.07)
- 週末毎の雨でなかなか釣りに行けない。増水した川ではチビヤマメ1尾(2025.05.27)
「梅野川」カテゴリの記事
- 今シーズン初、梅野川C&R区間最上流部へ。移動した川でやっと7寸(2025.06.07)
- GW初日、想定外の放射冷却で気温2℃、水温8℃の梅野川(2025.04.26)
- 今シーズン2度目の梅野川では反応は良いもののサイズが上がらず、移動した川で痛恨の…(2025.04.12)
- 津江漁協の組合長が替わり、梅野川は良くなるのか?(2025.03.29)
- 梅野川で今年初めての7寸超え、23cm(2024.09.07)
コメント