2023年も古湯で解禁。魚も釣り人もいない中、なんとかボウズは回避
安普請の一軒家の我が家はエアコンを切ると、しばらくすると室内はほぼ外気温と変わらなくなる。冷え込みのせいで?早朝4時過ぎ、突然足がつって一人悶絶。痛みも治まりようやく眠りについたと思ったら、目覚まし代わりのテレビ(モーサテ)が点いて目が覚めた。
普段ならこれから2時間くらいニュースを見ながらダラダラするのだが、今日は違う。僕にとっては今シーズンの解禁日なのだから、早起きして準備をしなければならない。今日は平日、出かける前にクライアントさんに迷惑がかからない様に仕事を済ませておく。リモートワークが一般的になったおかげで事務所にいる必要はなくなったが、仕事はキチンとしなければ。
朝一番に報告書をメールで提出して、いざ出陣!
なんと、またバッテリーあがり!
今シーズン初の釣行に釣り道具を抱えて流星号に向かい、キーをリモートで解錠しようとしたら反応が無い。まさか、またバッテリー上がり?ドアにキーを差し込んで物理的に解錠し、エンジンをかけようとしても全く反応無し。完璧なバッテリー上がり。東京に行っていて1週間エンジンをかけていないけれど、そんなのはいつものこと。どうも、寒い日が続くとダメなようだ。
しかし、今回はJAFのお世話になることはなかった。前回のバッテリー上がりで、ジャンプスターターを購入して積んであるのだ!おかげですぐにエンジンは始動。購入して2か月でもうこれが役に立つとは思いもしなかった。とはいえ、十分な充電が済む前に止まるとまたエンジンがかからなくなる。途中で飲み物や昼食を購入しようと思っていたが、それは危険だ。とにかく川に着くまではエンジンを止めずに走りきるのが吉だ。
今年も年件を購入
昨年は4月の一番良い頃に救急搬送され、古湯ではボウズのままシーズンを終えてしまっていた。今年は昨年のリベンジでもある。放流されたヤマメは3月1日の解禁日に、餌釣り師にほぼ持ち帰られてしまう。特に貝野川は小さな釣り堀に多くの釣り人が竿を出すような状態。一方で、近年本流にはあまり放流していないようで、ほとんど魚影が確認できない。昨年みたいな状況なら日釣り券で十分。しかし、毎回日釣り券を買うのは面倒なので今年も年券を購入して河原へ向かった。
3月1日の解禁日は車でびっしりだったらしいが、11時過ぎの嘉瀬川はこんな感じ。流星号が1台たたずんでいるだけ。
川面にはライズの波紋も無く、水中には魚影も見えない。水はクリアだけれど、どのプールも砂に埋まって浅くなり、ヤマメが付きそうな石も岩も半分埋まって川底は白くなっている。これじゃあ今年も厳しいかなあ。
ライズ無し、魚影無し
天河川との合流点から貝野川との合流点まで一通り見回しても、ライズも魚影も確認できず。ブラインドでつり上がるしかないか。
砂底のところにヤマメがいれば、魚影が確認できるはずだが全くなし。これではドライフライには反応がなさそうだ。石底の流れを中心にニンフフライを沈めて様子を探る。大岩の前でフライを2度、3度と追ってくるヤマメが見えたが、結局くわえることは無かった。
水生昆虫のハッチは散発ながら見られるものの、ライズを誘発するほどでもない。というよりも、ほんとうにここ本流にヤマメが放流されたのかさえも怪しい。古湯地区漁協のFacebookページでは27日に100kgの成魚ヤマメを放流となっているけど、ネットで販売している20cm前後のヤマメ1尾80~90gなので、100kgのヤマメだったら1000尾放流したということになる。本当にそんなに放流しているのだろうか?かつて嘉瀬川ダムができる前、C&Rの頃は魚影が見えるほどに放流されていたのに、すくなくとも本流ではかつての面影は無くなってしまった。そして、いつも顔を合わせていたflyfisherも顔を見せなくなってしまった。
フライをドライ、CDCカディスに換えて釣り上がっていくと、深めのプールでヤマメが底から浮いてきたが、フライ直前でUターン。フライが合っていないのか?ティペットを8x、フライをCDCフローティングピューパに換えて流すと、底の方からヤマメが浮いてきて今度はフライをくわえた!
ピンクに色づいた20cmのヤマメ。ひれがちょっと傷ついてはいたけど、シーズン最初のヤマメとしては十分。
今年は良い釣りをしよう!
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コメント
突然のご連絡失礼致します。
番組制作を行なっております。
株式会社ハイホーTVの中村と申します。
この度番組内で成田空港を取り上げる予定です。
その中で、「成田空港開港当時は第一ターミナルにラウンジ富士の名でラウンジがあった」という情報を紹介したく、下記URLに掲載のラウンジ富士の利用券のお写真をお借りできないかのご相談でご連絡させていただきました。
▼該当URL
https://flyday.cocolog-nifty.com/flight/2014/06/ana-04f5.html
詳細をご連絡させていただきたいのですが、
お送りしたアドレスにご返信いただくことは可能でしょうか。
お忙しい中大変恐縮ではございますが、
ご検討いただけますと幸いです。
投稿: 中村健太 | 2023.03.10 12:36