初挑戦の入間川で7寸ヤマメをキャッチするも、往復7時間以上は参るなあ
これまで、関東で釣りに行くときには養沢(秋川)や丹沢、奈良子、忍野など中央高速を使って山を登って行くことが多かった。しかし帰りは必ず中央高速の渋滞に巻き込まれてしまう。中央高速でなくても、土日の夕方に都心に向かう高速は必ず渋滞する。東京から山に向かうには、甲州街道(中央高速)で丹沢や奥多摩へ向かうか、川越街道(関越道)で秩父や神流川方面に向かうか、日光街道(東北自動車道)で鬼怒川や那須方面に向かうかの大きく三方向になる。高速を使ってもこんなに時間がかかるのなら、高速を使わずに行ける埼玉方面の川はないかと探していたら、入間川漁協の情報にたどり着いた。ブログでは解禁前にヤマメの成魚200kgを放流したとある。写真を見る限り、中規模の里川っぽい。星野川か梅野川の下流部くらいの川幅のようだ。下道で70~80km程度なので片道3時間といったところか。
高速を使わず、川越街道から所沢、飯能を抜けて入間川沿いに上流へ。途中のセブンイレブンで遊漁券を購入し川の状況を尋ねると、ヤマメはもっと上流に行かないと釣れないですね、と。最低でもブログに書いてあった有間橋上流まで行かなければならないか。そこから更に10km以上走り川沿いの公園の駐車場に車を駐めて支度をし、川に降りた。
川の両岸には別荘風の家が建ち並び、河原ではそこここでファミリーが遊んでいる。夏には多くのファミリーが川遊びをしているのだろう。川に入ると砂利底のフラットな緩い流れが続く。しばらく雨が降っていないせいか、水深は10cm前後と浅く、川岸には無数の足跡。たくさんの釣り人が連日入っていることは容易に想像が付く。もちろん、今日も先行者がいることは間違いない。
フラットで緩い流れの川でヤマメが付きそうなポイントはほとんど無い。たまにある大石の周りや川が曲がって岩盤にあたってできた深みなど、わかりやすい場所は誰だって竿を出している。全くヤマメの気配が無いままに12時をまわってしまった。一旦退渓して昼食にしようと道路に上がると、たたんだテンカラ竿を持ち上流から降りてきた(僕よりも)若い釣り人が道の向こうを歩いていた。声をかけると、地元の釣り人で少し上で1匹キャッチしたという。もちろん、足跡の中にはこの人のもあったはずだ。釣れるはずがない。道路から川を見下ろすと、ルアーマンが2人釣り上がっているのが見えた。こんな感じで前後にたくさんの釣り人がいるのだろう。
退渓して20分ほど歩いて駐車場にたどり着くと、なんと隣に駐まっている車がテンカラ師の物だった。この辺りには車を駐められるところが少ないので、ここに駐めて釣り上がるらしい。ということ は、釣りをする人はみんなここに車を駐めて入渓しているのだろう。この近辺で釣るのは、これは厳しい。
昼食を急いで済ませ、一気に移動。といっても、車を駐められる所がなければ川にも降りられない。なんとか車を駐められる場所を見つけて入渓。良い感じのポイントにフライを落とすといきなり岩陰からヤマメが浮いてきてくわえた。20cmの放流ヤマメ。その後も良いポイントではヤマメの反応はある。が乗らず。しかし、しばらく釣り上がった所で大岩の陰から綺麗な出方。良い引きの7寸ヤマメをキャッチ。
更に釣り上がると、大きなプールがありいくつもの魚影が見える。8寸を超えるような大物も底の方に見える。しかし、見える魚は釣れないもの。フライを替え、ニンフを沈めたりとしばらく粘ったが反応なし。まあ、多くの釣り人が竿を出しているだろうポイント。当然学習しているはずだ。
ここから先は次回の楽しみとして、帰りの時間を考え3時で納竿し帰路についた。
6時から始まる世界遺産を見るつもりだったのに、帰宅できたのは7時20分頃。帰りは4時間以上かかってしまった。運転していた往復7時間は釣りをしていた時間よりも長いぞ。関東での日帰りの釣行は、早朝から釣り始めてお昼で納竿、帰路につくというスケジュールなのかなあ。
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