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2023.03.11

6年ぶりに日田漁協の年券を購入。気温も上がり、7寸越えも出て良い感じ

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2017年の九州北部豪雨では、従姉妹家族も被災するなど日田市や朝倉市、うきは市などに大きな被害が出た。その翌年の平成30年7月豪雨でも再び北部九州にも大雨が降り各地で被害が出、多くの河川では今も改修工事が続いている。そんなことで、2017年以降日田漁協管内には釣りに行っていない。梅野川も毎年のように大きな被害が出ているが、お気に入りの川なので定点観察もかねて毎年年券を購入し出かけている。

2023年シーズンを迎えるにあたり、日田漁協のサイトで管内マップを確認すると、2022年版では各河川で放流されているようだ。今年はどうかと漁協に電話して確認すると、今年も放流済みだという。ただ、川やポイントによっては成魚放流ではなく、15cmほどのヤマメが中心だという。梅野川もここ数年は成魚放流はやめて、小さめのヤマメの放流になっているようだ。それでも、前年放流した魚が残っていれば今年は大きくなっているし、ヒレピンの綺麗なヤマメが期待できる。

FISH PASSで日田漁協の年券購入

以前年券を購入していたお店も、豪雨被害に遭ったのか移転し遊漁証の取り扱いもしなくなっていた。津江漁協も梅野川そばの近藤商店が扱いをやめたりと、遊漁券を購入できるところが限られてきた。入渓する前に遊漁証を購入したいけど、朝早くに開いているかもわからない。幸いなことに日田漁協はFISH PASSで遊漁券の取り扱いが始まっていた。そこで初めてFISH PASS で会員登録 (個人的にいろいろな思いがあるが)をし、日田漁協の年券を購入して出かけた。

6年ぶりの川はコンクリートの3面護岸の場所が増え、まだ工事中の所も多い。入渓退渓できる場所を探すのに苦労する。川岸にあった家が無くなっていたり、道路が付け替えられたりと川を取り巻く景観は随分変わり当然渓相も変わっていたが、川底の岩盤は流されるわけではない。もともと岩盤むき出しの川底だったところは変わりなく、6年前の渓相を残しているのがせめてもの救い。

朝から気温も上がり、過去の渓相・ポイントの記憶をたぐりながら釣り上がっていくと、思いのほかヤマメの反応が良い。ちゃんと去年のヤマメが残っているようだ。出てくるヤマメはみな6寸越えのヒレピン。3月のシーズンスタートでは申し分ないサイズ。午前中だけで最大21.5cmはじめ7~8尾のヤマメがネットに納まった。

昼食を済ませて上流部へと入渓すると、真新しい足跡が。今日かそれとも昨日の足跡か?午前中とは打って変わって全く魚の反応が無い。やはり先行者がいるのか疑心暗鬼で釣り上がる。

午後2時45分、地区の防災放送が、「東日本大震災が発生した2時46分から1分間サイレンを鳴らすので、黙祷を」と。フライを結び直していた手を止め、サイレンと共に黙祷。

しばらく釣り上がり、コンクリート護岸が続く先を半ば途方に暮れて見上げると、その答えが。二人のルアーマンが上の道路から見下ろしているのが見えた。一通り釣り上がって退渓した帰り。あの足跡はこの2人のものだったか。

この先退渓できるポイントはありますか?と訪ねると、あるにはあるけどかなり険しいですよと。このまま釣り上がっても釣果は望めないので、戻って退渓。午後はさっぱりだったけど、一日の釣果としては十分。今年は日田漁協管内の川も色々回ってみよう。

2023年、今のところ出だし好調なシーズンを継続中。

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