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2022.11.05

初挑戦!うらたんざわ渓流釣場。ティペット8x、#24のユスリカアダルトに46cmのニジマスが掛かってもう大変!

九重フィッシングリゾートが廃業しているのを知り、無性に釣りに行きたくなった。
先月は秩父フライフィールドに行ったが、釣れるのはニジマスばかり。ヤマメの魚影は見えなかった。どこかヤマメが釣れる所はないか?
まず頭に浮かんだのは奈良子釣りセンター。過去に何度も足を運んでヤマメもイワナもいることはわかっている。しかし、久しぶりにサイトを覗くと、やはり大雨被害でずいぶんと様子が変わっている様子。

他にはないかといろいろ見ていると、うらたんざわ渓流釣場が気になった。つるや釣具店や釣りチャンネルのYouTubeチャンネルでも紹介されていて、フライ・テンカラ専用釣場、その名も「ヤマメクラシックⅠ、Ⅱ」があるではないか!ここにヤマメがいないはずはない!これは行くしかない!

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朝6時に自宅を出発し、中央高速に乗ったはいいが、なんと八王子手前の事故で渋滞。10kmの通過に90分との表示!手前のインターで降りるかどうしようか悩んだけれど、そうはいっても意外と早くに渋滞は解消するかもしれないとそのまま八王子JCTを目指す。しかし、淡い期待は裏切られ、90分は掛からなかったもののずいぶんと時間をかけて渋滞を抜け、外環相模原ICを降りることができたのは8時過ぎ。うらたんざわ渓流釣場に到着したの8時40分だった。丹沢はちょうど紅葉が見頃だった。
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受付のある建物の前に車を駐めると、見覚えのある顔の男性が声をかけてきた。つるや釣具店のYouTubeチャンネルで見た井上さんだ。
注意事項や釣場の状況を伺い、釣りの準備を整えいざ出陣。午前中はヤマメクラシックⅡをドライフライで釣り上がる。11月なので、産卵に参加したヤマメはほぼ生涯を終えている。残っているとしたらまだ産卵に参加しない若いヤマメ。魚影は濃いが、ほとんどがニジマス。ヤマメが着いていそうなそれらしい流れのポイントにフライを流すも、喰ってくるのはニジマスばかり。パーマークがありそうなヤマメを探しながらフライを落としていく。
Dsc_2187s 20221105-10-09-19s そして、岩の脇に定位しているヤマメらしき姿を確認。何度もしつこくフライを流してやっと喰った!めでたく8寸ほどのヤマメをネットに。まず1枚写真を撮って、ちゃんと姿勢を整えて撮ろうとしていたら脱走ww。バーブレスだからネットに納まった所でフックが外れていた。ふと見上げると真っ赤な楓。上流側の木々は見事に紅葉していた。
Dsc_2186s
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その後も、小さなヤマメともう一尾7寸に届かない程度のヤマメ、順調?にニジマスをネットに納めて釣り上がっていった。
ポイントガイドのかじか淵なのか、岩が沈んだ少し深めのプール。岩陰にヤマメが潜んでいそう。毎日釣り人に攻められるシビアなヤマメ狙いなので、8xのティペットに#24のユスリカアダルトで釣り上がっている。そのユスリカアダルトに岩の裏から浮いてきたのは予想に反する大きな魚体。なんと、そいつがフライを咥えてしまった。ここからが大変。プールを走る走る。こちらもなんとか切られまいとロッドをいなし、転ばないように一緒について行く。長い時間のやりとりの末、弱ったところでなんとか引き寄せ取り込もうとしても、ネットに納まるサイズではないのでまた一苦労。それでもやっとの思いで頭からネットに取り込むことができた。
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全長は46cm(ランディングネットの全長は40cm弱)、尾びれが欠けている分泳力が弱く、8xのティペットでもなんとか取り込めたのだろう。その後はヤマメに出会えないまま堰堤にたどり着いたところでちょうどお昼の時間となり、一度退渓。戻って昼食に。

午後は下流部のヤマメクラシックⅠを釣り上がるも、ヤマメには出会えず、そのままフライ・ルアー・テンカラエリアにフライを落としながら再びヤマメクラシックⅡへ。こちらはまだ目視できるヤマメがいたので、残りの時間はサイトフィッシングで狙うことにする。
定位するヤマメの頭上に何度もフライを流すが、全く無視。フライを替え、フローティングピューパを流すと喰った!しかし、痛恨の合わせ切れ。なんということか。結局そのポイントでもヤマメは出ず、次のポイントへ。ヤマメの姿は見えないけれど、ヤマメが隠れていそうな流れ込みの白泡にフライを流すと、合わせる前にいきなりロッドにテンションがかかった。尺越えくらいの銀ピカの魚体が流れの中を暴れるように走り回る。レッドバンドが見えないので、待望の銀化した尺ヤマメか!?と期待しながら慎重にやりとりを続ける。
やっと疲れて水面に浮いてきたのは、残念ながらヤマメではなく、ヒレがしっかりした尺越えのニジマスだった。
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この一尾を最後に納竿。イワナも釣れるのではと期待したが、尺近いイワナの姿は確認できたものの、底に張り付いて全くフライには反応しなかった。

行きで事故渋滞に巻き込まれたので、帰りは少し早めに出たつもりだったが…
首都高の都心環状線CⅠのトンネル内でまた事故渋滞。結局帰りは行きよりも更に時間が掛かって3時間。

高速道路を使って92kmの道程を、行きが2時間半で帰りは3時間。92kmの道程は福岡の自宅から梅野川までの下道を通って行く距離と同じ。行程の半分はほとんど信号のない山道を行く梅野川までは、高速を使わずに早朝出発の行きは2時間ちょっと、車が増える帰りでも3時間弱。東京からはどこの渓流も、高速道路を使っても時間距離は遠いんだなあ。コスパもタイパも厳しいなあ。

 

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