秩父良いとこ一度はおいで~、来シーズンの下見に秩父に行ってきた
不完全燃焼な2022渓流シーズンが終了した。どこにヤマメがいるかもわからず闇雲に川に行っていた初年度は除くと、川に、渓に立った回数は、flyfishingを始めて過去最低かもしれない。こんなだから、もう少し釣りたい。でも、朝霞ガーデンや止水の管理釣り場ではなく自然渓流で。
今の見込みだと来シーズンは関東での釣行が増えそうなので、少し下見もしておきたい。養沢や秋川がある多摩川上流の奥多摩や、忍野から桂川の様子はもうだいたいわかっているので、荒川上流の秩父方面を見てみたい。ネットで10月でも釣りができる渓流を探すと、秩父漁協が管理する秩父フライフィールドが見つかった。妻に「3連休、秩父に釣りに行きたい」というと、「じゃあ、私も一緒に」と言う。別に釣りがしたい訳ではなく、どこかに泊まりで出かけたいらしい。日帰りのつもりだったが、急遽泊まりでの釣行を組むことになった。秩父フライフィールドは定員8名の完全予約制。お許しも出たので早速ネットで予約。
コロナの外出規制も緩和され、観光地には人が戻ってきている。急な泊まり、しかも3連休ということで宿は何処も満室。やっと秩父駅近くの宿に空室を見つけた。小さいけれどフロント前に薪ストーブがある、小洒落た旅館。しかし、評判の朝食はあるけれども夕食がない。滅多に一緒に外泊することはない妻と二人、どこかで美味しく食事がしたい。宿の周辺で調べたが、ここは!というお店は店休日だったりでなかなかみつからない。
やっと見つけたのは、宿から歩いて15分ほどのイタリアンレストラン。古民家をリノベーションした建物の1階。隣は秩父麦酒工場直送の樽生を常時8〜10種、国内外の醸造所のクラフトビール4〜10種を入れ替えながら提供する「まほろバル」。2階はこれまた素敵な民泊「ちちぶホステル」。ここに泊まれれば完璧だったのだけれど、あいにく満室だった。
東京からの道中はスムーズで、予定よりも早く到着。秩父フライフィールドを下見してもまだ時間が余る。予定よりも早くチェックインを済ませ、お風呂に入って散歩がてらレストランに向かう。途中立ち寄った西武秩父駅には、高速道路のSAや道の駅のようなお土産が買えるショッピングコーナーやフードコート、越後湯沢駅を思い出すような立ち飲みスペースに日帰り温泉施設「祭の湯」が併設され、ちょっとしたテーマパークだった。
宿を出る直前に降り出した雨の中、しかも夕暮れ時に散歩といってもそうそう楽しめるような街並みでもなく(日中晴れていれば石畳が良い雰囲気の散歩道になってたとは思う)、予約した時刻までまだ小一時間あるのにレストランのあるChichibu Omote-Sando Lab.に到着してしまった。ここは3階にコワーキングスペースもある。妻は僕が釣りをしている間はここでビデオ講座に参加しようかなというので、下見をさせて貰おうと受付に。しかしこの日は貸し切りで見られないと。仕方ないので翌日の予約だけして、レストランの隣のまほろバルに。
ビール工場直送の地ビール12種類の中から3種選ぶ飲み比べセットは990円。これくらいの量だと、食前酒としてもちょうど良い。レストランの予約時刻まで 妻と3種類ずつ選んで燻製ナッツをつまみにビールを楽しんだ。
そしていよいよ今夜のメインイベント、秩父の食材を使用したイタリア郷土料理の名店 cucina salve へ。その食材のほとんどが自家生産(野菜・鶏など)。前菜で提供されたサラダには何種類の野菜・果実・チーズが使われていたのだろうか?その後に供されるどのプレートも、料理も器も目にも美しいし、もちろん美味しい。
しかし、残念だったのがワイン。ワインリストがなく、食事に合わせてペアリング(1グラス100ccで1100円またはハーフグラス50cc770円、3種、4種、5種から選ぶ)されたビオワインかグラスワインのみ。食事中ずっとシャンパンとかフランチャコルタっていうのは叶わないようだ(こだわりの圧が強くて聞けなかった)。それではとペアリングで3種(妻はハーフ)を頼んだものの、僕のグラスはあっという間に空いてしまう。2杯目が出て来るまでの間が持たずに追加で1杯(これもペアリング)。
一皿一皿、美味しい料理と一緒にワインを大事に味わいながら、滅多にない妻との充実した時間を過ごした。
散々だったナポリの穴埋めはできただろうか?
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