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2022.09.09

朝飯前ならぬ仕事前、やっと出た!今年初の8寸ヤマメ

大型台風11号は九州をかすめ、韓国の釜山に上陸して北東へ通り過ぎた。築50年の我が家は風で一晩中ミシッとかパキッと怪しい音と共に揺れ続けたものの、なんとか持ち堪えた。事前の予報では線状降水帯が発生する可能性もあったが、幸いにも雨はそれほどでもなかった。

台風が通過して4日、風も治まりずっと天気も良く、朝晩は秋を思わせるような空気になってきた。川の水量も落ち着き、ヤマメもそろそろ産卵に向けて喰いもあがってきている頃。台風もあり、北部九州の川には今週は釣り人もほとんど入っていないだろう。しかも先週も大雨で週末の釣行を断念したくらいだから、ひょっとすると10日以上釣り人のプレッシャーがないのかもしれない。こんなタイミングを逃すのはもったいないと、平日ではあるが仕事の前に地元の川に向かった。

7時に到着すると、予想通り釣り人の姿は見当たらない。まだ少し水位は高いようだが、ほぼ平水に近い。
最初に結んだフライは初めてのスパイダー。釣りビジョンで渋谷直人さんがよく使用していたので試してみようと思い、先日ヤフオクで見つけて購入した。それらしいポイントに流すも、反応するのはフライが口に入らない小さなヤマメばかり。そして、いつもヤマメが付いているポイントでは5~6寸くらいの魚影が下から浮いてきて、フライをくわえたように見えたのだが…スパイダーの足(長いハックル)が邪魔をして口に入らなかったようにも見えた。今シーズンはまだ7寸越えも一尾しか釣っていない。もっと口に入りやすいサイズのテレストリアルやオーソドックスなフライにするのが吉のようだ。

#16のカディスに替えて次のポイントに流すと、すぐに6寸のヤマメ下から浮いて来てフライをくわえた。九州の川は東北や北関東などの川とは違ってイワナはいないしヤマメの魚影も薄い。ヤマメにしたって、まずなかなかいないしサイズもあがらない。サイトフィッシングなんて昔の古湯や梅野川ではできたけど、今はそれも無理。ブラインドの釣りはオーソドックスなフライで釣り上がるのが確実だと、改めて確認できた。

Dsc_2155s

その後はそれらしい反応は無かったが、昨年、紅く色付いた秋ヤマメをゲットしたポイントにはきっと良型が付いているはずと慎重にアプローチ。岩の後ろで数秒ブラインドになる所にフライを流すと、フライが岩陰から出てこない。と同時にロッドの先にテンションが掛かった。ヤマメがフライをくわえたようだ。すぐにロッドを立てると久しぶりに感じる強い引き。なかなか寄ってこないしどんどん下っていく。段々を下ってバラさないようについて行き、少し流れが緩いプールでやっとネットに納めることができた。
今年初の8寸ヤマメ。
この一尾だけで、平日の今日やってきた甲斐があったというもの。これで納竿してもいいけれど、まだ9時前。川の状態、ヤマメの反応は最近に無く良い感じ。もう少し釣り上がってみることに。

Dsc_2160sDsc_2161s その後、3度ほどバラシがあったものの、ピンク色に薄化粧した19cmのヤマメが綺麗にヘッド&テールでフライをくわえてくれるなどシーズン終盤の釣りを堪能できた。

前日、久しぶりに仕事でストレスが掛かるやりとりをして重い気分で床についた。その反動か4時に目が覚めて、気分転換に川へと流星号を走らせた。その結果、今シーズン初の8寸ヤマメをネットに納め、仕事のストレスも雲散霧消。僕にとっては川に立つことが一番の薬だ。

3時間ほど自然と戯れ10時に退渓すると、道路の脇には彼岸花が。山はすっかり秋だ。気温は22度。しかし、山を下りると気温は30度に。これだけでもいきなり現実に引き戻される。

釣りをしていても時折スマホでメールのチェックをし、特に緊急に対応が必要なことは発生しなかった。午後は普通にPCの前で仕事をしている。事前に連絡していたスタッフ以外、クライアントさんも僕が川に出ていた事は知らないまま一日が過ぎた。

この数年は、コロナは関係なく仕事のリモート移行は進み、クライアントさんとのリアルでの打ち合わせはほぼなくなっていた。一週間ほどの海外取材でも特に報せないまま日本を離れていても何の支障もなかった。求められているのは物理的にどこにいるかではなく、連絡が取れるか、トラブルやオーダーに対応できるか、求められるパフォーマンスを提供できるか。リモートワークが普通になるこれからの働き方では、自分を取り戻す時間をどれだけきちんと取れるかも重要になるんだろうな、と思った一日でした。

 

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コメント

貴殿のブログ、以前より度々拝見いたしておりましたが、初めてコメント入れさせていただきます。

立派な8寸ヤマメ、おめでとうございます。赤い彼岸花と木漏れ日、初秋を感じます。

釣りを終え、普段の生活や仕事に戻ると、ついさっきまで山中の渓流に身を置いていたことが不思議に思える時がありますよね。
近場の渓流でお仕事前に8寸ヤマメ、晴れない気持ちもリセットされてなによりです。
私も同じく、流れる毛鉤を無心で見入るひとときが、何よりの心の栄養だと感じております。

怪我にはくれぐれもお気をつけて、これからもどうぞ楽しまれて下さい。

ご近所さまのようです。
当方もガンダムの近所に住んでおります。

投稿: トム | 2022.09.13 11:22

トム様
コメント有り難うございます。
今年はケガやらなんやらで、4月から6月の一番良い季節にほぼ釣りに行くことができませんでした。今シーズンは尺どころか、このまま8寸越えさえもキャッチできずにシーズンを終えるのではと弱気になってましたが、出かけて良かったです。
良いヤマメを釣り上げた記憶のまま週末を過ごしたかったので、土日の釣行は取りやめ、ららぽーとに散歩しにいったりしていました。
どこかの川で流星号を見かけたらお声かけください。

投稿: flyday | 2022.09.13 12:08

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