仕事前の次は仕事帰りの川で7寸ヤマメ
今日は県境を越えてクライアントさんとの打ち合わせ。公共交通機関もなく(路線バスはある)片道一時間半かけて車でしか行けない遠い所だけれど、目の前にヤマメが住む川があるので引き受けたところ。月に一回の打ち合わせ(前後で釣りの時間が取れるように設定していただいている)の後は川に降りてヤマメと対峙する。
今日も打ち合わせが終わり、川に向かった。準備が整い、川へ降りようと流星号にロックをかけ空を見上げると雲行きが怪しい。ついさっきまでは青空だったのに、いきなり黒い雲が上空を覆ってきた。川に降り、フライをティペットに結んだところで雨が降り出した。上に木が被さっていたのですぐに雨に濡れるような事はなかったけれど、だんだんと雨脚は強まり、目の前の景色は歌川広重(安藤広重)の浮世絵のようになってきた。このままだと釣りにはならないし、いずれは葉から落ちてくる滴に濡れるのは明白。このまま雨が強くなれば釣りどころではないと、一旦流星号に避難することにした。Rodを入れ、ドアを閉めたとたん、流星号の屋根を叩く大粒の雨の音が激しくなった。
スマホで雨雲レーダーを見ると、真っ赤な塊が10分ほどで通り過ぎるようだ。メールのチェック(今日は平日)などしながら雨が治まるのをじっと待つ。
アプリの予想通り10分ほどで雨は小降りになったので改めて川に降りると、短時間の雨だったのに濁りと少しの増水。うーーーん、今日もダメか!?しかし、今シーズンこの川に来るのは最後。無理しない範囲でもう少し様子を見ながら釣り上がってみよう。
30分ほど釣り上がると、短時間の雨だったので濁りは少しずつ治まってきた。しかし、ヤマメの反応は無い。
それでもめげずにそれらしい流れにフライを落としていくと、開けた浅いプールでゆっくりと浮いてきたヤマメがフライをくわえた。
7寸(21cm)、薄いピンクを身にまとい、流れたパーマークのヤマメ。
なんとか納得の一尾をネットに納める事ができたので、帰りの時間も考慮してここで納竿。想定外の雨もあり、川に立てたのは一時間半ではあったが、ヤマメも顔を出してくれたので良しとしよう。
今シーズン、あと何回川に立てるかな?そして、ヤマメとの出会いは?
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