2カ月ぶりに川に立ってヤマメと遊んでもらった
転倒して7週間が過ぎた。顔の傷はほぼ治まり、前歯も差し歯で元に戻った。
しかし、骨折した右手親指はだいたい6週くらいで骨はくっつくと言われていたが、なかなか快復しない。ほぼ指先の感覚は戻って箸も使って食事ができるようになったが、ペンを持って字を書くのは違和感がありうまく書けない。ペンを握って指先に力をかけるとまだ少し痛む。
それでも、ティペットを結ぶ事はできるようになったので、近場の川へ2カ月ぶりに出かけてみることにした。
深夜には雷を伴った雨だったが、それほどの雨量ではない。天気予報では9時頃に雨は上がるようなので、ずっと雨が降らずに渇水傾向であっただろう福岡周辺の川にはちょうど恵みの雨になったはずだ。魚の警戒心も和らぎ、活性も上がるに違いない。
雨が上がる頃に川に着くよう、ゆっくりめに出発。ところが出発するときにほとんど雨はあがっていたのに、川に近づくにつれ逆に強まってきた。到着し雨が降る中タックルの準備を始めるが、親指に力が入らない(入れると痛む)ので、ウェーディングシューズの紐を締めるのもロッドを繋ぐのも時間が掛かった。なんとか準備は整ったが雨は止みそうにない。
水量は平水で水も濁っていない。待ちに待った2カ月ぶりの釣行なので、できればドライで気持ちよく釣り上がりたい。水面を見ると、雨はフライを叩いて沈めるほどのものではない。思案した結果、ドライで釣り上がることにした。
あれ以来転倒することが怖くなり、足下に注意を払いながら慎重に釣り上がる。石だらけの川原・川底で右足首が動くと、普通はなんともなくなった捻挫がまだ痛む。クリッパーを使うと親指に力がかかる。フライを替えたりティペットを交換したりという指先を使う作業はこれまで以上に時間がかかる。釣り上がるスピードはずいぶんゆっくりしたものになったが、予想通り魚の活性は悪くない。
釣果はというと最大20cm、6寸越えを4尾とチビを数尾。7寸を超えるヤマメには出会えなかったが、2カ月ぶりに気持ちよく釣りができた。
しかし、一日を振り返るとまだ完全に元の状態ではないことも確認できた。今日の具合が良ければ明日、梅野川へと思っていたがもう少し先に延ばした方が良さそうだ。
結局、雨が止んだのは早めに納竿した後。帰宅すると北部九州も梅雨入りしたようだと発表されていた。今年は大雨が降らなければ良いが。さて、次の週末は釣りに行けるだろうか?
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