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2022.04.24

酔って転倒?! 生涯初、救急車で緊急搬送されたらしい(T^T)

眉の辺りに違和感を覚えながら目が覚めると、妙に明るい部屋で耳元で話し声が聞こえる。ぼんやりとしていた視界がだんだんとクリアになってくると、話をしているのはお医者さんであることがわかった。眉の所に違和感を覚えたのは、傷口を縫い合わせていたため。意識がはっきりしてくると、違和感はだんだんと痛みとして感じられる様になった。

ここは何処???? 何をしているの?????

状況が飲み込めていない僕のことを察したのか単に意識が戻ったことを確認したからなのか、眉の傷を縫いながらその医師が淡々と説明してくれた。そこで告げられたことはだいたい以下のような感じ。

・横断歩道を小走りに渡っていて、突然前触れもなく倒れた
・一緒に横断歩道を渡っていた人が救急車を呼んでくれた(何処の何方かわかりませんが、本当に有り難うございます)
・右手親指と鼻を骨折している
・目の上(眉あたり)と目の下の傷口を縫っている
・明日鏡を見たらビックリする

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どうしてこんなことになったのか?

説明を受けてもなおピンとこない。そもそも、どうしてここにいるのか?救急車で搬送されたと言われても転んだ記憶すらない。

一日を振り返ると、父の一周忌と長女の33回忌の法要で朝からバタバタしていた。コロナ禍のもとでの法事なので、案内は家族(我が家と弟家族)だけではあったけれども、全員東京からの参加。昨年入籍したもののコロナのせいでまだ母(子ども達からすれば祖母)とは会ったことがなく、今回が初対面となる長男と次女のそれぞれのパートナーも初めての来福。

母のサポートに加え東京から来る4家族との連絡を取りながらお寺さんへと向かう。法要をほぼ予定通りに終了し全員を実家に移動させ、お斎(おとき)の食事会。出前の到着時刻の確認をしたり、自宅へのタクシーの道順(乗ってしまえば5分だけれど、土地勘の無い人には説明は困難)の案内とか細かなことが一人にのしかかってくる。

全員そろい、御斎から酒好きだった父を偲ぶ酒席に。しかし、僕は子ども達のホテルへチェックインやら荷物運びやらもあるのでそれが済むまではノンアルコール。それも済ませてアルコール解禁はちょっと遅れて夕方5時過ぎ。

実はこの日、娘の誕生日でもあったので夕食は近く(歩いて5分ほど)の馴染みのビストロに予約をしていて、夜は場所を変えて誕生パーティ。母からすれば初めて孫夫婦2組とゆっくりお酒を飲みながら話ができたと喜んでいた。せっかく福岡に来たのだから屋台に行きたいと言っていたけれど、生憎の雨だし帰りの事を考えると近くの焼き鳥屋で良いだろうと言うことなった。そこで、これも馴染みの焼き鳥屋に予約を入れ、東京からの家族はそこへ向かわせ母を自宅に送り届けた後に合流することにした。

孫の成長と初めて会ったそれぞれのパートナーに安心したのか、上機嫌の母の腕を取って家まで送り届け、家族が待つ焼き鳥屋へと向かった。待たせてはいけないと、ちょっと気持ちが急いていたのだろう。自分ではそんなに酔っている感じはなかったが、記憶にあるのはここまでだ。

処置を終え、家族と対面

ひととおりの処置を終え、医師からいろいろな説明を受けて(半分は右から左でよく覚えていない)処置室を出ると、家族が待っていた。誰が連絡したんだろう?駆けつけてくれていた母は、病院からの電話で知ったという。居酒屋にいた家族へは母が連絡してくれたらしい。
病院は実家の電話番号をどうやって知った?携帯もスマホもロックがかかっているから救急隊も開くことはできなかったはずだ。そもそも、電話帳を開けてもどれが家族かを判断するのも難しい。朦朧とした中で連絡先の実家の電話番号を口にしたのだろうか?それとも、搬送された先が父が入院していた病院だったので、免許証などの持ち物から実家にたどり着いたのだろうか?

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ところで、救急車の搬送自体は無料だけど、病院での処置については当然医療費が請求される。その額なんと17,960円!
明細を見れば納得。気を失っている間にいろんな検査と処置をしていただいていたことがこれで良くわかる。院内トリアージ実施料というのは抗原検査のことだろうか。頭を打っているので、CTの撮影も。

20220424-0-21-04s 病院を出る前に、ロビーで自撮りをして家族のラインに写真を送った。こんなだけど無事だと。鼻から下ももちろん絆創膏だらけだけど、マスクのおかげでうまく隠れている。この自撮りの写真で今の自分の姿を初めて確認。血だらけのチノパンやシャツ、セーターの袖には穴が開いていた。

とにかく大変な状況だったことだけは容易に想像ができた。

改めて救急車を呼んでくれた方に感謝するばかりだ。

つづく

※この文を書いたのは、痛みも落ち着いた5月2日です。

 

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コメント

大変な目に合われましたが一日も早く平穏な日々に
戻られるのをお祈り致します。
そして早く釣りが出来ます様に。
話は変わりますがここ3年~4年前からでしょうか、釣れても小型、数も少なく特に佐賀の川がこの傾向が
顕著です。道具が泣いています。

投稿: 齋藤隆志 | 2022.05.03 15:30

齋藤隆志様

コメント有り難うございます。
私も最近は8寸を超えるヤマメになかなか出会えません。ただ、唯一古湯では毎シーズン年越しの良いヤマメに出会えていたのですが、今年はまだ古湯ではボウズ。梅野川は成魚放流をしなくなって、大きなヤマメに出会うことがほとんど無くなりました。
毎年の大雨で渓相は変わり、ヤマメも流されてしまうのでしょう。どの川も魚影そのものが薄くなりましたよね。これでは年を越して大きく成長する個体も減る一方でしょう。
小野川も豪雨被害から復活したようなので、今シーズンは日田漁協管内にも足を運ぼうと思っていた矢先にこんなことになり、来シーズンまでお預けですかね。

なんとか少しずつ体は回復しています。懲りずにお酒も再開(家飲みです)しました。6月、梅雨入り前には川に立ちたいと願っています。

投稿: flyday | 2022.05.03 16:10

久しぶりに拝見してて、ビックリしました!大変でしたね、そして順調に回復されているようで、もうそろそろですかね、無事再開できますように!

今日は南小国、上津江でした。テンカラですが、自作パラシュートばかりです。夕方〆に梅野川に入ろうかと思いましたが、風がやや強めで、疲れもピークでしたので断念しました。
どこも渇水で日中は厳しいのですが、朝まずめ、夕まずめに良いサイズ出てきてくれています。曇天だと日中も何とか。佐賀エリアも仕事帰りの夕まずめ狙いです。
いつか渓でお会いできるのを楽しみにしております。

投稿: tenkara2416 | 2022.06.03 01:09

tenkara様

コメント・情報有り難うございます。
おかげさまで傷はほぼ塞がり、痛みもなくなりました。そうはいっても傷跡は残りますね。今日、これから差し歯を入れに行き、これで首から上の治療は完了です。
あとは右手親指の骨折ですが、感覚はほぼ戻ってきました。昨日から箸も持てるようになりましたが、まだ力を入れると痛むので、もう少しですね。
来週末には出かけられるのではと思っていますが、梅雨に入ると今度は川に立てないですね。今年は慌てず、安全優先でゆっくり復帰したいと思っています。
tenkaraさんもケガをなさらないよう、釣りを楽しんでください。

投稿: flyday | 2022.06.03 09:33

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