緊急事態宣言下の福岡空港はこんなことになっていた。そして羽田では初体験も
昨日から福岡県にも緊急事態宣言が発出された。飲食店ではアルコール類の提供ができなくなり、警固公園もフェンスで囲われてしまった。
客観的なデータを見れば、単位人口当たりの感染者数では人口160万で一日313人の新規感染者が出る福岡市の感染状況は、1400万人で969人の東京を遙かに超えている(5月12日)。範囲を広げて福岡県(5月12日の新規感染者は人口510万人で635人)でも東京よりも深刻だ。データだけを見れば福岡市にいるよりも東京に行った方が感染リスクは低いとも言える。
だから東京に逃げるとわけではないし、不要不急の外出や移動は自粛するようにと言われても、月に一回の検診でどうしても東京には戻らなければならない。
1カ月ぶりの福岡空港は、欠航便が増えたせいで離発着する飛行機の数も減った上に使用する機材も小型機ばかりになり、かつて大型機がびっしり並んでいた景色は過去のものになってしまっていた。
ラウンジにも緊急事態宣言の影が
僕は国内線の飛行機に乗る際、基本的にはラウンジでアルコールを口にすることは無い(プレミアムクラスにアップグレードできたら機内では飲むけどww)。なのでビールサーバーやアルコールのコーナーには関心が無かったのだが、いきなりこんな光景になっていてイヤでも目に入った。緊急事態宣言の発出を受け、アルコールの提供を中止したとの貼り紙だ。一仕事終えてラウンジで一杯引っかけて飛行機に、と思っていたお父さんはがっかりだろう。そういえば、ラウンジで酔っ払ってやらかしたどこかの重役もいたなあ(とおい目)。
羽田ではターミナルまでバス
およそ1カ月前に予約したときには、確かB787だったと思うが、2度の機材変更を経て今日乗った機体は座席数146のA320(32P)。それでも、満席にはほど遠い状況で福岡を離陸。そして羽田空港に着陸して再びいつもとは違う景色に面食らった。第2ターミナルに着いたのかと思って飛行機の外に出てボーディングブリッジを渡ると直ぐに階段。いつもなら長い廊下に出るはずなのに?
階段を降りるとそこにはバスが。あれ?
帰ってから羽田空港の衛星写真を確認すると、こんなのを発見!第2ターミナルは写真下、46~48番搭乗口があるサテライトターミナル(写真中央左)とも違う離れ小島のような施設。ANAのサイトにも出ていない。降機時のみに使用される立派なバス乗り場のような施設なのかな。こんな施設があったのか!
ターミナルのボーディングブリッジは埋まっている様子も無かったし、こんな所で降ろしてバスで移動。経費節約なのだろうか?
いずれにしても初めての経験で新しい発見もあった、緊急事態宣言下2都市間の移動体験でした。
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