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2021年4月の記事

2021.04.24

親父の代わりに知らせに来た?古湯でヤマメ25cm

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福岡を2週間離れている間に季節は随分進んだ。前回の古湯はまだ桜が咲いていたのに、ここ数日で気温は上がり、日田では真夏日にまでなった。
3週間ぶりに古湯に足を運ぶと、好天が続いて雨が少ないせいか嘉瀬川ダムは随分減水していた。しかし、かんじんの嘉瀬川本流はダムの放水量を増やしているのか、少し濁りが入って増水気味。10時半に到着した時には川にも遊歩道にも、人の姿も1台の車もなかった。

そろそろライズが始まり釣り人がやってくる時間帯だろうに、ひょっとしてもう古湯にヤマメはいなくなった?多少の不安を感じながら準備をし、川面にライズを探しながら天河川との合流点まで歩いて下るがライズは見当たらない。瀬に出ているかとブラインドで叩いても何も反応無し。こうなるとライズを探すしかないか。

暫くロッドを置いてプールに目を凝らすと、ライズ発見!ここからまた何に対してライズしているかの謎解きの時間。風は無いのに水生昆虫のハッチはほとんど確認できず、飛ぶ虫も、水面に流れる虫の姿も見えない。さっきのライズさえもひょっとして見間違いだったかと思えるくらいに水面は静か。

まず前回同様にティペットを9X、#26のユスリカアダルトを結んで流してみるが、反応無し。ピューパもダメ。たまに大きなメイフライが飛ぶ姿が見えたので、スペンドタイプのメイフライを流してみたら喰った!しかも良いサイズで強い引き。しかし、ティペットは9X。慎重にやりとりをし随分時間をかけてネットに納まったのは今シーズン最大最高、25cmのカッコイイ雄。

もうこの1尾だけで満足。時計はちょうど正午を廻ったところ。ここで一旦退渓してお昼を取ることに。変わらず川には僕以外誰もいない。

川原に腰を下ろし、川面にライズを探しながらパンを食べていると、携帯が鳴った。

父が息を引き取った」と。

ちょうどヤマメとやりとりしていた時刻。親父がヤマメに姿を変えて出たのか、それとも知らせに来たのか?ここで休憩を取っていなければ、電話が鳴っても気がつかなかった可能性もある。

今年最高のヤマメは、父の成り代わりだったのだろうか。

91歳の天寿を全うした我が親父に合掌。

 

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2021.04.15

桜が満開の那珂川、しかし初めての北関東遠征は空振り

僕の釣行先は福岡から日帰りできる佐賀~大分の範囲か、東京でも日帰りできる範囲に限られている。特に関東圏では山も深いし川も多い上に土地勘がない。情報を集めて確信が持てないとわざわざ出かけることはない。これまでの釣行は奈良子や忍野、養沢など主に中央高速を使って行ける所か、近場の朝霞ガーデン、あるいは冬期限定のしらこばと水上公園のプールフィッシングくらいだった。

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先月、友人が突然マンションを売却して都会生活を捨て、西那須野の別荘地に中古の家(ドームハウス)を購入し引っ越した。箒川と那珂川の真ん中!彼はこれからここを拠点にキャンピングカーで日本全国を旅する計画なのだそうだ。釣りをする人間にとってはなんと羨ましいことか。ところが彼は釣りをしない。そんな良いところに引っ越ししたのなら、彼の家を北関東の釣りの拠点にするべくflyfishingの世界に引きずり込んでしまえ!そこで、使っていないタックル1セットを手土産に彼のドームハウスを目指した。

S 片道160kmほどを東北自動車道を使って2時間ちょっと。渋滞もなくスムーズに到着。しかし、天気は下り坂。夜は雨が降る中の東屋でバーベキュー。数年ぶりに顔を合わせて時間が経つのも忘れ、日本酒をしこたま飲みながら話し込んだ。さすがに寒くなったのでドームハウスの薪ストーブの前に移動し、更にバーボンハイボールのグラスを重ねた。

翌日は昨夜からの雨がまだ残っていた。予報では10時くらいには雨も上がるはずと霧雨が降る中を出発。昨日セブンイレブンで購入した遊漁券(日釣り1500円)を持ってまずは那珂川へ。このあたりは那珂川北部漁協の管轄河川。漁協のサイトには放流情報なども細かく記載されている。確認しておいた放流ポイントをまずは目指す。駐車場に車を駐め、入渓の準備をするが霧雨と強い風が治まらない。ちゃんと川へ降りるスロープも整備してあり、入渓・退渓は問題ない。昨夜からの雨で増水や濁りが心配だったが、水はクリアで美しく青い水。しかし、川原には多くの足跡が残されており、連日多くの釣り人が訪れている事は容易に想像が付く。

20210414-114348s 20210414-114512s 雨も止まず風も強い。ちょうど鯉のぼりを川に渡す作業をしていたが、強風のために難航していた。既に渡された鯉のぼりは、ほぼ真横になって勢いよく泳いでいた。僕一人なら釣りを強行するところだが、今回はflyfishingが初めての友人を伴っている。雨と強風に身体が冷え、彼は早々に戦意喪失。無理に付き合わせるのも申し訳ないし、このまま無理な釣りをするとflyfishingを嫌いになりかねない。

20210414-121207s20210414-120618s もうすぐ12時、ひとまずお昼を食べて身体を温めて落ち着こうと近く のそば屋に入る。東京や福岡の桜はすっかり終わってしまっているのに、このあたりはちょうど満開。けんちん蕎麦で身体を温めて会計を済ますと、お店の人から「釣りですか?」と尋ねられた。「はい」と答え状況を尋ねると、残念な回答が。

「放流された魚よりも釣り人の方が多いくらいでしたよ」とのこと。途中の木の俣川も同じ状況だったようだ。多分、北浅川と同じような状況なのだろう。ということは、釣り上げられずに残った少ないヤマメを狙うことになるのだが、初めての川だし今の時期は古湯のようにライズを見つけてそれを拾う釣りになる。しかしこの天候と風ではプールでも水面は波立ち、水生昆虫の姿もほとんど見られないのでライズもない。魚の気配も感じられない。このまま釣りを続けても体力を消耗するだけで、風邪さえひきかねない。残念ながら今回の那珂川での釣りはここで撤収。木の俣川でもちょっとだけ竿を出したけど同じ。

川にいても東京のクライアントさんからの電話などにも対応できたが、ドームハウスに戻りメールのチェックや返信など落ち着いて仕事をかたづけ、再び夜は二人でグラスを傾ける。

そして翌日は朝から快晴(一番上の写真)。この天候が一日ずれていればなあ。
次回のリベンジを誓いドームハウスをあとにした。

ほぼ定速走行の平均燃費は普段の倍の15.6km/リットル(東京の車、HONDA アヴァンシア ヌーヴェルヴァーグ2003年式はレギュラーガソリン) だったので、消費したガソリンは片道約10リットル。高速代金と合わせて6,000円弱。往復で約12,000円。梅野川への釣行も往復で約5時間だけれど、こちらは高速を使わず行程約200kmのガソリン代(流星号はハイオク、約15リットル)だけ。東京で釣りに行くとやっぱり高くつくなあ。

それでもいつかは神流川や桂川、那珂川で尺ヤマメをネットに納めるべく挑戦を続けよう。

 

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2021.04.08

街はすっかり密だらけなのに、こんなにガラガラだった2つの場所

緊急事態宣言が解除され、福岡の街中もすっかり人で溢れている。みんながマスクをしていることと、中国語や韓国語が聞こえてこない以外、2年前の景色とさほど変わらない。全国の都市部は何処も同じような状況に戻ったようだ。

年度終わりから始まりの春休み、入社式や入学式、人事異動などで都市間の移動をする人も多かっただろうし、いろんな式典やイベントとその前後で多くの人との接触が増えたことは容易に想像がつく。その結果か、大阪府や宮城県などで感染者が急増し、まん延防止等重点措置の摘要要請が相次ぎ最初に適用されたのが4月5日。無症状の感染者がコロナウイルスと一緒に動き回った結果だろうか。

ガラガラのB787

その翌日の4月6日、福岡から東京へと移動するためにお昼前に出発するANAのB787の便を予約。3月はあんなに人が多かった空港はガランとし、減便のために発着する航空機の数もすっかり減っていた。

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搭乗すると、空港同様に機内もガランとしたもの。トイレに立った時に機内を見渡すとほとんど人影がない。3月の福岡~羽田の往復はA321ではあったもののほぼ満席だった事を考えると随分な変わりよう。街中は日常の生活に戻っているけれど、長距離の移動はビデオライブに取って代わられたのかもしれない。

人がまばらの浅草寺

そして今日、上京していた友人と突然会うことになり、浅草で待ち合わせ。浅草文化観光センター 8F にあるアサクサミハラシカフェでコーヒーを飲みながら1時間ほど談笑。もちろんマスクを付け、コーヒーを飲むときは外してと…。そういえば、外でリアルに顔を合わせて1時間も話したのは久しぶり。

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別れる前に窓から見下ろした浅草の街は、これまたガラガラ。コロナ禍以前なら路面なんか見えないほどの人で埋め尽くされていた仲見世通りも雷門前もご覧の通り。インバウンドや地方からの観光客がすっかりいなくなったせいだろう。

街中の蜜とのこの違い。
今の日本の中で進む2極化が、こんな形でも現れているのだろう。

早く日常が戻りますように。

 

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2021.04.04

雨上がりの古湯は遅咲きの桜とシビアなライズが待っていた

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先週は土曜日に古湯で釣りをし、日曜日には星野川へ出かけた。今週末と同じで土曜日は晴れて日曜日は午前中だけ雨、午後は晴れるという予報だった。しかし、想定外だったのが土曜夜から日曜午前中にかけての雨量。星野川へ行くと川は泥濁りで雨が上がっても釣りが出来るような水色ではなく、そのまま帰ってきた。

今週も同じような週末の天気予報だったので、先週の反省から日曜日は直上にダムがあり少しの雨では影響が少ない古湯に行くことに決めていた。そしてウェザーニュースでは午後は雨が上がる予報だったので、お昼ご飯を持って誰もいない遊歩道に正午に到着。お昼を食べ釣りの支度をしていると、見覚えのある車。いつもの常連さん。僕と同じ考えで昨日は上津江方面に釣りに行き、今日は古湯にやってきたと。
暫く情報交換をしていると、対岸近くにライズが。今年はシビアではあるけれど、ここ数年で一番ヤマメが残っている感じ。

支度を整え、まず先ほどの対岸近くのライズにフライを流してみる。ヤマメは反応して浮いてくるもフライをくわえることなくUターン。その後いろいろフライを替えて流してみても再び浮いてくることなく、そのヤマメは断念。やっぱりシビアだ。

遅咲きの3本の桜

Dsc_1736s 赤い橋(宮之淵橋)を渡り土管前ポイントに降りるスロープの所にお地蔵さんが祀ってある。その後ろの3本の桜は今が見頃。周辺の桜はみな花びらが散ってしまっているのに!しかも、花の色は左の桜はピンクで右の桜は白く、真ん中の桜は白とピンクの花が一緒に咲いている。

ここから見下ろす土管前のポイントではライズは見られないので、まずは下流から様子見で釣り上がることに。午前中は霧雨が降り、気温も低い。水温は14℃で気温とほぼ同じでそれほど低くはない。ツバメがたくさん飛んでいるが上空をクルクル回っているばかりで降りてこない。水生昆虫のハッチが盛んになればもっと水面近くに降りてくるのだろうが、水生昆虫のハッチはほとんどない。当然、水面にライズはほとんど見られない。

1時を過ぎた頃にライズを発見!やっぱり見えるようなサイズの虫の流下は見当たらない。水面直下の流下へのライズか?まず、少し大きめのフローティングピューパを流すが、浮いてくるもののすぐにUターン。だんだんとサイズを落とし、#26のフローティングピューパでも反応なし。ライズはポツンと水面の物を吸い込むというよりも、もう少し勢いのあるライズ。ということは、ユスリカアダルトか。

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そこで、#26のユスリカアダルトに替えてライズに送り込むと、ヤマメがフライをくわえた!昨日の梅野川では小さなヤマメばかりだったので、RODに伝わるヤマメの引きの強さが心地よい。ネットに納まったのは24.5cm。8寸越え、尾びれが再生すれば25cmというところか。

その後も散発のライズを見つけてはフライを流すが、ヤマメが出るもののなかなかフライをくわえない。それでも、フライにヤマメが出ることが楽しい。残念ながら2尾目のヤマメをネットに納めることはできなかったが、ライズするヤマメと遊べて楽しい時間を過ごせた。
ここ数日はイブニングのライズが盛んらしいが、例によって門限があるために4時半に納竿、後ろ髪を引かれながら帰路に着いた。

来週は那須方面へ出かける予定なので、次に古湯に行けるのは4月下旬か。その頃までヤマメは残っていてくれるかなあ?

 

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2021.04.03

ピカピカのアマゴは釣れたけど、今年の梅野川は……

3月下旬に追加放流をしたはずの梅野川が気になり、足を伸ばすことにした。
重機が入った下流部は年越しのヤマメは望めそうもないことは前回の釣行でわかった。蜂の巣湖・鯛生川からの遡上魚に希望を繋ごうとしていたら、鯛生川も重機を入れた工事中でそれも絶たれた。そうなると、堰堤から上の上流部に望みを託すことになる。

そう思いながら向かうと、なんと堰堤上の入渓ポイントの前に白いエクストレイルが駐まり、2人の釣り人が準備をしていた。タッチの差で先を越された!流星号を停めて声を掛けると、大分から来てこれから入渓するところ。梅野川は2回目だという。前回は下流部を釣り上がって堰堤まで行ったけどサッパリだったと。
今年の梅野川の状況を伝え、ここは落石や土砂崩れの心配もあるので車を停める場所を変えた方が良いとアドバイスし、下流部に入渓することにした。

Dsc_1729s

Dsc_1734s いつもの場所に流星号を駐め、支度をしていると漁協のNさんが通りかかって軽トラを停めた。「ごめんね、放流したけどこんな小さいのばかり。大きいのははいっちょらんと」と。まあ、前回も伺っていたので覚悟はしていたけど…

鯛生川との合流点から釣り上がり。あのポイントもこのポイントでもヤマメの反応は無い。小さな浅い流れからやっと小さなヤマメが顔を出す。朱点がはっきりのアマゴも出たが、いずれも15cmほど。6寸を超えるようなヤマメが顔を出すことはなかった。

今回、これまで使っていた梅野川用の大きなネットではなく、昨年ステイホームの間に張り替えたもう一方の小さなランディングネットを持参していたので、小さなヤマメでも写真に撮ると見劣りしない。あの大きなネットは来年まで封印かな。

午後は他の川へ移動することも考えたが、やっぱり上流部も確認しておきたかった。移動するとあのエクストレイルは上の安全な場所に移動して駐まっていた。まだあの二人は上がってきていないようだが、4時間も間が空いているので大丈夫かなと思って入渓したが…
上流部では小さなヤマメが2回反応しただけで、フライをくわえることもないまま終了。
そういえば、朝の二人の釣果はどうだったんだろう?

今年の梅野川はやっぱり厳しいということを再確認した一日となった。チビヤマメが大きくなる夏までは暫く様子見かな。

 

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