流木留めはスッキリしたものの、梅野川の2021年シーズンは厳しいぞ!
tenkara2416さんから梅野川の最新情報をコメントでいただいた。流木留めを埋めていた土砂は取り除かれ、通過できるようになったとのこと。確かめるためにも春分の日に出かけようと思っていたが、今週末は天気が悪いという予報。それなのに今日は快晴で日田市の最高気温は25℃にもなるという。
せっかくリモートワークなんだからワーケーションということにして出かけるか! いつものように末久商店で遊漁券を購入し、いざ梅野川へ。
tenkara2416さんの情報では、重機が入ったようだということだった。川に重機を入れて作業していたとなると、そのあたりは暫く水生昆虫も少ないだろうしヤマメが戻ってくるには時間がかかるだろう。そこで今日は、昨年の水害以降入渓していない堰堤から上を釣り上がることに決めていた。
漁協のNさん登場
上流部の入渓点周辺は昨年の大雨で土砂崩れがあったりして、危険で車を駐められない。中間育成場前に駐めることも考えたが、数日前に熊本でまた地震があった。熊本地震の時には大きな岩が育成場につながる一本道を塞いでしまっていたので、しばらくは育成場に車で降りるのはやめておこう。と、上の方に流星号を駐めて入渓の準備をしていた。
そこにいつもの軽トラに乗った漁協のNさんが。育成場で魚に餌をやった帰りだという。今年の状況を聞くと、放流は2月にしたが小さい(10cm~15cm)ものだけ。今月下旬にも追加放流予定だがそれも成魚放流ではないということだった。20cmを超えるようなヤマメは、豪雨禍を生き延び、年を越した個体だけということになる。今年は大ヤマメは望み薄か。
上流部は水生昆虫のハッチは盛んなものの
堰堤上から入渓すると、渓相が大きく変わっていて驚いた。全体に流れの幅が広がり深いプールや大岩によってできていた段差が減っていた。その代わり流れの中に適度な深さのあるプールが点在し、どこからでもヤマメが飛び出してきそうな良い感じの釣り上がりやすい流れになっていた。しかし、なんといっても魚影が薄い。
中間育成場前のプールは大きくなり、育成場から川に降りる石段も下の方は流されて無くなっている。育成場に渡る橋の下はコンクリートで補強されていた。
それでも、21cmの年越しのヤマメ(アマゴとのF1?)と15cmほどを2尾ネットに納めて上流部の釣りは終了。
流木留め周辺は様変わり
下流部は釣るというよりも、流木留め周辺がどうなっているかを確かめるために入渓。まず上の道路から見下ろすと……
流木留めが綺麗に見えている。これが本来の姿。ここ数年は大雨のたびに流木が貯まっていき、木があるのが当たり前の景色になっていた。
川から見ると…
流木留めの直ぐ上流側には石で組んだのか、それとも堆積した土石をそのまま残したのか堤防のような石垣が立ち上がり、その上は豪雨で埋まったフラットな川底がそのまま残されていた。
今年また大雨が降ると、この石組みは崩れてしまわないだろうか?
右岸側にあった流れは左岸側に移り、ライズの釣りも楽しめたスロープ下のプールは、僅かな水の流入となり砂底のプールになっていた。
山本2号橋直下のプールでフライを追ってくる大きめの魚影が見えたが、水面に浮いてくることはなく姿を消した。足跡も多く残っていたので、午前中釣り人が入っていたのだろうか。
今年の梅野川は成魚放流もないので、大物は望めそうもない。成魚放流があるとしたら、中間育成場のヤマメが育った夏だろうか?さて、それまでどんな釣りをしようか?年券買っちゃったしなあ。
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