テレワークで自宅にいる時間が増え、防災グッズを買いそろえた
すっかりテレワークが普通になり、会議も打ち合わせもオンラインが当たり前。県庁との会議もビデオ会議だ。
2週間の自宅隔離中はおろか、入院中も病室からミーティングに参加(しゃべれないのでチャットで)してほとんど支障なかった(さすがに手術当日はほぼ終日仕事にならなかったが)。今回のコロナ禍で世の中のテレワーク化が進んだおかげだ。
ただ、クライアントさんや打ち合わせの相手でそれぞれ違うコミュニケーションツールを指定してくるので、PCのデスクトップにはいくつものアイコンが並ぶことになった。今のところ、zoom、Slack、Teams、Webex、Messenger、LINEの6つだけど、まだ増えるかもしれない。
テレワークで気になりだした
災害への備え
入院前も退院後もテレワークでずっと生活の場でもある家に篭もって仕事をしていると、いろんな事が気になってくるものだ。断捨離をする人が増えたというのも良くわかる。うちも断捨離したいが、カミサンがその気にならないことには手を付けられない。で、もう一つ気になりだしたのが災害への備えだ。
ここのところ茨城や千葉を震源地とした地震も続いている。昨日も新島で震度5弱の地震があった。首都圏直下型地震も近いのではないかと思わずにはいられない。
昨年までなら日中は事務所にいるか出かけていることが多かったので、昼間に大地震がが発生した時には外にいる確率が高かった。実際、東日本大震災が発生したときには地下鉄の赤坂見附駅の改札を出て地上に上がるエスカレーターに乗っているときだった。福岡西方沖地震の時には、上津江で釣りをしていた。一方、阪神淡路大震災の時は早朝で、揺れで目が覚め(東京も揺れた)、どこかで大きな地震が起こったに違いないとすぐにテレビを点けた。テレビに映し出されたのは、当時の勤務先の大阪支社が入居してた梅田第4ビル(だったと思う)に隣の大きなクレーンが倒れている映像だった。
テレワークでずっと自宅にいるので、昼でも夜でも地震が発生すればほぼ間違いなく自宅にいる。最近増えた大型台風の接近の際には計画運休もされ、ビジネス活動も一時ストップするので、やはり自宅にいることになる。これから大きな自然災害が発生することがあれば、恐らく自宅で経験することになるだろう。そう考えると、自宅の備えが気になりだした。
インフラが3日間止まったら
大地震でも台風でも、あるいは水害でも今住んでいるマンションは持ち堪えるだろう。被災しても雨風はしのげる。しかし、電気、水道、ガスの生活インフラがストップすれば、備えがなければ避難所へ行くしかない。ところが、昨年・今年の大型台風で避難指示が出た地域では、避難所が一杯で受け入れを拒否された所もある。可能であれば自宅でインフラの復旧を待つのが一番安心だ。
水や保存食は日常の備蓄で3日くらいはなんとかなりそう。カセットコンロがあるので、お湯を沸かすことも可能だ。息子のキャンプ道具も役に立つ。ポータブルラジオもある。一番の問題は電気だ。スマホのバッテリーは持っても1日。PCも数時間。情報収集や外部との連絡には電話やインターネットが繋がることが最低条件。通信インフラもストップする可能性は高いが、携帯電話については大手キャリはは移動式の基地局を稼働させるなどして、比較的早期に回復させている。しかし通信インフラが復旧したときにバッテリー切れでは話にならない。
日常的には10000mAHのモバイルバッテリーを持ち歩いているが、これではPCへの電源供給はできない。ガラケーの充電もコンセントが無いとできない。そこで、AC電源も取れる携帯バッテリーと太陽光パネル発電機を購入した。
携帯バッテリーは72000mAHなので、これだけで3日間はもたない。切れれば充電の必要もある。バッテリーへの電源供給のために、出力80Wの太陽光パネル発電機も追加で購入。もちろん、ここから直接スマホの充電も可能だ。試しに室内で広げて窓からの光で試してみたら、しっかり発電して携帯バッテリーへの充電が確認できた。天気さえ良ければこれで日中に充電が可能だ。
残る心配はトイレ。排水管・下水管が無事ならばお風呂の水で流せるが、見えない所なので不用意に流すとどっかに汚水が漏れる心配もある。そこで、洋式トイレにかぶせて使える簡易トイレ50回分も購入。
考えてみると、退院後の食事はまるで被災した時に備蓄している物を食べているのと変わらない状況だった。避難生活の予行演習をしたようなものだ。
電気が止まるとエアコンも使えなくなるので、暑さ寒さは衣服で調整しながら耐えるしかないが、自宅で3日くらいならなんとかなりそうな感じにはなっただろうか?
できることなら無駄な出費で終わって欲しいものではある。
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