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2020.05.04

県境を越えず福岡県内で釣行を続けて1カ月あまり、感じたこと、わかったこと

当面は県内での釣りに専念しようと20年ぶりに福岡県内水面漁業協同組合連合会の遊漁証を取得。全国に緊急事態宣言が出され、県境を越えることへのプレッシャーはますます強まった。

「家にいよう、Stay Home」ではあるけれど、その目的は人との接触を避けること。感染しない、させないためには人と接触しないこと。少なくとも、常に単独行の僕の釣行スタイルではめったなことでは人と接触することはない。梅野川や古湯では常連さんや地元の人と言葉を交わすことはあるが、話し込むようなことも無い。それでも今は県境を越えないで、せめて釣りだけは楽しみたいと県内の川でヤマメを追う。そこでいくつか気付いたことを整理したい。

2度の九州北部豪雨の爪痕

福岡県内水面漁業協同組合連合会の遊漁証を取得したので、佐田川へも約20年ぶりに出かけた。そこには驚きの光景が広がっていた。川が無くなっていた、いや、ヤマメが住める自然渓流がなくなっていたのだ。
Dsc_1440sDsc_1441s2017年の九州北部豪雨では筑後川の北側の山間部に大きな被害をもたらした。日田市の小野地区、朝倉市の杷木地区や東峰村だけではなく、周辺にも広く大雨が降って報道されていないだけで大きな被害が出た。

佐田川も例外ではなく、山肌は土砂崩れでえぐられ、川はコンクリートで固められていた。源流部にまで重機が入り、延々と工事現場が続いている。当面、(いや、ひょっとすると永久に)ヤマメ釣りはできないかもしれないと思われた。

そして2012年の九州北部豪雨は、筑後川の南側から矢部川流域に大きな被害をもたらした。この豪雨水害で、梅野川も大きな被害を受けて、重機を入れて修復。その様子は津江漁業協同組合 「奥津江河原新報」の「2013年を振り返って/梅野川C&R区間、河川変遷と遊漁状況のまとめ」に詳細を記してある。

当然星野川周辺も被害を受けたであろうことは容易に想像が付く。やはり広範囲に護岸はコンクリートで固められ、入渓・脱型場所を探すのに苦労するようになっていた。そんな中、漁業権の設定の無い小さな川に試しに入ってみた。川に入る前に地元の人に尋ねると、「昔はヤマメもおったけど、水害でみんな流されてその後はおらん」と言われた。しかし、小さいながらもヤマメを釣ることができた。Dsc_1462s

この川でもまたヤマメが復活してくれるだろうか。楽しみに見守ることにしよう。

それにしても今年の夏、あるいはこの先も豪雨による被害が出ないことを祈るばかり。

魚を持ち帰る釣り人の存在とC&R区間のありがたさ

緊急事態宣言以降釣りに行っている川は、当然のことながらC&Rなんて設定されているわけではない。福岡県内の山は単純で河川の流程も短い。放流もしている星野川でも、釣った魚を持ち帰る人がいるので、どんどん魚が減っていく。大きな魚はもちろん、15cm未満でも放流せずに持って帰る人は多そうだ。もちろんヤマメは学習もするし多くの釣り人のプレッシャーで警戒心も強まってはいるだろうが。それでも20cmを超すヤマメの姿は全く見ない。

昨日入った川では、なんと魚篭を腰にぶら下げたルアーマンが、僕が釣っている30m程前に入渓してきてびっくり。地元の人と思われるが、さすがにマナー違反だろうと一声かけてそこで脱渓した。

これまでは梅野川や古湯といった、C&Rの川で釣りを楽しんできた(古湯は2016年からC&R撤回)。いつ行ってもそこにはヤマメがいるという安心感がある。釣れないのはタイミングや釣り人の腕のせいと納得できた。そこにヤマメはいるのだから。

Dsc_1469s

緊急事態宣言で改めてC&Rの有り難みがわかるゴールデンウィークとなった。

緊急事態宣言は5月31日まで延長されたが、6月になれば県境を越えて釣りに行けるようになるのだろうか?

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