週末、大腸ポリープを摘出して2泊3日入院してきた
1月半ば、大腿骨付け根あたりに違和感を覚えたので、かかりつけの医者に行った。レントゲンを撮るなど調べても異常は見つからず、「加齢」によるものではとの結論に。ところが診察はそこで終わりではなかった。
「ところで、前回大腸の内視鏡検査してから4年近く経つけど、その後は検査したの?」と。
小さなポリープが2つ見つかり、1年に1回くらいの頻度で経過観察するようにと言われていた。しかし、前日から下剤を飲んで準備して…というのが面倒くさくて、これまでスルーしていたのだ。そこを突っ込まれた。
「4年経ったらポリープも大きくなってる可能性があるから検査しなきゃ」と、先生と看護師さんが僕を挟んで強いプレッシャーをかけてくる。
どうせやるんだったら
この流れでは拒否することもできず観念することにした。
「それでは、面倒くさいので検査の時にポリープも切除してください」。
内視鏡検査と同時にポリープを切除するのなら簡単に終わるはず。それなら入院も必要ないだろうと思っていた。ところが、「切除は手術になるので、入院になります」と。しかも、「ポリープが大きくなっていたりガンに進行していたら開腹手術になる可能性もある」というではないか。そりゃそうだ。4年も経っていれば進行していてもおかしくない。「ポリープの切除だけでも2泊3日の入院になります」という。特に進行していなければ、土曜日に手術して月曜朝に退院できる。それなら仕事への影響はほとんどないだろう。そこで2月1日(土)手術で予約をした。
寝不足のまま病院へ
令和になって最初の1月最終日。月末のもろもろの仕事を片付け、タマゴがゆと冷や奴で夕食を済ませて下剤を飲む。それから翌日の検査・ポリープ切除に向けた苦しい準備の一夜、しかも夜中に地震はあるはで睡眠不足のままいざ病院へ。
受付を済ませて着替え、通された検査室で検査台の上に横向きになり、麻酔が入った点滴を受ける。視界が狭くなってきているのを感じるが、目を足下に向けるとそこにはモニター画面があり、不思議とその画面はしっかりと見えていた。処置が始まると自分の大腸内の様子が映し出された。本当なら麻酔が効いて眠っているはずだったんだろうが、3つのポリープを切除するのをずっとモニター画面で見届けた。時間は20分ほどだったか。
処置が終了すると「1,2,3」のかけ声と共にストレッチャーに載せ替えられ、病室へ。そこで再び「1,2,3」でベッドへ。朦朧としているものの眠ることもなくそのまま点滴を2回つけ替え、生まれて初めて終日点滴を付けたままの生活を経験。移動するのもトイレに入るのも、点滴のスタンドと一緒。お茶以外に何も口にすることなく夜を迎えた。もちろんTVもあるが土曜日は見たい番組もなく、ベッドではkindle fireでamazon primeの映画を見たり、読みかけの本を読んだりと退屈することは無かった。
再び眠れない夜
しかし夜、消灯をして寝ようとしてからが大変だった。同室の患者さんは一晩中「いたい、いたい」「かんごふさんー」「さむいよー」と大声で叫び続けるし、大きなくしゃみを繰り返すしでほとんど眠ることができなかった。前日も睡眠不足だったのに2夜連続の睡眠不足。
空腹と睡眠不足で2日目の朝を迎え顔を洗い歯を磨いてからも、ずっとベッドで安静に過ごすだけ。昼食に初めて出てきた食事は流動食。粒のない重湯、具の無い味噌汁、葡萄のジュース?と具の無いゼリー。とても食事をした気にはならない。午後に最後の点滴を終了。眠いのに回診やら体温、血圧などの検診でゆっくり寝ることもできず、終日ベッドで映画、読書、テレビ(日曜日はまだ見る番組がある)三昧。
お酒は退院後も1週間おあずけ
夕食でやっと形のある食事が出てきてほっとするも、通常の食事とはほど遠い。まあ、明日退院すれば日常に戻れる。と思っていたら、看護師さんが「大腸ポリープ摘出術後の生活について」という紙を持ってやってきた。それによると、退院後1週間は
・刺激物(脂っこい物、辛いもの)は避ける
・アルコール類は避ける
・激しい運動は避ける
しかし、何故だかたばこは吸って良い(僕は喫煙者じゃないけど)と。
再び眠れない一夜を過ごし、午前10時に退院となった。
というわけで自宅に戻り、寝不足やらで少し頭がぼーっとするが日常に戻りつつある。お酒は今週いっぱいは我慢して、週末からは良いかな?
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