息子が海釣りをしてきたので、久しぶりに釣った魚を捌くことになったのだが…
何時以来だろう?釣った魚を家で捌いて食べたのは。
こども達が小さかった頃、ニジマス釣りをしてその場で塩焼きにして食べたのが最後かもしれない。20年前にflyfishingを始めてからというもの、基本はキャッチ&リリースで釣った魚を持ち帰ることはなくなった。
息子が会社の同僚と一緒に、初めて船を出しての海釣りに出かけた。東京湾の近場で午前中だけの釣りだったが、そこそこに釣れたと上機嫌で獲物を抱えて帰ってきた。持ち帰ったのは甘鯛、カードサイズの真鯛(ちっちゃ!次回はリリースしてくれ)、アカトラギス、アジの4種。
真鯛とアカトラギスは小さいので、頭と内臓を取って塩焼き、甘鯛は煮付け、アジは刺身にすることに。
カミサンは魚の目が合うと怖いと言い、従って、今回の息子の釣果も必然的に僕が捌くことになった。
出刃が無い!
今では多くの家庭がそうであるように、我が家でも魚をまるのまま、尾頭付きで買ってくることはない。必ず切り身か、魚屋でおろしてもらってから購入する。そのため何十年と自宅で魚を捌いていないので、出刃包丁がどこかに消えていた。
息子が自分も魚のおろし方を覚えたいというので、まずは簡単なアカトラギスの頭を落とし、内臓を取る見本を見せる。そして息子にもやらせる。二人で台所に立ち、小物の下処理を交代で済ませると、次に甘鯛の煮付けの準備。我が家の鍋にはこのままで甘鯛は入らない。従って頭を落として2つに切って煮付け。アジは3枚におろして刺身に。出刃がないので頭を落とすのに少々苦労したが、なんとか無事役目を終え、日本酒で魚づくしの夕食を楽しんだ。
もう一つ忘れていた!
翌朝、トイレに行った誰もが違和感を覚えていた。トイレが生臭いと。昨日魚ばかり食べたから、出す物も魚臭くなったのか?くらいに思っていたら、ゴミ出しのために玄関先に置いていた魚の内臓の匂いだった。匂わないよう、ビニール袋で2重にしていたので大丈夫だろうと高をくくっていたのが失敗だった。
随分久しぶりのことで、アラや内臓の処分にまで気が回っていなかったのだ。反省。
次回、魚をおろすときまでには、出刃包丁と匂いの漏れないビニール袋を用意しておこう。
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