3月のこの時期、気温も水温も低い梅野川でヤマメがドライに反応するようになるのは、川面に光が入り始める10時以降。それでもとにかく車が少ないうちに移動したかったので、早く出てまずは遊漁券の購入から。栃野交差点にある末久商店に到着したのは8時。開いてなかったらどうしようと少し心配したが、6時半から開いていますと!中津江で唯一日用品を扱う商店なので、朝早くから店を開いているのだろう。
60歳以上割引が無くなっていた!
遊漁券を購入すると、昨年まで設定してあった60歳以上割引が今年から無くなったことを告げられた。60歳になって今年から割引になると思っていたのに……まあ僕にとっては昨年までと同じなので、遊漁料は有効に使っていただければ問題は無い。
そこでUさんの話題も出たが、残念ながら漁協に復帰したということはなさそうだった。
どこからでもヤマメが顔を出す

梅野川に到着するも先行者の車は見当たらず、いつもの所に流星号を停めて準備を始める。気温は5℃、空には怪しい雲。
9時少し前に最下流の間地橋下から入渓。魚の気配も虫の気配も全くなし。それでもまずはドライを結んで様子を見ようと、赤い岩盤のプールにフライを流してみるが、全く反応無し。間地橋直下の淵には底の方にヤマメの魚影が見えているが、ここでも水面には反応無し。
ドライをあきらめニンフを結んで淵深くに沈めると、直ぐに反応が。久しぶりに感じる強いローリングの引き。梅野川の2019年シーズンは26cmのヤマメからと幸先の良いスタートとなった。
その後もここはというポイントにニンフを流せば、必ずといって良いくらいにヤマメがかかってくる。しかもアベレージで25cm前後。こんなシーズンスタートは久しぶりだ。
渓相は大きく変わっていた

禁漁期間にも大雨が降ったのだろう、至る所で大岩が動き流れが変わっていた。青い流木止めには、昨年シーズン終了時よりも更に多くの大木が積み重なり、川そのものをせき止めそうな状態になっている。右岸ギリギリをやっと通り抜けることができたが、そこの水深が昨年よりも深くなっていて、ちょっと増水したら通り抜けも危険かもしれない。

この直ぐ上のプールの流れ込みにニンフを流すと、いきなり強い引き。水面にようやく顔を出したのは赤く色づいた大きなヤマメ。ネットに収めてサイズを測ると、きっちり30cm。今シーズン初、2シーズンぶりの尺ヤマメだ!
弱い雨が降ったりと日が射さないままに11時近くになった。尺ヤマメも釣り上げたし、いいかげんニンフでたくさん釣ったのでドライに変更。
田んぼの下の淵にも多くの魚影
ドライにしてもヤマメの反応は変わらず良く、次々と良型のヤマメがネットに納まる。いつの間にか雲が切れ、青空も見えてきた。田んぼ下の大淵には多くの魚影が見え、散発のライズも始まった。このライズは捕りたい!
ライズに対して上流からフライ先行で流すが、なかなかフライをくわえてくれない。捕食しているのは見えている小型のメイフライではなく、極小のユスリカのようだ。フライを#25に落として流すと食ってくる。しかしフッキングしない。あわせが早いのかフックが小さくてかからないのか、何度出てもかからず、かかってもバラシの繰り返し。このまま、せっかく多くのヤマメが見えているのにここで1尾もネットに収められないのは悔しい。結局再びニンフを結んで流すと、直ぐに結果が出た。これでこの淵は切り上げ、再びドライで上の小さな滝の下まで釣り上がって脱渓し、遅い昼食にすることに。
ここまでで優に20尾を超える良型のヤマメをネットに納めた。
中間育成施設前のプールでも

流星号を中間育成施設前に移動させて支度をしていると、漁協のNさんがやってきた。
「今年はどこからでもヤマメが出て良いですねえ~」と口を開くと、「昨年からたくさんヤマメを入れたから。今年は大きいのがいっぱいいるでしょ」と満面の笑み。ここ数年の不評をいっきに挽回できたと自信ありげな表情だ。
午後残された時間は1時間半しかないので、上流部は中間育成施設前から入渓。堰堤上からの入渓は次回以降にお預け。
中間育成施設前のプールにも魚影が見える。しかし、かつてのような多くの魚影が見えるわけでもなく、40cm近い大ヤマメが定位しているわけでもないが、とにかくこのプールにしっかりと魚影が見えると安心する。
一投目であっさりと25cmほどのヤマメが出てネットに納まってくれた。このプールでは2尾を釣ったところで上流へ。その後も良いポイントでは必ず良型のヤマメが顔を出してくれた。
これからはだんだんとスレて、そう簡単には出てくれなくなるのだろうが、とにかく久しぶりに魚影が濃い梅野川のシーズンになったことは嬉しいばかり。次回の釣行が今から楽しみだ。
※ココログの不具合で、1週間遅れの投稿となってしまいました。日付は釣行日です。