アポロ計画映画の完結編ともいえる「ファースト・マン」を観てきた
アポロ11号の月着陸までの道程を描いた映画「ファースト・マン」が公開された。
事務所には2001年911の直後にNYに行った際買って、機内持ち込み手荷物で持ってきたサターンⅤ型(JFKの手荷物検査で大変だった)の模型を飾るくらいにアポロ計画・月着陸に感動した世代。アポロ11号の月着陸は、小学生だった僕に人類の明るい未来を確信させてくれた一大事だった(50年後の現実は別として)。
そんな僕が、この映画を観ないでおらりょーか!
「ライトスタッフ」「ドリーム」、そしてこの「ファースト・マン」。アポロ11号の月着陸に繋がる、アメリカの宇宙計画を題材にした映画の完結編ともいえる。
宇宙空間を舞台にするシリアスな映画は、ロケット発射時やロケットエンジンの振動・轟音とは対照的に、無音の時間が劇場を緊張で包みこむ。笑いや涙のエンタテインメント映画とは異なり、体を硬くするような思いで画面に没入する。しかも、これが史実に基づいた、現実に起こったことを、追体験しているのだ。
この映画と同じくスピルバーグ監督の「ブリッジ・オブ・スパイ」(トムハンクス主演)も日本ではほとんど話題にならなかったが、良い映画だった。日本では(特に若い世代には)この映画もきっとそれほどのヒットにはならないだろう、スピルバーグらしいテーマと描写。
「ファースト・マン」は、ニール・アームストロング船長のプライベートな家族の物語として描写されている。見終わった時、人それぞれに違う思いを持って劇場を後にするような映画だ。
映画は歴史を学ぶ(史実とは違うこともあるが)良い素材ともなり、興味を持てればもっと深く調べて自分のものにすれば良い。
それにしてもここのところ、ライアン・ゴズリングの映画をよく見てるなあ(ララ・ランドは僕的にはあまり刺さらなかったが)。
週末は「ブレードランナー2049」をじっくり見直そう。
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