長期滞在型の新しいスタイルのゲストハウス JAPANING HOTELに泊まってきた
京都に一泊することになり、大学時代の同級生が運営に関わるJAPANING HOTELを予約して貰った。インバウンドをターゲットにした、シティホテルとも民泊とも違う新しいスタイルのゲストハウス。オープンしたばかりの店舗なので、モニターとして、気がついた点をフィードバックして欲しいということだった。
予約してくれたのは、京都駅から歩いて5分ほどのJAPANING HOTEL京都八条口。
WEBサイトを見ると、JAPANING HOTELの予約受け付けはサイトからのみ。日本語、英語、中国語、韓国語に対応していて、インバウンドの長期滞在客をターゲットにしている。
予約を受け付けると(僕のメールアドレスで予約のみ取ってくれたので)メールでその後の手続きの指示が届いた。
このメールや手続き画面の日本語がちょっと変。インバウンドの外国人向けに先に作り、その後で日本語にしたのだろうか。もちろん、こういった改善すべき部分はすぐにフィードバックした。
メールに従いまず支払い、そしてチェックインを無人のチェックイン機でスムーズに済ませるために宿泊者の事前登録。事前登録を済ませるとマイページが設定され、チェックイン時に必要な情報を取得できる(右の写真)。
この番号を控えていないと、フロントは無人で入り口ドアにはダイヤルプッシュ式のロックがかかっていてホテルに入ることすらできない。
ホテルというよりも、オートロックのマンションに入るような感じだ。
チェックインは16時からだが、観光客が京都に着いてすぐに観光に出かけられるよう、ホテルとは別に駅前のオフィスでチェックインして荷物を預けることができる。観光から戻れば、荷物を受け取って、ホテルをまわるシャトルバスでホテルまで送り届けてももらえる。
無事に入り口ドアを開けると、無人のフロントでタブレットの画面でチェックイン。事前に送られてきた情報を入力すると部屋番号と、部屋のロックの解錠番号が表示される。この番号をきちんと控えていないとこれまた大変なことになる。事実、酔っ払ってチェックインしたので解錠番号を誤って記憶し、部屋のロックを解錠できずに再びフロントに戻って同じことを繰り返す羽目に陥った。
部屋のドアを開くとまず、マンションと同様に土足厳禁。ANAのプレミアムクラスに設置してあるスリッパそっくりの上履きが用意してある。上がってすぐの左はキッチン、正面がベッドルーム(リビング?)、右はバス・トイレ・洗面所・洗濯機がある部屋となっている。
部屋はまさに広めのワンルームマンションのようで、なかなかに快適。ただ、ベッドルームは2つのベッドで余裕がなくちょっと窮屈。
壁に液晶テレビと、無料で使えるスマホも設置してある。これは外国からの旅行者には嬉しい。ベッドメイクや部屋の掃除は3日間はしない。4泊以上だと3日目に初めて掃除をしてくれる。その前に部屋の掃除をして欲しい場合には有料(2000円)。合理的だ。
建物内に飲食施設は無い代わりに、キッチンには電子レンジ、湯沸かしポット、冷蔵庫があり、グラス・食器類は2セットずつ用意されている。近くのコンビニから飲み物や惣菜・冷凍食品等を購入して持ち込めば朝食程度なら困らない。
洗面台には歯ブラシや石鹸の他、ヘアドライヤーもあり、隣には洗濯機が有るので長期滞在には有り難い(その代わりクリーニングサービスはない)。洗剤まで用意してある。お風呂はちゃんと湯船もあり(ちょっと小さいけど)観光で1日中歩いて疲れた体を癒やせる。
チェックアウトはフロントのタブレット画面でも、横にある電話でも可能。
昨年のパリ取材の時には、1週間アパートを借りようと調べて検討した。しかし、鍵の受け渡しなどが面倒で結局普通のホテルに落ち着いた。こういうシステムだったら絶対に利用していたな。
京都で連泊するなら、妙な気を遣う必要が無く、オススメ。
京都旅行を計画されている方は、検討されてはいかがでしょうか?
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- RIMOWAのスーツケースが開かなくなり、修理に出した-コペンハーゲン旅行記(7)番外編2(2024.06.30)
- ブリュッセル航空機内食・ラウンジ&帰りのANA機内食-コペンハーゲン旅行記(番外編)(2024.05.26)
- 日本の2~3倍を覚悟。ホテルの朝食に救われた…コペンハーゲン旅行記 (5) 食事編(2024.05.25)
- 海を越えて国境を越える…コペンハーゲン旅行記 (4) 日帰りスウェーデン編(2024.05.25)
- レンタサイクルで風を切って颯爽と!とはいかず(T_T)…コペンハーゲン旅行記 (3)自転車編(2024.05.25)
コメント