百貨店の高齢者へのカード勧誘、これは問題では?
明細には、ご丁寧に現金で購入した支払い済みの明細が記され、その下にカード会費として2160円が追加されていた。最初、両親共に現金で支払ったのにどうして請求書が来たのかと困惑していた。明細を見ても支払い済みとなっているのに。ここで思考は停止。
支払い済みなのにどうして請求書が来るのかという1点で混乱し、一番下に記されたカード会費という文字には目が行かない。そもそも、会費がかかるカードとは思っていないので、はなから目に入らない。
ようやく申し込んだのが(会費が必要な)クレジットカードだとわかり、そんな話は聞いていないと言い出す。友の会にも入っていて、買い物の支払いをカードでするなんていうことは有り得ない。ポイントを貯めるために年会費2160円も払う様な無駄なことはしない。
という訳で、今日、代わりにカード会社に電話して取り消しの手続きをした。
本来は本人(父)が電話しなければならないが、耳は遠いし肺がんの手術時に声帯を傷つけているので話しても聞き取りづらいので、代わりに僕が。
だいたい、88歳と82歳の老人の買い物で、そんなカードの入会を勧めること自体どうなんだ?うちだと僕に相談して確認し、こうやって退会手続きもできたけれど、一人暮らしや近くに身内が住んでいない老人だとそのまま年会費を払ったり、自動引き落としの手続きをしたりしそうだ。
現実に、百貨店の顧客はインバウンドを取り込めないと、高齢化が進むばかり。百貨店に限らず、リアルな店舗だけでなくネットでも、詐欺とはいわないが、これから増え続ける老人(僕ももう片足突っ込んでるか)が食い物にされる社会になっていきそうで怖い。明日は我が身だ。
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