7寸超え3尾とヘビまで釣った上に、コノハガ
すっかり日の出の時刻も遅くなり、原鶴温に近づくころにやっと空が明るくなってきた。
いつもの場所に流星号を停め、7時少し前に鯛生川との合流点から入渓。合流点からすぐ、国道422号線の橋のすぐ下の広いプールには型の良いヤマメの魚影も見えている。がフライに反応無し。
その後も、絶対にいるはずの深みやプールでは反応無し。しかし、瀬の岩陰や深みからは時折小さなヤマメが飛び出す。そして、小さな岩と岩の間の流れにフライを通すと、その流れに似つかわしくないサイズのヤマメが飛び出してきた。23cmのヒレピン。
その後、前回バラした場所にしつこくフライを流すと、やはり出た!今度はバラスことなく無事ネットに。前回バラしたときには8寸を超えていると思ったが、まるまると肥って体高はあるものの、22cmと8寸超えとはならず。
昼食のために一度流星号に戻ると、ドアに不思議な物が。一見枯れ葉の様に見えるけれど、近づいてよく見ると虫。そのうちに、コロンと下に落ちたが全く動く気配無し。枯れ葉に擬態しているのだろう。Facebookで写真をアップし、「これ何だろう?」と問いかけたらすぐに回答があり、「コノハガ」ということが判明。ネットの力恐るべし。
またヘビを掛けてしまった(T_T)
午後は中間育成施設からその上の橋までの、200mもない短い区間を釣り上がって帰る予定だった。というのも、夜は父の米寿のお祝いで、14時には納竿して帰路に着かなければならなかったから。
育成施設前のプールは、一応何回かはフライを投げてみるも反応があるはずもなく釣り上がる。事件はその直後に起こった。プールのすぐ上の木が被ったポイントにフライをキャストし、ピックアップしたラインに突然テンションが。なんと、ラインの先には1mほどのヘビがうねうねと。ヘビを掛けたのは今年2回目。今回はマムシでもないし、それほど焦ることなくラインを数度ムチのようにフォルスキャストをしたら無事にフライは外れた。
そこから良い型のヤマメが2回ほど姿を現すもフッキングせず、橋の下に来たところで、上から覗き込むflyfisherが。橋の上と下で言葉を交わすも水の音で声は届かず身振り手振り。彼も午前中2尾を上げたとのようだった。
最後のキャストで25.3cmの幅広アマゴ!
橋の上から脱渓する予定だったので、残り30mほど。ただ、この30mほどの間は高低差があり、ヤマメの着くポイントもある。そこにフライを落としながら、今日最後のポイントとなる大きなプールに。時間的にもここでキャストをして最後にしようと決めていた。梅野川では珍しく周りの障害物を気にすることなくストレートにロッドを振れる場所でもある。
倒れた木の枝に掛からないよう、注意しながらキャストすること4回目。水しぶきと共にフライが水面から消えた。そのテンションの先には大きな魚体が下に向かって懸命に泳ぐ姿が見える。枝の方へ走られるとやっかいなことになるので、とにかくそちらにだけは走らせないようにコントロールしながら寄せてきて、ネットに納まったのは25.3cmの今年2番目、しかも幅広で見事なアマゴだった。
ヘビを掛けたり、3度転んで右足を捻ったり、左手から出血したりと散々な一日でもあったけれど、釣りの神様がご褒美をくれたのだろうか。
この1尾を最後に川を上がり流星号に戻ると、先ほどのflyfisherが。そこで暫く情報交換。
聞くと、梅野川の常連さんで朝倉市杷木在住。しかも7月の豪雨で被災したという。やはり被災した従兄弟の家のすぐそばの酒屋さんだった。釣りで気分転換ができれば元気も出るというものだろう。
週末しか来られない上にイブニングもできない僕とは違い、近いから午後から出かけてイブニングだけでも釣りに来ていたのか、これまで遭遇することはなかった。帰り際に、近くに来たら寄ってくださいと名刺を渡された。来シーズン、またお目にかかれるといいな。
夜は父親に波瀾の一日を話ながら、米寿の祝いの時間を過ごした。
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