ついにゲット!2015年以来の尺ヤマメ
昨シーズンは尺上を1尾も釣り上げることができなかっただけに、尺ヤマメのバラシはさすがに引きずっていた。そのためか、今朝は目覚ましが鳴る1時間も前に目が覚め、いつもよりも早く流星号を出発させた。
金曜深夜から土曜日朝にかけての雷雨は局地的に警報が出るほどのものだったので、ひょっとしたら梅野川でも大雨だったのかもしれない。大幅な増水が無ければいいけれどと、少しドキドキしながら梅野川を目指す。復活した朝倉の三連水車の横を通ったときにはまだ朝日は山の向こう。
途中の松原ダム、蜂の巣湖も夏にしては水が多い。この2つのダムは防災ダムなので、夏場は基本的には水を抜いて水面は下げている。7月の水害以来、多分放水を控えているのだろう。それにしても水位が高いので、少し心配しながら鯛生川沿いの道を急いだ。
6時半に到着すると、さすがに一番乗り。川を覗き込むと、増水気味ではあるが心配した程でもない。ただ、岩に残った黒い水のラインを見ると10cmほどもある。やはりかなり増水していたのは間違いなさそうだ。8月も下旬になると、増水後は産卵のためにヤマメが上流に昇ってくるので、ヒレピンの大ヤマメに出会える可能性も高くなる。今回は、その昇りヤマメにも期待しての釣行だ。
川に降りて間もなく、そこそこのヤマメがすぐにフライをくわえたが、いきなりのバラシ。また嫌な流れか?気を取り直し、釣り上がる。少し流れが緩い小さなポイントにフライを流すと、ゆっくりと浮いてきた魚体がフライを吸い込んだ。慌てずゆっくりめに合わせると、急に強い引き。思ったよりも大きい。なかなか寄ってこない。これでまた下に下られると、前回の二の舞いになりかねない。下ろうとするヤマメを慎重に横に引いて向きを変え、何とか顔を水面に上げて勝負あり。2シーズンぶりの尺ヤマメをネットに納めることができた。
尾びれの先まで尖った、美しいオス。もう、これだけで今日は満足。
その後もヤマメの反応は良く、20cm前後のヤマメが次々と顔を出す。8寸ほどのヤマメをバラしたのは残念だったが、今シーズンでは一番反応が良い。昨日の雨が良かったのか。
ところが、途中から突然反応がパッタリと無くなってしまった。その理由は先の岩場でわかった。まだ新しい濡れた足跡が岩の上にくっきり。これでは先に進んでも仕方ない。
ここで一旦川を上がることにした。
早い昼食を済ませ、上流部に移動しようと流星号を走らせると、堰堤上の入渓ポイントのスロープ前に車が一台。更に進むと、ルアーマンが歩いて上から下ってきた。車を止めて話しを聞くとさっきの車の主で、午前中上流部を釣り上がって今上がってきたところだった。
堰堤上から入渓すれば、多分ルアーマンとは3時間ほど時間を置いて釣り上がる感じだろうから、それも良いかもしれないが気分が乗らなかった。
結局、中間育成施設横からすぐ上の橋までを釣り上がり、6寸ほどのアマゴを1尾釣り上げたところで納竿。後半はしりすぼみだったものの、今年一番の釣果に十分満足できる1日だった。
14時には梅野川を後にし、ハトマメヤでシュークリームを買って家路についた。
| 固定リンク
「flyfishing・釣り」カテゴリの記事
- 桜が満開の那珂川、しかし初めての北関東遠征は空振り(2021.04.15)
- 雨上がりの古湯は遅咲きの桜とシビアなライズが待っていた(2021.04.04)
- ピカピカのアマゴは釣れたけど、今年の梅野川は……(2021.04.03)
- 久しぶりに竹竿(Yokota Rod)を持って古湯へ(2021.03.27)
- 前回のボウズリベンジ!今日の古湯は良い一日でした。(2021.03.21)
「梅野川」カテゴリの記事
- ピカピカのアマゴは釣れたけど、今年の梅野川は……(2021.04.03)
- 流木留めはスッキリしたものの、梅野川の2021年シーズンは厳しいぞ!(2021.03.18)
- 解禁前に放流情報を検索していたら…ポイント地図が流用されてるのを発見(2021.02.18)
- 今シーズンの梅野川はこれで釣り納め。ところでELUANSHIのウェーダーが!(2020.09.22)
- 令和2年豪雨で被害を受けた梅野川はどんな状況か、確認してきた(2020.08.23)
コメント