見えてる魚は釣れない(T_T)
午前7時に到着した中津江の駐在所前にある電光掲示板の気温表示は3℃!前日は汗をかくほどの陽気だったので、下着の上に長袖のシャツ1枚でやってきていた。
間地橋前の駐車スペースには、車が2台停まりタックルの準備をしている釣り人が2名。下流部は午後にして午前中は上流部にしようと流星号を走らせると、他に車は見当たらず。中間育成施設前の橋から見下ろす梅野川は増水して、流れが川幅いっぱいに広がっている。先週月曜日に降った雨の影響がまだ残っていた。もう1週間が経とうとしているのにだ。しかし、水色はクリア。雲一つ無い青空がまぶしい。
先週の大雨で渓相がどのようになっているかわからない。増水はまだ治まっていないので、堰堤上から入渓して途中で遡上できなくなると、再び入渓ポイントまで戻らなければならない。しかも、入渓ポイントは降りるのは何とかなるけれど、昇るのは非常に困難な場所。ここのところ膝の調子も良くないし、そのようなリスクは避けるべき。
ということで、午前中は中間育成施設を起点に、上下安全な範囲での釣行。
その中間育成施設前のプールには、昨年の大雨で流れてきた杉の大木に加えてもう一本、同じように杉の木が重なり、とうとう2本の杉の木が重なるようにプールの上に、まるで動物の為の橋のごとく横たわっていた。当然釣りをするには極めて邪魔。しかし、その下には大ヤマメの姿が見えている。
見えているからには何とか釣り上げたい。そーっと近づき様子を伺う。時間はタップリ有る。試しに小さめのドライフライを流してみるも全く反応無し。それではと、マーカーを付けずにニンフを流して送り込んでみるも、これも反応無し。フライをとっかえひっかえ、マーカーを付けて重めのショットを付けて流したりもしたがやはりだめ。一度だけ反応があったもののフライをくわえる事はなかった。
あとは、ライズを待ってそれに合わせるしか方法は見当たらない。
暫く他を釣って場を休めようにも、増水しているから動ける範囲は限られている。結局、2時間ほどじっとライズ待ちをするも何も無し。しかたなく、200mほどだろうか、橋の上まで釣り上がって数尾のヒレピンのおちびチャンと遊んで午前中の釣りを終了。
午後は下流部へ。朝いた車は居なくなり、代わりにプリウスが1台。しかし見える範囲で釣り人の姿は見当たらない。山本2号橋下のスロープから川に降り、目指すは流木留め下のプールと流れ。しかし、そこではヤマメの反応は無し。流木留めのすぐ上では石も動いて渓相は大分変わっていた。
門限に間に合うために4時には納竿しなければならないのでイブニングには程遠いが、最後の望みに早めのライズを期待して再びプールへ戻った。しかし、じっと変化を待つがやはりナニも起きず、そのまま納竿。
さて、GW前には追加の放流を予定していると言うことだったが、大きなサイズの放流はあるのだろうか?
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コメント
ご無沙汰しております。しばらく仕事が忙しく釣りから離れていました。
狙ったヤマメを釣るために時間をずらして攻めるという様は大変勉強になります。小生は諦めてすぐに釣り上がりがちです。
インスタグラムの件はありがとうございます。フォローさせて頂きます。
もっとも私もさほど更新しておりませんが、渓流釣りの楽しさを動画で伝えるといったコンセプトでちまちまやっています。
渓流釣り人口が増えて漁協も潤い更に渓流マーケットが拡大する、そんな好循環の一助になればとの思いです。高齢化進む漁協にとってマーケット拡大は不可欠であろうとも。
私は
lehman.angler.tk
のIDです、引き続き宜しくお願いします!
投稿: 迷彩色の男 | 2017.05.07 22:05
迷彩色の男さん
さっそくinstaフォローさせていただきました。
本格的な迷彩服なんでびっくりしました!動画も拝見しました。水中まで撮影して凄いですね。
嘉瀬川ダムの流れ出しあたりは、私も一度様子を見に行きましたが、あそこはfly向きではないので竿を出さずじまいです。
次の動画のアップ楽しみにしています。
投稿: flyday | 2017.05.08 10:42