今年最後の渓流での釣り、4年ぶりの養沢
4年前に養沢に出かけたときは、管理事務所が火災で焼け落ちて仮事務所で営業していた。流石に事務所は新しいログハウスに建て替えられていたが、昔の事務所と趣は変わっていなかった。ただ、こうやって写真で比較すると、屋根の形は大きく変わっている。ストーブの煙突の位置が変わっていたり、左のデッキの上の屋根は無くなっていたりと、これまで左右対称のシルエットだった事務所の左1/4ほどをすっぱりと切り落とされたようにも見える。
中はトイレが男女別々になっていることが大きな変更点だろうか。珈琲のサービスも、地元の農家さんの野菜販売も健在だった。
さて、午後からのスタートで25番。いつもより釣り人は少なめ。期待通りに魚影は濃い。それでも、さんざんシーズン中にいじめられてすれまくっている魚たち。水棲昆虫のハッチが盛んに見られるがライズはほとんど無い。#14くらいのメイフライの姿もあるが、たまのライズは極小のユスリカに対するもののようだ。
多くの魚影が見えているので、どうしてもドライで釣りあげたい。しかし、朝から釣り人にさんざん攻められているので、上を見ている魚はほとんどいない。そのうえ東京には福岡ほどフライのバリエーションもティペットのサイズも揃っていない。8xのティペットに#24のフライが数種類のみ。とにかくこれで攻めるしかないが、反応はほとんどない。
本来は10月以降は対象魚から外れているのだが、最初にドライフライに反応したのはヤマメ。8寸を超える尾びれの大きな良型。しかし、魚体は傷つき、どうやら産卵を終えた後の個体のようだ。その後もドライに反応が良いのはヤマメのようだったので、後半はフライを沈めての釣りに転向。
フライを沈めると、今度はニジマスが次々と喰ってくる。今までのドライへの無反応は何だったのかというくらい。日が傾き4時近くになると、ライズも見える様になって来た。イブニングにはそれなりにドライにも反応するんだろうか?しかし、帰りの時間を考えるとそろそろ納竿の時刻。名残惜しいが今シーズンの川での釣りはこれで終了。
今シーズンも事故も怪我も無く終えることができた。川の神様・釣りの神様、有り難うございました。
あと4か月は川での釣りはお預け。
もう、来シーズンが待ち遠しい。
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コメント
はじめまして。
数ヶ月前に、東京から単身赴任で転勤してきた渓流フライマンです。
こんなところで、養沢の記事!なんとなく、うれしくなり投稿してしまいました。現在、九州のフライ事情を収集中です。笑
投稿: こいさん | 2016.11.13 11:28
こいさん
コメント有り難うございます。関東は渓流までが遠い(距離よりも渋滞などで時間的に)ですから、九州の釣り場は近くて良いですよ。
その代わり、管理釣り場がほとんど無いので、シーズンオフは退屈ですね。
昨日はしらこばとに行ってきました。
来シーズンの解禁が楽しみですね。
投稿: flyday | 2016.11.13 14:16
さらに、びっくり。朝霞は、家から、近いのでオフシーズンは、3時間コースで、良く出かけていました。笑 昨日は、帰省していたので、出掛けようとしていたくらいです。また、しらこばとは、夏に出掛けていました。私の場合、冬季は、さいたま水上公園に、出掛けていました。おっしゃる通り、朝霞の方がコンデションは、よいですよね。この時期だと、豊島園の管理釣り場にも出掛けていました。笑
投稿: こいさん | 2016.11.14 00:44